取ってもらってよかった! 先輩ママが語る“夫の育児休暇“
産後のたいへんな時期の家事や育児をサポートするために、近年では育児休暇を取得する男性も少しずつ増えてきているようです。しかしなかには、育児休暇を取ってもらっても「パパがちゃんと手伝ってくれるか不安…」と吐露するママが多いのも事実。実際に育児休暇を取ってもらったママはどうだったのでしょうか? 夫の育児休暇について悩んでいるかたは必見です!
夫の育児休暇に足踏みするママたち
パパに育児休暇取ってもらう前は「うちのパパ、家事できないし…」「なにをしてもらえばいいの?」と躊躇しているママもちらほら…。しかし、産後のママの負担軽減や産後の仕事復帰を考えると、なくてはならない制度だと考えているかたがほとんどのようです。
家事・育児を任せるのは無理…
夫に家事と育児任せるのは無理です。料理はまったくできないし自分でした方がどれも早いし…。家事をしながら育児ができなければ育休を取得した意味がありません。夫に育休を取得してもらって、家事も育児も適当で家の中がグチャグチャになるくらないら自分でやった方がましです。
父親によるかな
私の夫がもし育休とるって言ったら「やめて」っていうでしょう。(笑)でも、父親によるんじゃないですか? イクメンで家事もなんでもできて、育児方針が一緒で安心して任せられるならとって欲しい!
制度はあったほうがいい
産後は心身ともにたいへんなかたもいるし、きょうだいがいて大変なかた、双子ちゃんが生まれたかた、お子さんやお母さんが長期入院など。さまざまなケースがあるので、制度があることはいいと思います。
夫の育休に賛成です
夫が家事育児を一手に引き受けて、妻がフルタイムで働くのもアリだと思います。残念ながら夫の職場にはそういう制度がないので私が育休をとっていますが、もしあればその選択もあったかもしれません。
実際「とても助かった!」という声が大多数!
では、実際に夫に育児休暇を取ってもらったママたちはどうだったのでしょうか? 育児休暇を取る前は「大丈夫かな…?」と不安になっても、実際には「取ってもらってよかった!」と満足しているママが多いようですよ!
授乳以外はなんでもやってくれた
第1子・第2子それぞれ、1ヶ月休んでもらいました。ご飯もつくり、洗濯もしたし、おしめを替え、夜泣きの子守もしていました。授乳以外は何でもしました。せっかくですから、がっつり育児参加して、パパ気分を満喫してもらいましょう。
予期せぬ事態に対応できた
上の子が2歳4ヶ月で下の子の出産だったので、1ヶ月育休を取りました。生まれるまでは上の子のお世話をしてもらおうと思っていましたが、まさかのNICU入院。私の退院後も面会に行くために、運転してもらったりして、本当に休んでもらってよかったです。
帝王切開で動けない状況にも
1週間取ってもらいました。帝王切開だったので、手術当日は付き添い、それから6日間入院している間に、役所に届けを出したり事務作業して、上の子を連れてお見舞いにきてもらいました。夫は、平日は毎日終電の生活で、保育園の送迎すらできなかったので、1週間でも取ってもらえてよかったです。
有給や時短もママの負担軽減に!
とはいえ、パパが勤めている会社によっては育児休暇が取りにくいという場合もありますよね。そんなときは時短勤務や時差出勤、有給を検討してみるのもアリです!
時短出勤よかったです
産後は時短勤務にしてもらい、上の子の朝と夜の保育園送迎、夕食準備、掃除洗濯やってもらいました。日中は新生児と2人で自分のペースで家事・育児ができたので、よかったなと思いました。
時差出勤してもらいました
3人目のとき、上の子たちの送迎のため、時差出勤をしてもらっていました。赤ちゃんを連れて保育園の送迎をしないですんだので、助かりましたよ。
有休で一緒に育児の勉強
産後1週間だけ有休をもらいました。この期間に新生児の扱いを徹底的に一緒に学びましたよ。抱っこのしかた、オムツ替え、ミルクのつくりかた、ゲップ、消毒、お風呂、着替え、寝かしつけ。とにかく何でも一緒にやって、とことん触れあって慣れてもらいました。短くても休みを取ってもらってよかったです。
生まれたばかりの子どもと時間を持って触れ合うことは、今後のパパの育児参加を促す、いいきっかけになりそうですね。これから出産を控えているかたは夫婦二人三脚で、自分たちに合ったカタチで新しい命を迎え入れる準備をしておきましょう♪
(文・清川優美)
■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。