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なぜか実母と折り合いが悪い…そんな母娘はいけませんか?

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JackF/gettyimages

友だちのように仲が良い母娘がいる一方で、母親とは折り合いが悪いなど、母娘の距離はさまざま。母親との関係、うまくいっていますか?
なぜか実母と折り合いが悪いというママが『ウィメンズパーク』に多くいました。自分が母になって、感じることもあるようです。
ママたちは実母のことをどう思って、どう接しているのか…、聞いてみました。

こちらもおすすめ→ 親になった今だからわかる!「母の気持ち」

仲良しだけが親子ではない。実母を苦手に思う娘たち

子どものころの経験を引きずっていたり、実家に帰省するたびに嫌なことを言われたり…なぜか、実母とうまくいかない、どうしようもない気持ちを抱えたママたちがいました。

実母が苦手なんです

第2子妊娠中、切迫早産で自宅安静のため実母に手伝いに来てもらいました。
本当なら頼りたくないのですが、5歳の娘の相手や幼稚園の送迎だけでも頼めたらと、泊まりがけで。
こちらが頼んでいる身なので、もちろん実母には「ありがとう」と感謝を伝えますが、正直、いろいろ面倒くさいです。
子どもの相手以外、私がやらなきゃいけないことがなぜか増え、安静なんだかどうだか…イライラしてきました。
私が子どものころも、少し個性的であることが求められ、例えば女の子なら誰でも憧れるピンクやフリル、お姫様などのキャラクターは「みんなと同じでくだらない」と買ってもらえず、習い事は当時、そろばんや習字が主流のところ、バレエや絵画。正直好きでもなかったしツラかったです。
今は離れて生活しているためなんとか心の平穏を保っています。
時々、娘に電話をさせたり、盆と正月には家族で帰省もし、表面的には良好な関係でいられるよう努力もしています。

親子であっても思いやりは大切

帰省すると一度はディスられます。いつから始まったかな…長いことディスられてます。いつも、気が抜けている時にディスられるので、「はぁ?」とは思いますが言い返せず、後から思い出して悶々とします。次、言われたら何て言い返してギャフンと言わせてやろうかと思う日々です。
それが無ければ長く帰省したい。「泊まれば?」と言われるけど、長く一緒にいたら、嫌な事を言う回数も多くなるから嫌です。
親子だと、何でも言っていいと思っているみたいです。

お母さんとは話しはできない?

お母さんはよく「何でも話しなさい」って言ってくれる。でも話すと自分の考えを否定されたり、母親の意見を押しつけられたり…なんでも話せる関係になれない母娘もいます。

母と話せる関係ですか?

周りの話を聞くと、悩みや心配事があると母親に聞いてもらうという人も多いですが、私は出来ません。
昔からそうですが母親が怒りそうな事や心配するような話は出来ず自分自身の悩みなどは全部溜め込んできました。学校で孤立していて辛い思いをしていましたが黙って学校に行っていました。
今も子育ての悩みや家庭での問題などは全く話していません。基本、自分の話はほとんどせず親の話を聞くくらいです。
たまに親からどうなの?と聞かれても大丈夫だよと答えてしまいます。ほんとうは悩みたくさんなのに。

母は完璧人間だから

小さいときは、母親というのは遠い存在でした。心配をかけてはいけないって思っていました。だから、学校に行きたくない時も、「親が悲しむから学校には行かなきゃ…」って、歯を食いしばって行っていました。
母は成績も優秀で、さらに、生徒会長とか、弁論大会一位とか、とにかく輝かしい記載がたくさん。それと比べたら、私は平凡な人間です。私が勝手に気負っていた感じがします。
私が母親になった時、私の母は母親としては、落第点だったと思いました。それを母親に告げた時、「あなたがそんな思いをしていたなんて」と泣いていました。
それを言ったことで、母との距離は縮まりましたが、どこかで、母の生き方とは別の道を歩んだ私は、あえて母に反論されそうなことは言わないとか、相談せずに報告だけにとどめるとか、しています。

友だち親子は夢のまた夢

母親とはなにも話せない関係です。
基本的に自分の意見以外、全否定でズケズケものを言う人なので、子どもの頃から、悩み事も何もかも話したことがありません。学校で友だちとうまくいかなくなったことありましたが、言いませんでした。どうせ、私が悪いとか言われるんだろうなって。母娘だからって何でも話せるとは限りませんよね。相性ってありますから。私には、友だち親子なんて、夢のまた夢です。

娘から母になった自分が思うこと

母としての責任で全うする、娘に愚痴れない自分の将来を不安に思う…子を持つ親になった今、違う見方で母を見ているママたちもいました。

親になってわかったこと

私が子どものころ母親は、掃除洗濯、して当たり前。頼み事、何だかんだ聞いて叶えて当たり前。親なんだから、当たり前、と思っていました。
でも自分が親になって、わが子にには、「私はあなたの召し使いじゃないから」と言っています。
親としての責任は果たしますが、責任は『愛情』とか『一から十までやりたくて』とはまた別だと思っています。
私はわが子にその責任がある。母は私にその責任があった。
私は人の親になった、母にあった責任は、母はもう全うした。
あとはもう、大人同士の付き合い。
それでも親は親だから何だかんだで甘えさせてくれます。


正直、母がうらやましい

父の介護を母がしています。私もフルタイムの仕事をしながら、出来る限りの手伝いをしたり、ストレス発散にでもなればいいと、たまに一緒にランチに行ったり、映画に行ったりしています。
話題はほぼ父に対する愚痴ですが、それで母の気持ちが楽になるのならと思って、そうだねと聞いています。
母は「夫婦共に元気で一緒に買い物や旅行に行ける人たちがうらやましい」と言います。
でも正直私は母がうらやましい。
愚痴とストレスのはけ口に出来る娘が近くにいて。
母と同じ年齢になった頃、私はどうだろうと考えることがあります。
子どもは男の子2人。嫌な姑にはなりたくない、夫とは女同士の会話はできない。やっぱり娘なんだなあと思います。

母と娘だからこそできてしまう距離感が感じられます。自分が親になって母親への見方が変わることもあるようです。適度な距離感で母娘関係を築いていけるのがよいのかもしれませんね。

(文・真山りせ)

■関連:実の親だから難しい!年を取った親といい関係を築くコツとは?

■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。

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