自撮り、ポエム、自作小説…恥ずかしくて人に言えない!!ママたちの黒歴史
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ママが結婚する前、まだ少女だったころの思い出には、長年封印してきた開かずの扉が…。「◯◯の追っかけをしてました」「こんなダメンズと付き合ってました」などなど、周りにはひた隠しにしてきたママたちの“黒歴史”をこっそり覗き見してみましょう!
アムラー時代
その昔、アムラーでした。安室ちゃんは今でも大好きです。しかし、アムラー時代の写真はひどい。ブーツも黒や白やらすべて厚底。眉毛もほそっ!全部半袖タートル着てるし!見られたくない黒歴史だけど思い出話にはいつも登場するから、いい思い出かも。
授業中にポエム
高校時代、退屈な授業中、ノートにポエムを書き殴っていました。なぜか斜め書き右上がりの字で…。
英語のスペルに迷ったら、いちいち辞書を引いていました。真面目なんだか、寒いんだか。
私は選ばれし者!
見事に中二病を患っていた中学時代の私です。美術部では目とつる植物をモチーフにした謎の絵を描きまくり、真冬の深夜に何故か薄着でベランダに出ては月を眺める。(そして風邪をひく)ある日、突然学校に異世界の魔物が襲ってきて、選ばれし私が華麗に秘めたる力を開花させる予定でした。そのころのクロッキー帳は実家の奥底に眠っていますが、自分が死ぬ前になんとかして抹消せねばと思っています。
うさみみ写メを見られた…
今から十数年前、高校生の頃です。ある日部屋を片付けていると、中学生の妹からプレゼントでもらったうさみみのカチューシャを見つけました。私はそれを付けてにっこり微笑み自撮りをパシャパシャ。何枚も撮っていると、自分でも大満足の奇跡の1枚が。「この自分かわいいんじゃない?!」なんてほくそ笑み、時々見返していました。
そんな写メを撮ったことはすっかり忘れていたある日、お昼休みに友人から携帯のアルバム見せて~と言われ、携帯を貸しました。「この写メいいね~」「この画像おもしろ~い!送って~」なんて笑っていた友人が一瞬固まった瞬間、血の気が引きました。い、い、い、今、うさみみの写メ見られた…。私も友人も何も言えずに、スルー…。いまだに鏡や写真を見ていると、ふとその記憶が蘇り1人で悶えています。
ダメンズとの同棲
19歳のとき、一人暮らしをし、高校生から付き合っていた彼とそのまま同棲。介護職に転職した彼、スーパーで働く私。ある日21時すぎに帰宅した私に、背を向けたまま彼は言いました。
「仕事、辞めたから」
「は?え?なんで?」
「上司のおばさんがうざいから」
いや、お前生活費1万しか渡さねぇくせに何言ってんだと、思った1週間後
「俺、車買ったから。スポーツカー」
もう絶句。意味がわからず、極めつけに
「二十歳になったら俺、自由になるから。決めた。だれにも縛られないで自由に生きる」と。
「そうか、じゃあ今すぐ目の前から消えてくれ」
とお別れしました。
絶対に結婚する!
TMネットワークの宇都宮さんが大好きで、絶対結婚すると公言。中2のころ、下じきやハンカチなどの持ち物に(例えば私の下の名前がみきだとしたら)「宇都宮みき」と勝手に名前を書きまくっていました。友だちにも「宇都宮さん」と呼ぶように強要していたので、卒業アルバムの友だちからのメッセージにも「宇都宮さんへ」などと書いてあって、たまに実家で見かけると死にそうになります。
私には特別なパワーがある…!
中学生くらいまで、本気で自分にはなにか特別なパワーがあると信じていました…(笑)。「本当は動物と話せるかもしれない…!!」と、何度もだれもいないところで試したり、物を宙に浮かせられそうな気がしたり(笑)。なんの根拠もなかったけど、なぜか自信に満ち溢れていました。
「俺を独り占めにしたくない?」
だれもが認めるイケメンと付き合っていました。たしかにかっこよかったのですが、すごくナルシストで、付き合うときのセリフは「俺を独り占めしたくない?」でした。今ならぶん殴りたくなりますが、当時は私も若かったのでそんなセリフにすらうっとりでした。今思い出しても、いいところは顔以外無い!と断言できる最低男でした。
自作の漫画&小説
小6のころ、同じクラスの親友と共作で漫画を描いていました。その名も「ルンルンポポちゃん」(笑)。魔法少女的な話で、変身してアイドルになるという設定。クラスのみんなにドヤ顔で発表していました。
あとは小説も作っていて、題名はこちらも最高に痛い「恋したっていいじゃん!」(笑)。これをそれぞれの役に振り分けて、みんなでセリフいいながらテープに録音。最初の始まりはみんなでせーので
「恋したっていいじゃん!」BGM(オルゴール)♪~
うわぁぁぁぁぁあ!はずすぎるっ!
「思い出すだけで顔から火が出そう!」という恥ずかしい過去のエピソードを暴露してくれたママたち。若いころや、学生時代の苦い思い出も、いまだからこそ語れるエピソードばかりでしたね。どんな人にも恥ずかしい思い出のひとつやふたつあるもの。苦くて酸っぱい過去をたくさん乗り越えて、今のママがあるとしみじみと感じますね!
(文・清川優美)
■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。