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おっぱいバイバイ!我が家の断乳体験記

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szeyuen/gettyimages

息子1歳2ヶ月、断乳しました。「どうやってやったの?」「いつすればいいの?」「泣き続けなかった?」と、疑問は尽きない断乳。保育士の相原里沙さんに、実体験を聞きました!

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相原 里紗
保育士・のあそびっこプロジェクト 主宰
(株)オールアバウトを経て国家試験で保育士に。親子×のあそび×地域を軸とした「のあそびっこプロジェクト」他、親子向けイベントを多数企画・運営している。1歳男児の母。

そろそろ断乳を!考え始めたきっかけ

「夜中の授乳がきつい!」。私が断乳を考え始めたきっかけでした。
1歳を超えたくらいから、歩き始め活発に動き回るようになった息子。公園に遊びに行けばあっちこっち着いて歩き、出かけるにしても移動中に全力でお相手をせねばならず、さらにお仕事も頂いていたのでフルスロットルで駆け抜ける日中は、もうヘトヘト。睡眠でリセットしたい気持ちに溢れているのに、朝方1時間置き、短いと30分おきにおっぱいおっぱいと飲みにくるので、どんどん疲労感が蓄積され、すべてのパフォーマンスが落ちていく悪循環に。息子にも余裕を持って接することができなくなってきたことに気づいた時、ご近所さんに、「断乳すると体軽くなるよ!」「朝まで寝られるようになるよ」と教えてもらったのです。
そうか、断乳という手があったか、と、その時初めて気がついたのでした。
一方で、WHOは長期の母乳育児を推奨しているし、授乳の時間は幸せだし、夜間断乳だけでもいいのでは、とも思ったりもしました。ただ、日中は飲まなくても元気に過ごせていて、食べることが大好きな息子の様子を見ていると、思い切って断乳でいいか、という結論に。
こうして、息子と私、お互いのために断乳を決心したのでした。

事前準備が肝心!断乳までの道のり

離乳食を始めるのも催促されたくらい、食べ物に興味のあった息子。1歳を過ぎる頃には3食+おやつ2食をしっかり食べ、自ら要求するようになっていました。好き嫌いもほぼ無く、新しいものを食べることにも抵抗がないタイプだったので、食事で十分に栄養が取れているようでした。その状況を踏まえて、そろそろ、と思った時から少しずつ日中の授乳量を減らしていくことに。具体的には、「オッパーイ!」となったら、おやつ+水(豆乳・牛乳などの時も)でお腹を満たして、外に連れ出したりおもちゃを出したりして気を紛らわせば、すっかり忘れて遊びに夢中、という流れです。これで基本的に日中の授乳は1回程度まで減らすことが出来ました。

おっぱいでの寝かしつけは早めに卒業。授乳と寝かしつけ場所を変える

10か月くらいから、授乳と寝かしつけは意図的に切り離すようにしていました。自宅にいるときは、お風呂上りに授乳を1階で、終わったら寝かしつけを2階で、という具合に場所を変えていました。お風呂から上がると授乳、終わると二階で絵本を2冊読んで就寝、と流れを息子もよく理解して、自ら率先して促していました。夜中の授乳こそあったものの、寝かしつけが授乳と切り離されていたことは、スムーズな断乳につながったと思います。

断乳日程を決めよう。環境変化の少ない、協力を得られる日程に

事前に方々から話を聞くと、長くても3晩程度で完了、するとのことだったので、親子共にいつもの行動ができて、夫の協力を得られる日程が良かったので、遠方に出かける予定のない3連休に断乳の日を決定。休前日なら万が一、一晩中泣き叫んで大変でも、パートナーと交互に見ることができます。子どもにとっても断乳は大きなストレスなので、不安が起きやすい保育園入園時や長期休み明けなどは避けるのがベターだと思います。

