SHOP

内祝い

  1. トップ
  2. 赤ちゃん・育児
  3. 赤ちゃんのお世話
  4. 授乳
  5. 乳腺炎を予防する授乳のコツは?母乳育児が軌道に乗る3つのテクニック

乳腺炎を予防する授乳のコツは?母乳育児が軌道に乗る3つのテクニック

更新

oksun70/gettyimages

「乳頭に傷ができて痛すぎる…」
「乳房がパンパン。しかも熱い!?」

毎日のお世話の中で、母乳育児がうまく進まない…と、不安や悩みを抱えているママも多いのではないでしょうか。今回は、そんなママにおすすめしたい、母乳育児を成功に導く3つのテクニックについて、助産師の岡本登美子先生に教えていただきました。

【テク1】赤ちゃんが吸いやすい、やわらか乳首にするマッサージ

授乳が頻回な時期は、ママの乳頭トラブルもしばしば起こるでしょう。トラブルを低減する、やわらかな乳首にするためのマッサージを紹介します。

STEP1
片手で乳房を支えて寄せ上げます。反対側の手の親指、人さし指、中指を乳輪の外側に当てます。

STEP2
3本の指でCの字をつくり、指の腹でしぼり出すように乳輪部の中心に向かって圧迫します。

STEP3
乳首を軽くつまんで中心に向かってマッサージ。少しずつずらしながら、360度もみほぐしましょう。

【テク2】乳頭トラブルも低減♪やわらか乳首にするオイルパック術

吸う力がそれほど強くない赤ちゃんも、くわえやすい、やわらかな乳首にするパックのしかたを伝授します。

馬油やスクワランなどをたっぷり含ませたコットンを乳首にはって、10~15分間パックします。乳首にオイルを浸透させて、やわらかく、伸びのいい乳首をつくりましょう。乳首に傷がつくのも防げます。使うオイルは、植物成分由来のものを選び、鉱物油でないものにしましょう。

【テク3】乳腺炎を予防する授乳のコツ

乳腺炎は、乳汁がうっ滞している部分に細菌が感染して起こるため、乳汁の分泌の多い人がなりやすいもの。こまめな授乳で、赤ちゃんに吸ってもらいましょう。
授乳後、乳汁の分泌が多かったり、張りやしこりが残っていたりする場合は、軽く搾乳するといいでしょう。ママが疲れて免疫力が落ちていると、乳腺炎になりやすくなることがあります。こまめに体を休めるように心がけましょう。

「母乳はお産すれば自然と出るだろう」
妊娠中はそう考えていたのに、産後、母乳がそれほど出なくてびっくりしたママも多いのでは? 母乳育児の初めは、赤ちゃんもママも経験不足。しだいに息も合ってきて、軌道に乗ってきます。それまでは、紹介したテクニックなどを活用して乗りきりましょう。(イラスト・ヨモギ田リョオコ 文・ひよこクラブ編集部)

■監修:ウパウパハウス岡本助産院 院長 岡本登美子先生

■参考:「いつでもどこでもHAPPY育児生活ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)

赤ちゃん・育児の人気記事ランキング
関連記事
赤ちゃん・育児の人気テーマ
新着記事
ABJマーク 11091000

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第11091000号)です。 ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら→ https://aebs.or.jp/

本サイトに掲載されている記事・写真・イラスト等のコンテンツの無断転載を禁じます。