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夏の赤ちゃん皮膚トラブル“とびひ・虫刺され・水いぼ”悪化させないケア方法は?

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yaoinlove/gettyimages

赤ちゃんに起こりがちな、夏ならではの皮膚トラブルといえば、“とびひ”“虫刺され”“水いぼ”。
赤ちゃんの肌はデリケートでやわらかいので、治るまで長引くことも多々あります。トラブルが起こってしまったときに悪化させない方法について、小児科医の山中龍宏先生に伺いました。

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赤ちゃんの“とびひ”はなぜ起きる?OKな対処法は?

「とびひ」とは、湿疹、あせも、虫刺されなどをかきこわして傷になり、そこに細菌がついて膿(うみ)を持った水疱になる病気です。強いかゆみがあり、透明な水疱が黄色い膿疱に変わることもあります。

とびひはなぜ体いっぱいに広がるの?

膿には細菌が潜んでいるため、かきこわして膿が飛び散ると、体のあちこちに広がったり、ほかの人にうつったりします。ほうっておくと全身に広がってしまい、皮膚がむけてくることもあります。水疱内の液には強い感染力があるので、とびひを疑ったら、必ずすぐに受診しましょう。

とびひの正しい対処法は?

治療法は、病院の方針によって異なります。水疱をつぶして抗菌薬入りの塗り薬を塗ってガーゼで保護し、さらに抗菌薬を内服することもあれば、水疱を傷用イソジンで消毒して乾燥させることもあります。
水疱が乾いて取れるまではうつるので、入浴は家族が入ったあとにして、同じタオルを一緒に使うのもやめましょう。また、夏はもちろん、冬でも室温や衣類を調節し、なるべく汗をかかせないようにしましょう。

赤ちゃんの虫刺され、そのあとどうなる?どうケアすべき?

刺された虫によって症状は異なりますが、赤く腫(は)れて、水ぶくれができ、強いかゆみや痛みが出ます。かきむしると水疱になり、破れると”とびひ”になって広がるなど、治るまでに時間がかかることがあります。蚊に何度も刺されてアレルギー反応を起こし、皮膚がかたくなる場合もあります。

虫刺されの正しい対処法は?

虫に刺されたら、流水で毒素を洗い流し、皮膚を清潔にします。かゆみが強いときは、冷たいタオルなどを患部にあてて冷やすと和らぎます。かゆみや痛みがひどい、なかなか腫れが引かないなどの場合は受診しましょう。

また、ハチに刺されたら、至急受診が必要です。毒素の強い虫の場合も同様です。

赤ちゃんの“水いぼ”はなぜ起きる?どうケアするのが正解?

伝染性軟属腫ウイルスが原因でできる、白っぽい(ときには赤みのある)小さないぼ。わきのしたやひじ、ひざの裏側など、肌のやわらかいところにできます。

水いぼはどう対処するのが正解?

軽いかゆみがあり、かきこわすと中から白いかたまりが出てきます。その中にはウイルスが潜んでいるため、接触するとほかの部位や人にうつります。入浴やプール、水遊びで、肌が触れ合って感染することもあります。なるべくいぼの数が少ないうちに受診するようにしましょう。
医療機関の方針によって治療法は異なり、専用のピンセットで1つずつつぶす方法や、スピール膏(こう)を切ってはる方法、冷凍凝固法(れいとうぎょうこほう)、漢方薬の服用などがあります。

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虫刺され1つにしても、赤ちゃんは大人よりも腫れてしまったり、治るのに時間がかかりがち。ウイルス性の皮膚トラブルも含め、赤ちゃん自らかきこわして悪化させてしまわないように、しっかりケアして健やかな肌を保ってあげたいですね。(文・ひよこクラブ編集部)

■監修:緑園こどもクリニック 院長 山中龍宏先生
1974年東京大学医学部卒業。同小児科講師、焼津市立総合病院小児科科長、こどもの城小児保健部長を経て99年から現職。日本小児保健協会 傷害予防教育検討会委員長、NPO法人Safe Kids Japan代表など。 

■参考:「いつでもどこでもHAPPY育児生活ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)

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