1才以降のぐずぐずからのおっぱい、実は「ヒマぱい」が原因かも!
ひよこクラブの特集から巷で話題になっている「ヒマぱい」という言葉を知ってますか? 1才を過ぎているのに、おっぱいの回数が減らずに困っているママたちが多いようです。実はそれ、赤ちゃんがヒマを持て余しているのかもしれません。
こんな場合のおっぱいも「ヒマぱい」かも!
暑い季節は、日中の外出をさけて家の中でついつい長時間テレビを見て過ごす…なんてことも多いですよね。
赤ちゃんは毎日の生活の中に「いい刺激」がないと退屈してしまい、「ヒマだなー、おっぱいでも飲むか!」となってしまうことがあるのです。ヒマでおっぱいを欲しがるなんてちょっぴり不思議。
でも、私たち大人にあてはめるとすごーくわかるような気がしません? 家でゴロゴロしているとつい冷蔵庫をあけておなかがすいてもないのに何かつまんじゃう…なんて思いあたりませんか?
そのほかこんな場合も「ヒマぱい」かもしれません。
①夜なかなか寝つけない、からのヒマぱい。
②後追いがひどい、からのヒマぱい。
③離乳食を食べる量が増えない、ヒマぱいとのループ。
④日中グズグズすることが多い、ヒマぱいとのループ。
⑤自己主張が激しい、ヒマぱいとのループ。
などがあげられます。ヒマ生活=日常にメリハリがないので体力も使わないので寝られない、おなかがすかない、だからママ(のおっぱい)に執着してしまい「ヒマぱい」に、というわけです。
「脱!赤ちゃんのヒマ生活」をめざすには?
ヒマ生活にならないためには赤ちゃんに適度な刺激を与えることが大切です。
①ママは朝カーテンを開けて日の光を取り入れる
②いつも同じ部屋で過ごすのではなく、変化をつける
③遊びは、静かな遊びと体を動かす遊びを区別する
この3つのことを実行するだけでも赤ちゃんの生活にメリハリが出てきます。また、何をして遊んだらいいかわからないときは外に出るのがおすすめ!
日の光や風を感じるだけで十分いい刺激に。炎天下がつらい場合は児童館などへ行けば、同じ年ごろのお友だちとも触れあえいい刺激に。スーパーへの買い物も赤ちゃんにはもちろんママにもいい気分転換になります。
ただし、いくらヒマを解消するためとはいえ、ママがつきっきりで赤ちゃんの相手をする必要はありません。ママが家事などで忙しくて赤ちゃんと向き合えない時間ができてしまうのはしかたないこと。
「ちょっと待っててね~」など声をかけて、終わったら真剣に向き合って遊ぶ時間を作れば問題ありません。つまりメリハリが大事なのです。
ヒマぱいに悩んでいる方は、早速、脱ヒマ生活にトライしてみませんか?(文・ひよこクラブ編集部)
※参考/ひよこクラブ2015年7月号「1才以降の困ったはヒマ生活が原因だった」
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