「さとゆみ」の運命が変わる女のヘアコラム~【ボリュームで5歳若く!】
こんにちは。ヘアライターのさとゆみこと、佐藤友美です。拙著『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)から、特に知っておいて欲しい髪にまつわるコラムをお届けします。
女性の年齢は髪で決まります。なかでもボリューム感は最大の要。髪にボリュームがあるとそれだけで若々しく見えます。しかも、このボリュームは、「髪の触り方ひとつ」で簡単にコントロールできるので、やらない手はありません。
分け目のとり方で若く見せる
産後脱毛したり、髪にコシがなくなったりして、分け目部分の地肌が目立ってきたとお感じじゃないでしょうか? その場合、できるだけ分け目をきっちりつけないほうが若々しく見えます。
人は、分け目部分の地肌が気になると、「髪が薄い」と感じます。ですから、地肌が見えなくなるように分け目をとってみましょう。
具体的には、顔に対してまっすぐではなく、頭の中央に向かって斜めに分け目をとってみてください。髪を分けたときに、前髪に隠れて分け目部分の地肌が見えないので、いきなり髪がふっくら見えてきます。
ドライヤーは生えグセに逆らって
ドライヤーのあてかた次第でふわっとボリュームが出ます。ポイントは生えグセに逆らって乾かすこと。とくに後頭部は、髪が生えている方向に髪を乾かすと髪の毛が寝てしまいぺたんとなってしまいます。
根元を起こして、毛が向かっている方向と逆に引っ張り根元にドライヤーの風をあてましょう。こうすることで、根元に立ち上がりができ、ふわっとボリュームがでます。
前髪も一度、流したい方向と逆に髪を乾かしてみてください。その上で本来、流したい方向に髪を流すと、簡単にふわっとボリュームが作れますよ。
ショートヘアは「くびれ」が大事
トップや後頭部、前髪のふんわり感を強調するためには、逆にきゅっとくびれている部分があることが重要です。ショートヘアのえり足は、首に沿うようにしっかり根元をおさえて乾かしましょう。
後頭部とえり足の関係は、おっぱいとウエストのようなもの。出すところを出し、引っ込めるところを引っ込めるのが、グラマラスです。
ボリュームをあやつることができた人から、髪は「若見え」していきます。35歳を超えたら、髪との付き合い方で年齢の印象が変わります。
「見た目年齢は髪が決める」と思って、今まで以上に髪を触る時間に投資してみてくださいね。
ヘアライター 佐藤友美(さとゆみ)
日本初、かつ唯一のヘアライター & エディター。 日本最大のヘアスタイルフォトコンテストの審査員をはじめ、40代からの情報サイト「ユニークピース」の編集長、ヘア製品の商品 開発アドバイザーなど、美容業界での活動は多岐にわたる。ヘアスタイル選びのアドバイザーとしても高い満足度を得ている。「ほんの少し髪を変えるだけで劇的に印象が変わる」ルールを法則化した最新著書『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)が、発売たちまち6刷となり大好評!を得ている。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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