子どもが生まれてから掃除の仕方は変わった?今までの掃除じゃダメ?子育て家庭が知っておきたい掃除法
今回のテーマは「子育て家庭の掃除」についてです。赤ちゃんが生まれて動くようになると、あちこちハイハイしたり、なめたりと家の中の衛生面が気になりだします。そこで今回は、子育て家庭におすすめの掃除法をそうじ研究家の本橋ひろえさんに聞くとともに、「たまひよ」アプリユーザーのリアルな声をお届けします。
子どもが生まれてから掃除方法に変化はあった?
最初にみんなの声から紹介します。
出産後は赤ちゃんを意識して、掃除方法が変わりましたか?
「育児重視で日々の掃除はあきらめている」(ぽんし)
「前まで、掃除機は週末にするだけだったが、子どもは床との位置が近いので、ほこりやゴミに触れる機会が多いと思い、毎日掃除機をかけるようになった」(いま)
「毎日、床掃除しています。ハイハイ期なので、落ちているものを口に入れたりしないかヒヤヒヤして目が離せないです」(しろくま)
「フローリングワイパーとカーペットのコロコロはこまめにするようになりました」(むぎ)
「赤ちゃんが触ったりなめるところは綺麗にしていました。その他は多少汚くてもなんとかなるため、必要最低限になりました」(まあちゃん)
「綺麗にしても次から次へと子どもが散らかしてしまうので、掃除は必要最低限になりました」(ちゃぴこ)
「掃除をしている余裕がなくなった」(高齢ママ)
「子どもの手が届くところに物を置かないようにしたことで掃除がしやすくなり、基本的には綺麗を保てるようになった」(kay)
「ロボット掃除機を毎日稼働させていたが、子どもがいると追いかけまわしてひっくり返すし、寝てる時は起こしてしまいそうで使えない。お出かけの時だけしか使わなくたった。今は、ハンディ掃除機とフローリングワイパー、コロコロが主力メンバーです」(てーや)
子育てをするようになってから重宝している掃除アイテムはありますか?
「クイックルワイパーをよく使います。子どもがよくご飯や飲み物をこぼして床がベトベトになりますが、拭くとサラサラになって気持ちいいです」(いま)
「クイックルワイパーは子どもも真似してやりたがるので任せています!」(ちゃぴこ)
「お掃除ロボットとスティッククリーナー、クイックルワイパー。大きい掃除機は出番がなくなった」(さとう)
「お掃除ロボットを導入しました。子どもが好き嫌いをするようになり、食べたくないものを床にポイポイ捨てるので、お掃除ロボットによく掃除をお願いしています」(あんず)
「水拭きまでできるロボット掃除機!知らず知らずのうちに落ちて乾いたミルクの汚れも取れます。育休中、長く家で生活をしているとフローリングが本当にすぐ汚れる!そういうときに助かりました」(みみ)
「シャークの掃除機。溜まったゴミを勝手に吸い上げてくれる。いちいち捨てなくていいのがラク!」(みぃみ)
「ダイソーのクエン酸や重曹です。かけて洗う掃除法が気に入っています」(まーま)
「ウェットティッシュ。気になるところをサッと拭いて、ゴミ箱に捨てるだけなのでラク。箱買いして、家中に常備しています」(あおい)
「ぞうきんより、使い捨てのシート!あと掃除アイテムじゃないけど、おしりふきが手元にあることが多いので、それでなんでも拭いてしまいます。厚みも水分量もちょうどいい!」(原)
安全で手間要らずなものを使って掃除するのがベスト
「たまひよ」アプリユーザーの体験談を見てみると、「よく掃除をするようになった」人も「掃除をする余裕がない」人もいるようです。
そもそも乳幼児のいる家庭では、掃除方法を変えたほうがいいのでしょうか。そうじ研究家の本橋ひろえさんにアドバイスいただきました。
「みんなの声を見ると、忙しくて掃除に時間がかけられないという方がすごく多いですね。
子育て家庭がどんな点に気をつければいいかというと、汚れがよく落ちる強力な洗剤を使って衛生的にするということではなくて、万が一、子どもの口に入っても心配がないものでお掃除することだと思います。
ママ・パパたちの手間を考えれば、素手で扱えて、すすぎや拭き取りがいらないというのも、大事なポイントです。
