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内祝い「乳幼児期の教育・習い事」山田ローラさんの日米子育てリポート
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2015年にラグビー日本代表の山田章仁選手と結婚、2016年9月に男の子と女の子の双子を出産したモデルの山田ローラさん。日米のハーフでご実家がアメリカにあります。そんなローラさんが、アメリカの子育て事情や、日米の育児の違いなどをリポート。今回のテーマは、気になる就学前の教育や習い事です。ローラさん流のバイリンガル子育て法にも注目！
アメリカでは小さい子は教室に通わず、親が教えることが多いよう
双子にはなるべくいろいろなことを経験してほしいので、赤ちゃんのときから通える教室やレッスンに参加しています。6カ月にベビースイミングを日本で始め、アメリカに引っ越したタイミングでリトミックや子連れでもできる運動グループに参加しています。ハワイにも教育にとても熱心な人ももちろんいますが、教室やレッスンに通うのではなく、親が代わりに教えることが多いような気がします。
スイミングも日本では週1で1時間のレッスンを受けていたのですが、アメリカでは、子どもに浮輪をつけて近所のプールで水遊びを楽しませることから始めています。子どもが少し大きくなって自分の意思でスイミングスクールに通いたいと言ってきたら、初めてクラスに入れるという親もまわりには少なくないです。
4～6歳ごろから対象のスポーツクラブがたくさん！
スポーツがとても盛んなアメリカは、小さい子ども向けのスポーツクラブがとても多く、シーズンごとに種目も変わるので、1年を通してさまざまなスポーツを経験できます。しかし、どのクラブも監督の指示が理解できる4～6歳くらいからが対象で、それより前は親が公園で子どもとボール遊びをしたり、プールへ行ったりと、あらかじめ得意そうな分野を探っているようです。私の近所の公園でもサッカーボールで遊んだり、アメフトのボールの投げ方を教えていたり、芝生でレスリングしたり、バットの振り方を教えていたりと、スポーツを教えることにとても教育なパパたちが多いです。
スポーツ以外でもよく話に出るのが、学校事情です。ハワイには日本ほど受験文化はありませんが、パブリックスクール（公立学校）よりも私立へ通わせたいと思う人が多いみたいです。しかし競争率が高いため、勉強の成績のほかにもスポーツやほかのクラブ活動、ボランティア活動をしているなど、プラスαで何かあれば有利です。そんな理由から、子どもが小さいときからいろいろチャレンジさせているという面もあるみたいです。
双子がバイリンガルになれるよう、サポート中！
山田家の双子はクラブ活動や学校へ通うのはまだ早いので、今できることは極力バイリンガルになれるよう手助けをすることだと思っています。生まれたときから日本語と英語の両方で話しかけて、まずはどちらも耳を慣れさせることから始めました。現在、少しずつ言葉が出始めてきた双子の単語はほとんどは英語ですが、私が日本語で話しかけてもちゃんと理解はしているみたいです。
アメリカに住んでいるときは家の中では日本語で話し、日本に住んでいるときは英語で話しかけるのが理想です。私自身もそのような環境で育ち、アメリカにいるときには日本語の本を読んだり日本のテレビ番組の録画を見たりして過ごし、日本人である母親とはできる限り日本語で話していたので、アメリカの学校に通いながらでも日本語を学べました。
双子のために買った絵本は日本語と英語のものがほぼ半分ずつあり、新しい単語を教えるときは最初に英語で言ったあとに日本語で伝えるようにしています。しかるときはやはり英語のほうが先に出てしまったりしますが、両方の言語を使うよう、日々努力していきたいと思っています。
日本でもアメリカでも、子どもにスポーツが得意になってほしいと願う親は多いようです。子どもに習い事やスポーツ教室などに通わせるのもいいですが、親が遊びの一環として子どもにスポーツを教えるのも、親子で楽しい時間が過ごせていいのかも。一方、バイリンガル教育については、日本人のママ・パパが子どもに日本語と英語で話しかけるのはハードルが高いですが、親も一緒に英語を学んでみるなど、できることから始められるといいですね。（取材・ひよこクラブ編集部）
Profile●山田ローラ
1988年9月23日生まれ。アメリカで大学卒業後、日本でモデルデビュー。2015年3月にラグビー日本代表の山田章仁選手と結婚。2016年9月に双子のブライス・光一郎くんとグレース・桜子ちゃんを出産。
LINE BLOG：山田ローラオフィシャルブログ
Instagram：＠lauraelinas
