【動画】きほんの離乳食 覚えておきたい ひき肉・ツナ缶・薄切り肉 下ごしらえテク
ツナ缶、ひき肉、薄切り肉の下ごしらえテク
そのまま調理すると、赤ちゃんの胃腸に負担がかかるなど、食べづらい食材は、下ごしらえして食べやすくします。
ここでは、ツナ缶、ひき肉、薄切り肉の塩抜き、油抜きの方法をご紹介します。
ツナ(水煮缶)の塩抜き
離乳食では水煮缶を使用します。缶汁をきって茶こしなどに入れ、熱湯を回しかけます。
9ヶ月以降は缶汁をよくきればOK。
ひき肉の脂抜き
ひき肉は脂分が多いので、調理前に湯通しします。
みそこしや茶こしなどに入れ、沸騰した湯でさっとゆで、脂分を落とします。
薄切り肉の脂抜き
薄切り肉は沸騰した湯にくぐらせて脂を落として火を通します。
そのあとで白い脂身を包丁やキッチンばさみなどで取り除きます。しゃぶしゃぶ用などが噛み切りやすく離乳食向きです。
■監修/太田百合子先生(管理栄養士)
東京・こどもの城小児保健部にて長きにわたり乳幼児の栄養指導を行う。現在は大学や、専門学校などの非常勤講師のほか、講演会などでも活躍されています。離乳食・幼児食の指導やお悩み相談に定評があり、「ひよこクラブ」でもおなじみの先生。
■調理/甲斐優美(フードコーディネーター)
■初めての食材を与えるときは食物アレルギーに注意をして、ほかの食材とは混ぜずに単品でごく少量ずつ与えるのが基本です。
■離乳食の材料は、厚生労働省策定の「授乳・離乳の支援ガイド」を目安に、作りやすい分量にしています。赤ちゃんの食べられる量、食べられるかたさなどは個人差がありますから、その子にあったペースで進めてください。