そこで今回は、主に乳幼児がいる時間が長いリビングの掃除方法についてお伝えします。ご紹介するのは重曹とアルコールを使った掃除方法です」
重曹を使った掃除方法
◆特長
油汚れに効果的。拭き取りいらず。赤ちゃんがなめても大丈夫。
◆おすすめの掃除箇所
子どもの食べこぼしが多いテーブルや床、子どもがよく触る家具など。
◆用意するもの
重曹、雑巾(またはボロ布)、水、ボウルかバケツ、軽量カップかペットボトル
<1>お湯200ccに重曹小さじ1/2(水1Lなら重曹は小さじ2.5、水2Lなら重曹は小さじ5)をボウルかバケツでよく混ぜる。水だと溶けにくいので40℃くらいのお湯を使いましょう。
<2>雑巾を重曹水に浸して絞り、掃除したい箇所を拭く。重曹水のついた布をフロアワイパーなどに取り付けて掃除するのもラクチン。
アルコールを使った掃除方法
◆特長
除菌ができる。スポレーボトルなどに作り置きができる。
◆おすすめの掃除箇所
より除菌をしたいと思う箇所。おもちゃ、リモコン、ドアノブ、スイッチなど。(油を溶かす力があるので、家具の艶出し塗料や床のワックスが落ちる可能性があります。革製品やゴム製品のほか、一部のプラスティック製品も変質させる性質があるので注意)
◆用意するもの
消毒用エタノール(約80%)、水、雑巾(またはボロ布)、スプレーボトル(アルコールで変質しないもの)
<1>スプレーボトルに消毒用エタノール(約80%)と水を1:1の割合で混ぜ、アルコール水を作る。
<2>アルコール水をスプレーした雑巾で除菌したい箇所を拭く。アルコール水を直接スプレーして布で拭いてもOK。雑巾を固く絞れば畳や絨毯にも使える。
「アルコール水は3カ月ほど持つので、作っておいてテーブルの近くに置いておくと、何かをちょっとこぼしたときの拭き取りにも使えて便利。市販のアルコール除菌スプレーには添加物や香料など余分なものが入っている場合があるので、私は消毒用のアルコールを水で割って使っています」
子どもがいるからと神経質になりすぎなくてもOK
「重曹とアルコールを使った掃除方法をお伝えしましたが、人が触ったり、食べこぼしがあったりする場所や油汚れがない場所は、掃除機をかけるか、フロアワイパーやハンディワイパーなどの乾拭きで十分汚れが落とせます。
汚れたら、その場でパパッと拭いてしまう。それが一番ラクなので、『みんなの声』にあるように、おしり拭きで拭いちゃうとか、すぐに拭けるものを身近に置いておくのもおすすめです。
私はペーパーホルダーと言って、トイレットペーパーが入るケースをキッチンに置いて、汚れたらそのトイレットペーパーを必要なだけ引き出して拭いています。ティッシュペーパーよりも経済的ですよね。
子育て家庭の掃除で気をつけることは、子どものデリケートな肌に触れるかもしれないということと、なんでも口に入れがちなので、もし口に入れてしまっても心配がないもので掃除をすることだと思います。
お子さんが生まれたことで、安全なお掃除方法について考えるきっかけになるかもしれませんね」(本橋ひろえさん)
赤ちゃんが生まれたからと、やっきになって隅々まで掃除をする必要はないのですね。少し気がラクになりました。ぜひ参考にしてください。
(取材・文/橋本真理子、たまひよONLINE編集部)
本橋ひろえさん
PROFILE)
そうじ研究家。北里大学衛生学部化学科(現・理学部化学科)卒業後、化学薬品企業に就職。自身と子どものアトピー体質をきっかけに、掃除や洗濯、洗剤を科学的に解説する「ナチュラルクリーニング講座」をスタート。著書に「ナチュラルおそうじ大全」「ナチュラルおせんたく大全」(ともに主婦の友社)など。天然生活本誌にて「季節のナチュラル掃除と洗濯」を連載中。
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2026年1月の情報であり、現在と異なる場合があります。


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