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赤ちゃんと過ごす年末年始。いざというとき受診できる準備を

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YakobchukOlena/gettyimages

もうすぐ平成最後の年末年始がやって来ます。「病院が休診の場合、病気になったとき、どうすればいいの?」「帰省予定だけれど、赤ちゃんの体調管理のために準備しておくといいものってあるのかな?」など不安を持つママ・パパも多いでしょう。そこで、年末年始に赤ちゃんが受診することになってもあわてないよう、事前に準備しておきたいものについて、「ひよこクラブ」の人気連載「すくすく成長日記」の監修でおなじみ、小児科医の若江恵利子先生に聞きました。

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最低、健康保険証と乳幼児医療証は用意を

年末年始は帰省や旅行などで、いつもと違う場所で過ごす家族も多いと思います。出かけるときは最低限、健康保険証と乳幼児医療証を忘れないようにしましょう。さらにお薬手帳と母子健康手帳もあるといいですね。とくにお薬手帳は、かかりつけではない医師が赤ちゃんを初めて診るときに、とっても貴重な情報源。その子がこれまでどんな病気にかかったことがあるのか、ある程度わかります。風邪をひくとせきがひどくなりやすいのか、高熱が出やすいのか、薬はシロップがいいのか、粉薬がいいのかといった情報も、診断の助けになります。また、母子健康手帳は予防接種歴や身長・体重の経緯を確認するのに役立ちます。

事前に救急の医療体制を確認しておく

事前に確認しておきたいのが、お出かけ先の救急医療の体制。出かける先の自治体のホームページなどをチェックしておきましょう。また、小児科や救急病院などの電話番号や住所、診療時間なども控えておくと、いざというときにあわてずに済みます。もし受診が必要な状況になったら、受診する前に小児でも診てもらえるかどうかを電話で確認してからにしましょう。曜日や日にちによっては、小児への対応がないこともあるので注意しましょう。
受診する・しないの目安は、ママ・パパが「赤ちゃんの様子がいつもと違う」と感じたらと考えて。赤ちゃんがぐったりしている、おっぱいを飲まない、離乳食を食べない、泣きっぱなし、高熱が3日たっても下がらない、せきがひどくて眠れないといった場合は病院で診てもらいましょう。

多い事故はやけど、病気はインフルエンザなどの感染症

年末年始に乳幼児に多い事故は、やけどです。ストーブ、ホットカーペット、こたつなどの暖房器具や、鍋、スープなどの熱い料理や飲み物にはくれぐれも注意しましょう。帰省中、ママ・パパが赤ちゃんのそばを離れるときには、必ず誰かに「ちょっと離れるので、見ていてもらえますか?」とお願いすること。ばあば・じいじ、親せきなどが一堂に会していると、つい誰かが見ていてくれるだろうと思い込みがち。また自宅とは異なり、赤ちゃん用の安全対策がなされていなく、赤ちゃんには危険なものもあるかもしれません。いろいろなことが盲点となり、誰も見ていない隙に事故につながることもあります。
病気で多いのはインフルエンザや風邪などの感染症です。もし、帰省した際にばあば・じいじ、親戚などの具合が悪いときは、赤ちゃんとの接触はなるべく控えたほうが無難。とくに実家が遠方で、普段なかなか孫に会えないばあばやじいじの場合にも、赤ちゃんの体調管理を優先させてもらえるように説明をしましょう。

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年末年始はいろいろとあわただしく、どうしても赤ちゃんに無理をさせがちです。なかなか普段と同じ生活をするのは難しいですが、授乳や離乳食の時間、就寝時間くらいはいつもと同じにするように心がけましょう。また、適度な休息、睡眠も取れるようにしてあげてくださいね。(取材・文/永井篤美、ひよこクラブ編集部)

監修/若江恵利子先生
医療法人恵徳会あさかクリニック理事長。小児科医。東邦大学大森病院新生児科、愛育病院小児科を経て、栃木県で開業。

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