「もうすぐおっぱいバイバイだよ!」言い聞かせる1ヶ月

授乳回数が減って断乳の日が決めたら、1ヶ月前から息子に伝えていきました。
「○月△日でおっぱいはおしまいだよー」
「あと1週間だよ、お兄ちゃんになるねー!」
「今週末だよ、おめでとうだねー!!」と、
カウントダウンしながら言い聞かせていきます。夫だけでなく、友人にも伝えて、声をかけてもらいます。
言われるたびに「うん!」と自信満々に返事をしていた息子は本当によくわかっていたようで、最後の1ヶ月はそれまで減らしていたはずの日中の授乳回数度外視でよく飲んでいました。最後だしいいか、と飲ませることにしていました。
今思えば、この言い聞かせる1ヶ月は、息子だけでなく私にとっても心の準備期間だったように思います。言うたびに「もう少しで終わりなんだなぁ」と感慨深くなっていく。お互いにとっての準備期間でした。

断乳後のおっぱいケアは、助産師さんに事前相談

忘れてはならないのが、自分のおっぱいケア!最後の1ヶ月もそこそこ飲んでいたので、断乳をしたらまずおっぱいが張ることが予想されていました。次の子育てのことを考えても、しっかりメンテナンスをしておいてもらったほうがいいということで、地域の訪問助産師さんにおっぱいケアを依頼。相談して断乳3日後に予約をして準備しました。その後さらに2回来てもらって、おっぱいのメンテナンスは完了です。

いざ、断乳。母子の新しい関係

最後の授乳はお昼の授乳。大好きだった授乳スペース(我が家の場合はハンモック)で、「これで最後だよ」「お兄ちゃんになるんだね」と話しかけながら、自分が泣けてくる。本当は授乳後一緒におっぱいに絵を描いてバイバイするつもりが、息子、まさかの寝落ち。気持ち良く寝られたならまあいいか、と、寝かしつけた後に一人でおっぱいに絵を描くというシュールな状況に。乳首に絆創膏を貼って、その上から息子の大好きな「もぐらバス」の絵本にちなんで、そのバスを描きました。起きてからは欲しがらずそのまま、夕食、入浴。少しいつもより30分程度長めに遊んで、いざいつもの授乳タイミング!
私「おっぱいバイバイしたから、バスになっちゃった!(おっぱいを見せる)」
息子「・・・。(そっとおっぱいをしまってくれる)」
そして授乳なしで2階に連れて行くと意外にもあっさり入眠。夜中は2回起きたものの、両方とも簡単なおやつと水を飲んで30分ほどで入眠しました。

断乳2日目、3日目。余裕の息子、張る私のおっぱい

2日目、3日目は、日中は全く欲しがりませんでした。夜中は、2日目に一回起きて欲しがり、おっぱいのバスを見せると納得、水を飲むとすんなり就寝。3日目に至っては一度も起きずに眠り続けていました。こうして、あっという間に息子は断乳完了。
一方で大変だったのは私自身。夜の授乳回数が多かったため、夜毎に張っていくおっぱい。「おちょこ一杯分くらいなら絞ってもいいよ」と助産師さんに言われていたので、こまめに搾乳。それでもカンカンで、2日目はそのせいで夜眠れませんでした。3日目の夜におっぱいマッサージに来てもらってメンテナンスしてもらった時はそのすっきり感に涙しました。
おっぱいマッサージの後に、何度も書き直していたバスを消しつつ乳首の絆創膏を剥がしました。翌朝息子に見せるも、もう「飲みたい!」ということはありませんでした。

おっぱいバイバイ、のその後

断乳して1ヶ月が経ちますが、もうすっかりおっぱいから離れた息子。そして、私自身もすっかり授乳の感覚を忘れてしまっています。息子が生まれてから、あんなにも毎日飲ませていたのに!これが本能というものなのでしょうか。
息子は食事を以前にも増して食べるようになり、外食すると1人前の半分以上を食べてしまいます。スキンシップの量が減るかなと思っていましたが、その分一緒に遊ぶ時間が増えているので、コミュニケーションは別の形で増えていると感じています。当初の目的だった睡眠時間の確保に関しては、はじめこそ息子の動向が気になってすぐに起きてしまっていましたが、少しずつ睡眠が深くなっている気がしています。
授乳という特別な時間はかけがえがなかったけれど、全力で遊びに一緒に集中出来る今の関係性も、大切に育んでいきたいと思っています。

関連:1カ月前から準備すればスムーズ!「断乳」の進め方

個人によって考え方もペースも様々な断乳・卒乳。子どもと母、そして家族の状況を見ながら、ベストなタイミングを探して、納得して「おっぱいバイバイ」をしたいですね。

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