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わが家の”濃い味”は赤ちゃんに悪影響!離乳食期に始めたい、ママとパパの節塩生活

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Kuzmichstudio/gettyimages

2015年に塩分の摂取目標量が改訂され、男性は1日8g未満、女性は7g未満が推奨されるようになりました。けれども、実際私たちの食塩摂取量の平均値は、男性で10.8g、女性で9.1g(厚生労働省 平成29年国民健康・栄養調査より)。どちらも目標量を超えています。

減塩は生活習慣病の予防に役立ち、多くの病気のリスクを減らします。…と言われても、小さな赤ちゃんを子育て中の20~30代のママやパパにとっては、関係ない話と思いがち。でも、生活習慣病は日々の積み重ねで起こります。塩分多めの食事に慣れてしまうと、赤ちゃんの味覚にも影響します。赤ちゃんのためにも、健康な食生活を習慣づけることが大事です。
そこで、管理栄養士の太田百合子先生に、子育て真っ最中のママとパパのための節塩生活のポイントを聞きました。

まずは外食・中食を減らすことから

「子育て真っ最中のママ・パパ世代は、基本的には、塩分の摂取目標量を気にするというより、外食や中食(スーパーのお総菜など)をできるだけ減らすか工夫すれば大丈夫。一般的に塩分が多いのは、外食メニューやスーパーのお惣菜、ファストフードや菓子類などだからです。これらを極力減らして、食事はできるだけ手作りして、旬の食材を取り入れていきましょう。そうすれば、自然と塩分のとり過ぎを抑えることができ、栄養のバランスもよくなります。ただし『うちは味が濃いめかも』というお宅は、調味料は測って使うなどして、赤ちゃんが離乳食期の間に、味を調整しておきましょう。

ちなみに、離乳食では調味料はほとんど使わないので、離乳食を食べている間は、赤ちゃんが塩分をとり過ぎることはあまりありません」(太田先生・以下同)

1才半過ぎたら、食事の与え方に工夫が必要

「本格的に塩分に気をつけていきたいのは、離乳食から幼児食に移行する1才6カ月ごろから。
だんだん大人の食事から取り分けて与えることが増えるこの時期。大人の味つけが、子どもに影響を及ぼす可能性が出てきます。離乳食期の間に大人に薄味習慣がつかなかったお宅では、ぜひ、このタイミングで薄味にしていきたいものです。

大人の味つけが薄味になれば、味つけ後のメニューを子ども用の食事に取り分けても安心です。簡単に薄味にする方法としては、汁ものなら湯を加えて薄くする、煮物や和え物にはさらに野菜を加えて煮たり、和えたりする、塩蔵品(干物、つくだ煮等)は少量にする、いつもより薄味に調味して、大人は唐辛子やしょうが、カレー粉などのスパイスを利用するといいでしょう。

また、気をつけたいのが、おやつ。赤ちゃん用の菓子などは塩分や糖分を抑えていますが、大人も食べるような菓子類は塩分が高めです。塩分や糖分が多い味に慣れてしまうと、薄味には簡単には戻れません。少なくとも、子どもの前で大人は菓子類を食べることは控えたいですね」

関連:赤ちゃんが嫌いな「●味」どう慣れさせる?離乳食から味覚教育が必要な理由

大人になると、一度身についた食習慣を変えるのは、なかなか難しいことです。でも、妊娠して、おなかの赤ちゃんのために食生活を改めたり、赤ちゃんのための離乳食作りを通して、食事の大切を知ることは、ママやパパ自身の食習慣を変える、大きなチャンスでもあります。自分のためにもパパや赤ちゃんのためにも、食習慣を改めたいですね。(取材・文/白鳥紀久子、ひよこクラブ編集部)

■監修:太田百合子先生
管理栄養士。「こどもの城」小児保健クリニックを経て、現在は東洋大学などの非常勤講師、指導者や保護者向けの講演会講師、テレビや雑誌の子育て企画の監修を行っています。

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