1. トップ
  2. 赤ちゃんの子育て・育児
  3. “赤ちゃんの肌トラブル”受診の目安は?考えられる病気は?

“赤ちゃんの肌トラブル”受診の目安は?考えられる病気は?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

typhoonski/gettyimages

赤ちゃんの肌はバリアー機能が未発達。そのため、汗や汚れ、乾燥などの刺激で、トラブルを起こしがちです。虫刺されやアレルギー、全身性の病気の症状により、トラブルが起きることも。心配な肌トラブルとはどのような状態か、受診の目安や考えられる病気などについて、小児科医の山中龍宏先生に伺いました。

関連:夏の赤ちゃん皮膚トラブル“とびひ・虫刺され・水いぼ”悪化させないケア方法は?

“肌が気になる”ときの受診の目安

ブツブツとした発疹(ほっしん)が出る、体の一部が大きく腫(は)れる、ただれるといった症状が起きたら、発熱などほかの症状がないか確認を。発疹が出たタイミングも把握しておきましょう。赤ちゃんの首のリンパ節の腫れは、ほとんどの場合心配いりません。ただし、ごくまれに、腫瘍(しゅよう)や感染症、川崎病などが疑われることも。気になる腫れがあれば、念のために受診を。

“肌が気になる”ときの受診の目安とタイミング

赤ちゃんの症状ごとに、受診の目安をまとめました。チェック項目の症状に1つでも当てはまったら、該当するタイミングを参考に受診を!

★救急車を呼んで、緊急受診
☑ハチに刺されたときや、飲食直後から30分くらいの時間にじんましんや呼吸困難などの強い症状が出た など

★診療時間外でも受診
☑ どこか肌の一部が急激に大きく腫れた
☑全身に境目のない赤い発疹が出て、かゆがって眠れない
☑薬を飲んだあとや、食べ物を食べたあとに発疹が出た
☑ゼーゼーいったり、せきをしたりして眠れない、呼吸が苦しそう など

★診療時間内に受診
☑発熱を伴う発疹が出ている
☑せきや鼻水の症状がある
☑目が赤く充血している
☑手や足が腫れている
☑皮膚がただれてジュクジュクしている
☑症状が長引いたり広がってきた
☑発疹がやけどのあとのようにむけてジュクジュクしてきた
☑紫色のあざ(紫斑[しはん])がある など

★おうちケアでOK
☑上記の症状がない場合

“肌が気になる”とき医師に伝えたいこと6

1.症状が出たタイミングは?
2.症状が出ている体の部位は?
3.かゆみや痛みの有無は?
4.発疹の形状や形は?
5.発熱の有無は? ある場合は、いつから、何度くらい?
6.症状が出始めてから今までの変化は?
など

“肌が気になる”ときに考えられる病気は?

□突発性発疹
□手足口病
□水ぼうそう
□溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう)
□麻疹(ましん)
□風疹(ふうしん)
□あせも
□おむつかぶれ
□とびひ
□じんましん
□乳児湿疹・乳児脂漏性湿疹(にゅうじしっしん・にゅうじしろうせいしっしん)
□アトピー性皮膚炎
□皮膚カンジダ症
□水いぼ
□薬疹(やくしん)
□川崎病(かわさきびょう)
□食物アレルギー
□アナフィラキシーショック、りんご病、ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(ぶとうきゅうきんせいねっしょうようひふしょうこうぐん)など

関連:ママを悩ます赤ちゃんのおむつかぶれ・あせもの原因とベスト対処法はコレ!

一言で「肌トラブル」と言っても、さまざまな病気が考えられるようですね。いつもの肌状態と著しく違う場合や、ほかの症状がある場合などは十分注意しましょう。そして、普段の赤ちゃんの肌状態を知っておき、常に清潔に保って保湿することを心がけたいですね。(文・ひよこクラブ編集部)

■監修:緑園こどもクリニック 院長 山中龍宏先生
1974年東京大学医学部卒業。同小児科講師、焼津市立総合病院小児科科長、こどもの城小児保健部長を経て99年から現職。日本小児保健協会 傷害予防教育検討会委員長、NPO法人Safe Kids Japan代表など。 

■参考:「いつでもどこでもHAPPY育児生活ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)

■おすすめ記事
ちょっと目を離したすきに…【赤ちゃんのやけど/溺水/感電】ここに注意

子育て・育児

更新

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  •  

新着記事

新着記事をもっと見る