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オーガニックなスーパーフードも離乳食の食材。アメリカでの離乳食事情

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@Natsumi Kondo


アメリカ在住のママライター近藤です。私自身は極力市販の離乳食には頼らず、また流動食のみにならないように、成長段階を見つつ素材そのものを食べさせるようにしていたのですが、アメリカ現地のママ達と話をしていると、「一度も離乳食を作らずに離乳食期を終えてしまった」なんて言っている人に出会うのも珍しいことではありません。
アメリカでは産後3ヶ月程度の育児休暇の後に会社に復帰するというのが一般的で、共働き率も高いので、市販のベビーフードは毎日大忙しなアメリカのママ達の強い味方です。

関連:山田ローラさんの「双子と一緒♡アメリカ子育てリポート」離乳食編

アメリカではどんな離乳食を売っているの?

@Natsumi Kondo


写真は、オーガニック食品を取り扱っているホールフーズマーケットでのベビー食品の販売コーナーです。上段の2つは粉ミルクなどですが、それ以下は全てピューレ状の離乳食。
アメリカで主流なのは、野菜や果物や鶏肉などを混ぜてビューレ状にしたものを瓶詰めで売っていたり、パウチに入れて販売しているものが多いです。特に外出の際には、軽くて割れる心配がなく、かつスプーンなどがなくてもそのまま吸わせて食べさせられる、パウチが便利で重宝されています。

ベビーや子ども向けに大人気のパウチ

@Natsumi Kondo


離乳食導入時期はサツマイモ単体のピューレや、フルーツ単体のピューレ。次のステップでは野菜と果物の混合ピューレ。その次のステップでは鶏肉や牛肉などのタンパク質をその他の野菜や果物と一緒にピューレしたものが販売されています。スーパーフードと呼ばれるケールやビーツ、キヌアなども、他の食材と合わせてベビーフードのピューレでもよく使われています。

アメリカの子ども向けの代表的なおやつにもパウチ

@Natsumi Kondo


普通にご飯が食べられるような年齢になっても、子どものおやつとしては「アップルソース」というりんごを柔らかく煮てピューレ状にしたものが、大人気で定番です。これも瓶詰めやゼリーのようなカップ詰めタイプもありますが、便利さから、子どもがいる家庭ではパウチ状のものが一番多く買われているように思います。

離乳食ではないけど、離乳食として人気なもの

@Natsumi Kondo


アボカドやバナナなど、柔らかくてそのまま持ち歩いて調理せずに食べさせられるものも、離乳食では人気の定番メニューのようです。また、中東料理の「フムス」(ゆでたヒヨコマメをベースにレモンなどを加えてすり潰したペースト状の食べ物)もスーパーでは一般的に取り扱われていて、”作らなくてよい離乳食”として人気を得ています。

スーパーフードを離乳食に取り入れてみる

@Natsumi Kondo


アメリカでは、「スーパーフード」と呼ばれる食材をそれなりに安く、どこでも手軽に入手することができます。私も離乳食期から色々と積極的に取り入れていたので、いくつか紹介します。

1. ビーツ (赤カブ)

食べる輸血とも言われる野菜で、とても栄養価が高い食べ物。私は皮付きのままで、柔らかくなるまで水からじっくりとゆでています。そうすると、イモ同様に仕上がり、甘みもあります。薄めの輪切りにして、そのまま食べさせたり、サイコロ状にカットして食べさせていました。

2. キヌア

9種類の必須アミノ酸を、全てバランスよく含んでいるのが特徴の穀物。
鍋にキヌアと、キヌアに対して倍量の水を入れて、沸騰してから蓋をして10分程度弱火で加熱するだけという手軽さから、米や麺類の代わりにたまに使用しています。

3. ケール

日本では青汁の原料として有名なケールですが、栄養豊富で他の緑黄色野菜と比較しても、特にビタミンの含有量が豊富です。生でサラダに入れても食べられますが、離乳食に使用する際には、他の野菜と一緒に少量の油で炒めたり、みじん切りにして出汁で煮込んで使っていました。最近では、少量のオリーブオイルで揉んでからオーブンで焼き、チップスにしておやつにも食べさせています。

4. ココナッツオイル

ココナッツオイルに含まれるのは中鎖脂肪酸と呼ばれる油脂で、普段使用する他の油に比べても、体内に留まる時間が短いと言われています。ココナッツオイルは独特な甘い風味がつくので、離乳食で油を必要とする際にはココナッツオイルを使用していました。最近では薄切りしたサツマイモにまぶしてオーブンで焼き、揚げないチップスを作ったところ、大好評でした。

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アメリカの離乳食では必ずと言ってもいいほどに、ピューレの中に果物が加えられています。全体的に甘くすることで赤ちゃんが食べられるようにしているのだと思いますが、小さいうちから色んな味に触れさせる方がいいという日本的な考えとは少し違っていて、躊躇してしまうところではあります。アメリカのママ流に便利なものも程よく取り入れて手抜きをしつつ、子どもの食生活の土台をしっかりと育んであげたいものですね。(撮影・文/近藤 奈都美)

※初めて食材を与えるときは食物アレルギーに注意をして、ほかの食材とは混ぜずに単品でごく少量ずつ与えるのが基本です。

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