子どもが自分で食べられる!子どもとの外食おすすめアイテム5選
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小さな子どもとの外食は、食事内容、マナー、設備など、気がかりが多いもの。そんな子どもとの外食がちょっと楽になる、持って行くと便利なアイテムについて、保育士の相原理紗さんに伺いました。
相原 里紗
保育士・のあそびっこプロジェクト 主宰
(株)オールアバウトを経て国家試験で保育士に。親子×のあそび×地域を軸とした「のあそびっこプロジェクト」他、親子向けイベントを多数企画・運営している。1歳男児の母。
のあそびっこプロジェクト
子連れ外食、どうしてる?
未就園児の子どもとの外食は、子どもの集中力、食事の内容、お店選び、お店の設備、周りへの配慮…子連れ歓迎のお店も増えていますが、ハードルが高いですよね。とは言っても、記念日や子どもの行事、外出先など、外食する機会は意外とあるもの。せっかくの外食の機会を少しでもストレスなく楽しむために、食べ方やアイテムを考えてみましょう!
小さな子どもと一緒の外食で気をつけたいことって?
味が濃くなりがち!メニューの選び方には気をつけて
取り分けご飯が出来るようになっても、外食時の塩分には気をつけて。特に汁物やドレッシングなどは想像以上に塩分が高いことが多いです。お子様ランチの中にも、形状や調理方法が年齢によっては合わないものも。汁物なら具だけをあげる、サラダのドレッシングは別添えにしてもらう、など、味が濃くなりすぎないように調整するようにしましょう。
子どもにも1席!座って食べると落ち着きます
おすわりができるようになったら、できるだけ子どもにも1席を用意してあげましょう。ママやパパのお膝も良いですが、1席で座ることで自発的な食事を促すことができます。自分の居場所がはっきりしていることは、子どもの安心感につながるもの。もちろん脱出したり動き回ってしまうこともあると思いますが、習慣化が大切です。「ここが○○ちゃんの席だよ」と伝えてあげてくださいね。
いつものカトラリーで自分で食べやすい環境づくり
家で使っているものが一つでもあると、比較的スムーズに食事を進めることができます。特にスプーン・フォークはお店によって素材や大きさが違うことが多く、練習中の子どもたちにとっては、使えるはずのものが使えないことが大きなストレスに。持参してあげると、いつもと同じ動きで食べることが出来るので、集中して食べることができますよ!
子どもとの外食で大活躍!おすすめアイテム5選
以上のことを踏まえて、子どもが自分の席で落ち着いて食べるために便利なアイテムをご紹介します!
子ども用椅子がなくても安心!チェアベルト
外食先によっては子ども用椅子がないところもあります。そんな時、あると便利なのがチェアベルト。大人用の椅子に装着するだけで、子どもが安心して座れるベビーチェアに。特に子どもが小さい間に重宝するアイテムです。
清潔に持ち運べる、カトラリーケース
いつも使っているスプーンを持ち運ぶのに便利なのが、カトラリーケース。プラスチックのものから、軽い布のものまでいろんなタイプがあります。ケース付きのスプーン・フォークも売っていますが、スプーンやお箸の練習中は、家で使っているものを持っていくのが、子どもがスムーズに使えて食べやすくオススメです。
一日中のお出かけ時に。使い捨て食事用エプロン
丸一日外出していたり、旅行中などで数回食事がある場合は、使い捨ての食事用エプロンが便利です。いろいろなタイプがありますが、子どもの首回りに合わせられるものを選ぶと、服が汚れるのを防ぐことができますよ。
離乳食やおやつの携帯にピッタリなおにぎりサイズの保冷ポーチ
離乳食期には、手作りの離乳食を運ぶこともあるはず。夏場や寒い時期には保冷ポーチに入れて持ち運ぶと、保冷・保温になります。コンパクトなおにぎりサイズであれば、荷物が多い子連れ移動にもぴったりです。
うどんカッターでとりわけご飯を最適サイズに!
大人のご飯をとりわけ始めても、形状がなかなか合わない、ということもあるはず。そんな時にはうどんカッターが活躍します。うどんやパスタなどの麺類はもちろん、そのままでは咀嚼しにくいお肉や大きめの野菜もカットできるので、とりわけご飯の幅が広がるはず!専用の離乳食を持ち運ばなくて良くなると、一気に荷物が軽減できます。
子どもとの外食、大人が食事を楽しめるポイントは、子どもが自分で食べられる環境を作ること!便利なアイテムをフル活用して、子連れの外食を楽しみましょう!