「電車で泣きだす息子をじっと直視する目線…怒られるのかと思ったら」「1歳、初飛行機でギャン泣きに…」胸がジーンとなる感動エピソード
「たまひよ」アプリユーザーに「公共交通機関を妊娠中や子連れで利用したときに、周囲の人に助けてもらったり声をかけてもらったことがありますか?」と、エピソードを大募集。心が癒やされるほっこりエピソードが届きました。
おばさま、おじさま、素敵すぎます!女神&神降臨エピソード
「バスで降車時に抱っこ紐が引っかかってモタモタしていたら、隣のおばさまが『運転手さん、ちょっと待ってくださいね』と、かわりに声掛けをしてくれて、荷物まで持っていただきました。女神様や…」(ぱん)
「電車で帰宅する際、1歳になりたての我が子は疲れと眠気でギャン泣きでした。抱っこしてあやしてもおさまることなく、満員ではなかったものの周りの目も気になり困り果てていると、40代くらいの女性がスマホで犬やディズニーの動画を見せてあやしてくれました。子どもは動画に興味津々で無事に泣き止みました!しかも下車時にはベビーカーを降ろしてくださり、女神に見えました」(pig)
「生後3カ月でバスに乗りました。優しく見守ってくれるおじさまもいて、たくさんの人に声をかけてもらって、狭いバスの中でも泣かずに過ごすことができました」(ゆう)
「電車で抱っこしていたら息子がぐずりだしました。近くにいたおじいさんがじっーーーっと、こっちを見るので『うるさいかな?怒られる?』と思っていたら、あやしてくれました(笑)」(こーあ)
「電車で子どもが泣いてしまい、隣のおじさまがあやしてくれて、仲良くなっちゃって、おじさまが電車を降りる時に泣いてしまって、負のループ(笑)」(ぽんし)
「妊婦の時にバスに乗ったら、おじさまが『座り~』と、声をかけてくれました。『次なので!すぐ降りるので大丈夫です。座っててください』と、言うと『かまへん。かまへん。遠慮せんと座ったらいいねん』と、席を立ってくださったおじさまがカッコ良すぎて、1年経った今でも忘れられない」(ひろやんママ)
「新幹線で移動中、1歳になったばかりの子どもがつまらないと泣きだしたので、デッキに行ったり、少し車内を歩いてみたりしていたら、乗客の方が『1歳くらい?うちの子も同じくらいなんです』と、温かく声をかけてくださいました。それだけなんですが、すごく励まされました」(ねるねりママ)
「お出かけの帰り、電車でぐずりだし焦り始めた時に、隣の席の外国の方がカバンのキーホルダーであやしてくれて無事到着しました。優しさって、国境は関係ないんだなと思いました!」(ぺんぎん!)
日本の未来は明るい!若人たちに助けられたエピソード
「妊娠中、バスで体調不良になったら小学生の女の子から声をかけられました。マタニティマークに気がついたようです。小学生で妊婦さんに気遣いができるなんて、とても温かい気持ちになりました。あの時は本当にありがとうございました」(ぽんさき)
「そこそこ混んでいる電車で座っていたら、娘がちょっと不安そうな声をあげました。すると前に立っていた高校生のお兄さんが、娘と目を合わせて、笑ったり、顔を動かしたり、あやしてくれたのです。おかげで娘はぐずらず電車を降りることができました」(つるこ)
「妊娠初期で電車通勤が不安だった頃、駅で電車を待っていたら後ろに女子高生が並んでいました。電車に乗ったら空席があったのですが、その隣に座っていた女子高生が、私の後ろに並んでいた女子高生の友だちだったようで『こっちこっち』と、呼び寄せました。私は『仕方ない』と、あきらめたのですが、マタニティマークに気づいたようで席を譲ってくれたのです。本当にありがたくて、降車の際にお礼を伝えました。また妊娠後期でも女子高生が私のおなかが大きいのに気づいて、笑顔で席を譲ってくださり心が温まりました。どちらも本当にありがたかったです」(ぺん)
「法事での出来事です。顔見知りもいれば、数回しか会ったことのない親戚、数十人が集まりました。墓前で読経していたらポツポツと雨が降り出し、私は傘を持っていなかったので抱っこしていた子どもが濡れないよう手で頭をガードしていると、横からすっと傘が…。この日会うのは2回目の小学校中学年の親戚の子でした。どうしたらあんな心の優しい子に育つのだろうと、とにかく感動。今も胸に残っています。娘にもそんな思いやりを持った子に育ってほしいと思った1日でした」(みくママ)
困っている親子のための神々の装備品⁉シールエピソード
