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子どものため?伝統だから?そもそもPTAって要る?要らない?

更新

maroke/gettyimages

今年も多くの母たちを悩ませたであろう「PTA」。
子どものためとは思いつつ、負担の大きさや非効率的な作業に「いらないのでは?」という声も…。

全国のウィメンズパーク会員6,134名に「PTAのあり方について、あなたはどう思う?」というアンケートを行ったところ、

Q:園や学校にPTAは必要?
A:
どちらでもない 2332人(38%)、
必要 1969人(32%)、
不要 1833人(30%)

という結果に。
「行事等、保護者の協力が必要なこともある」
「学校生活に保護者も参加できる」
等の理由で必要と考える派と、
「負担が大きすぎる」
「有志が集まって活動すればいい」
等の不要派が同じくらいの割合でいます。
「どちらでもない」と答えた方は、具体的にどんな活動をしているのかイメージがつかない方が多いようです。
PTAについて、みなさんはどう思いますか?

こちらもおすすめ→ PTAやってよかった?ママたちの本音

正直、ギモンです。

仕事や介護があったり、未就学児の下の子がいたりと、忙しい現代の母たちにとって、家庭生活とPTAとの両立は決してラクではないでしょう。
昔ながらのやり方に「非効率」「無駄が多い」と感じるかたも多いようです。

拘束時間としがらみが多すぎ

2ヶ月に1回、委員会がありますが、朝から集まったものの連絡事項は15分もあれば終了。でも、終わったらすぐ帰れる雰囲気でもなく、そのまま保護者同士で30分以上雑談。雑談の内容は子どもや夫の話、先生や保護者の噂話などです。
子どものためのPTAのはずなのに、拘束時間としがらみばかりが多くて、ストレスを感じます。それに、仕事のひとつひとつをよく見ると、そこまでしてしなきゃいけない仕事だろうか?と疑問に思うことも…。

無駄の多さに驚く

無駄な仕事が多いなと思います。
それを指摘したら、「保護者全員参加だから、仕事を増やした」と言われてまたビックリ!
忙しい先生の仕事が減るように、PTAが活動できればいいのにと思います。
でも、いざ変えようとすると、嫌がる人が多いんですよね。なぜかというと、「新しいことをやるのは面倒が多いから」だそうです。

少なからず家庭を犠牲にした

本部役員、あと少しで終わります。
子どものためにと引き受けましたが、少なからず家庭を犠牲にしました。役員の仕事のため授業参観に行けないこともありました。
相当たまっていた有休もこの役員の仕事のため使いきりそうです。
PTAで大切なのは、組織としてのメンツと従来の慣習。もう無事に終われば何でもいいや、って気分です。

必要な面もある

「大変」「面倒」と否定的な面が強調されがちなPTAですが、学校行事のサポートや、地域と学校の橋渡しとして機能している面も多いのです。

学校行事のサポートには必要

でも、なかったら? 一体、誰がやるの?って思います。
無駄が多いのは事実ですが、役員と決められているから、皆さんやるのでは?
ゼロにしてしまったら、運動会のサポートは全部先生?業者?
PTAを本気で変えたいなら会長になるといいと思います。

なくなると難しい、でも減らせるところは減らしたい

今年、中学のPTA役員をやっています。
幼稚園、小学校と比べれば効率的になったなぁという印象です。
集まりも夜だし、今の時代は各担当の人への連絡はLINEだし、ずいぶん楽にはなってきています。
登下校の見守りをしていただいている地域の方、自治会などとの連絡などは、PTAがなくなると難しいですよね。
役員の仕事は、減らせるところは減らしていく方向で考えるべきだと思います。

役員をやって初めて、ありがたさがわかった

本部役員をやりました。
学校行事やその他の集まりなど、何かしら駆り出されました。
役員をやるまでは、学校から行事のお便りが配られると、書いてある日時に行って適当に過ごして帰るだけでした。
でもそうできたのは、本部役員や学年学級の役員さんが各々準備や取りまとめをしてくれていたからなのですよね。
物資がそろっているのも、役員さんが期日までに揃えてくれていたから。
子どもたちの安全も、役員さんが忙しい中時間を割いて活動してくれているおかげです。役員をやって初めてその苦労や手間や大変さがわかりました。

改革できた例もある!

PTAを効率的に変えたくても、変えるには変えるで相当な覚悟と労力が要るもの。
そこまでするなら、モヤモヤを抱えたまま何とか一年乗り切ろう…と思う人が多い中、自ら改革に乗り出した母たちもいます。

自ら会長になって大改革

「いっそのことPTAなくしてしまえ!」とまで思ったのですが、とりあえず負担を減らして活動しやすいPTAにしようと、会長に立候補して3年かけて大改革した知人がいます。
今ではその学校は、役員数名以外はすべてボランティアスタッフで行われており、役員制の時と比べて、とても活性化しているそうです。
みなさん、都合のいい時に、その都度ボランティアに申し込んで参加されているそうです。

フルタイム勤務でも両立できる形に

仕事とPTA、両立しています。フルタイムです。
私が会長をしているので、私がやりやすいように活動を厳選して、会議も減らして、負担軽減でやっています。
PTAのために仕事を休めないので。忙しい人ほど、役員のトップになって、改革するといいと思います!

何かとネガティブな話題に上りがちなPTAですが、必要な面があることも事実。効率化できるところは効率化して、より参加しやすい形に改善していけるといいですね。
(文・熊倉裕子)

■関連:「小1の壁」 PTAや学校のお手伝い、どう乗り切る?

■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。

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