「電車でぐずってどうしようもなくなった時、女性が『シール持っているよ!』と、1シートいただきました。それをベビーカーにはるとご機嫌になり、無事に目的地にたどりつけました」(あい)
「子どもが1歳半の時に初めて飛行機に搭乗。着陸直前に寝てしまい、降りる時には起こされて不機嫌で大号泣。あたふたしていたら、大学生くらいのお姉さんが『大丈夫ですか?よければお子さんにシール渡してもいいですか?』と声をかけてくれ、子どもに『どのシールがすきかな?』と、聞きながらシールを1枚くれました。声をかけてもらったことで泣き止み、シールをもらって笑顔になった子どもを見て本当に助かったなあと思い、何度もお礼を伝えました。子育てしている自分も、困っている親御さんがいたらこのような形で声をかけたいなあと思いました」(きなこんぐ)
「少し混んでいた電車での出来事です。突然、近くにいたおじさまがお財布を取り出したと思ったら、中からキラキラの電車シールを出して息子にくれました。『キラキラするから、遊んでもらえるかもと思って』と。とてもありがたく、心が温まりました」(なちゅ)
子育てアドバイザーであり先輩ママである長島ともこさんに聞きました。
「“助けて”と言える力や周囲を頼る力——“受援力”も、子育てにおいてとても大切なのです」と、長島さん
子育ての毎日は、うれしいことが多い反面、大変なこともいっぱいです。泣き止まない子どもを汗だくで抱っこしたり、突然の発熱でオロオロしたり。中でも関門なのが、公共交通機関による子連れの移動なのではないでしょうか。
「たまひよ」アプリユーザーから寄せられたほっこりエピソードの数々を拝見し、あらためて、周りの人の優しさや温かさがどれだけママ・パパを勇気づけているのかを感じました。中でも、「シールエピソード」にはじんわり。単なる小さなシールではなく、差し伸べられた優しさの証であり、パニックになりかけていたママ・パパの心に静かな安堵をもたらしたことでしょう。
子どもは本来、社会の宝であり、社会全体で見守り支えていくべきものです。でも、多くのママ・パパは、小さい頃から「人に迷惑をかけてはいけない」と教えられ、がんばり屋のママ・パパほど「自分で何とかしなきゃ」と思い込み、助けを求めることに遠慮してしまうことがあるでしょう。
でも実は、「助けて」と言える力や周囲を頼る力——“受援力”も、子育てにおいて、とても大切な力だと思います。誰かに頼ったり、助けてもらったりすることは、決して「弱さ」ではありません。むしろそれが、周りとのつながりを育む第一歩であり、人と人とが支え合って生きる原動力なのだと思います。実は私自身、このことに気づいたのが、子育てがほぼ終わろうとしている頃。「子どもたちが小さかったあの頃、もう少し周りを頼れたら、もっとラクな気持ちで子育てと向き合えたのではないか」と、思うことがあります。
ママ・パパは、助けてもらったら、「ありがとうございます」プラス「ホッしました」「励まされました」など、ひと言でも気持ちを添えて伝えることができたら、なお素敵ですね。
また、困っているママ・パパの姿を目にして、「声をかけたらかえって迷惑かな?」と迷う人も多いですが、実際は「大丈夫ですか?」のひとことだけで、どれほど心が軽くなるか。言葉はなくても、優しいまなざしや笑顔、小さな気遣いが、ママパパにとっては大きな励ましになります。
こうした支え合いの光景を、子どもたちはちゃんと見ています。「人に優しくしたり、優しくされたりするって、いいな」と感じながら育っていく。子育ても、社会も「ひとりじゃない」と思える瞬間を、もっと増やしていきたいですね。
長島ともこ
PROFILE)
フリーライター、エディター、認定子育てアドバイザー。教育、育児、妊娠&出産を中心に幅広い分野で取材、執筆、企画ディレクション等を行う。PTA活動にも数多く携わり、その経験をもとに、書籍『PTA広報誌づくりがウソのように楽しくラクになる本』『卒対を楽しくラクに乗り切る本』(厚有出版)を出版。All About子育て・PTA情報ガイド。子どもアドボカシー基礎講座修了。プライベートでは2人の子どもの母親。
(取材・文/和兎 尊美、たまひよONLINE編集部)
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2025年10月の情報で、現在と異なる場合があります。


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