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春夏秋冬★赤ちゃんを感染症から守るために親が気をつけることは?

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子育て中には、急なトラブルが生じることもあります。中でも心配なのは「病気」ではないでしょうか。新米ママ・パパだとパニックになり、適切な対応に行きつくまでに遠回りしてしまうこともあります。予防接種を受ける以外にも、日々の生活でママ・パパが気をつけておきたいことは何かを、横田小児科医院・院長の横田俊一郎先生と、同医院・小児科医の泰道麗菜先生に伺いました。

関連:赤ちゃんが感染症?小児科でスムーズに受診するために知っておきたいこと

【春夏秋冬】はやる病気と気をつけたいポイント

「季節によってかかりやすい病気は移り変わり、それに伴って予防法も変わってきます。春夏秋冬で気をつけたいポイントをまとめてみました。」(横田先生・以下同)

【春】新入園の時期は感染症が急増

「花粉が多く舞う時季です。赤ちゃんでも花粉やハウスダストは刺激になるので、室内に花粉・ほこりをためこまないよう、掃除をこまめに。外に干していた洗濯物は、よくたたいてから取り込みましょう。新入園の時期は子ども同士で感染することも多いです。生活リズムを整えて、体調管理にも気をつけましょう。集団生活をしている上の子がいる場合はとくに手洗い・手ふきを念入りに」

【夏】肌トラブルと食中毒に注意

「あせもなどの肌トラブルが起こりやすいので『汗をかいたらふく』を基本に、清潔をキープしましょう。おむつかぶれにもなりやすいので、おむつ替えもこまめに。細菌に汚染された食べ物を食べることなどによって起こる細菌性腸炎(さいきんせいちょうえん)予防のため、食べ物はしっかり加熱し、親も手洗いを入念に。夏風邪は、症状が出る前からほかの人にうつす心配があります。かかってしまうのはしかたがないので、かかったらおうちでゆっくり休養しましょう」

【秋】気温の変化による肌のカサカサ予防を

「急に寒くなったり、空気が乾燥してきます。肌が刺激を受けやすくなるので、スキンケアはていねいに。日々の保湿を重ねることで、アトピー性皮膚炎(せいひふえん)の予防になったり、症状を軽くしたりできます。秋は春と同様に花粉やほこりが舞いやすい季節。室内を意識してきれいに掃除するようにしましょう」

【冬】インフルエンザの流行時季。病気を持ち込まない、うつさない

「感染症が流行する季節。病原体を家の中に持ち込まないためにも、大人は外出時はマスクをつけ、帰宅時は赤ちゃんは手ふき・手洗い、大人は手洗い・うがいを。インフルエンザの予防接種もなるべく受けましょう。むやみに人込みに行かないことも大事。空気が乾燥するとウイルスの活動が活発になるので、室内の湿度は50~60%に保ちましょう」

家族が感染症にかかったら?

「きょうだいや、ママ・パパなどが感染症にかかってしまうこともあります。赤ちゃんにうつさないために、気をつけたいポイントを押さえておきましょう。」(泰道先生・以下同)

マスクをつけ、赤ちゃんとは距離をとる

「なるべく赤ちゃんと接する機会を減らし、感染症にかかった家族はマスクをつけましょう。就寝時は赤ちゃんと別室で寝るか、少し離れた場所で寝るようにして。ママが感染症にかかった場合、母乳からは感染しないので、授乳はしてもOKですが、授乳前は必ず手洗いをしましょう。受診で薬を処方される場合は、医師に授乳中であることを伝えてください」

吐いたものやおむつはポリ袋に入れ、閉じる

「感染症にかかった家族が吐いたものや下痢便には、大量のウイルスがいます。使い捨てゴム手袋とマスクをつけて処理をし、ポリ袋に入れて口をしっかり閉じます。吐いたもののふき取りに使ったぞうきんなども同様に。床や物、衣類は、塩素系漂白剤で消毒しましょう」

タオル、洗面器、食器などは赤ちゃんとは別にする

「感染症になった家族と赤ちゃんとは、タオル、洗面器、食器などを使い回さず、別々に使うようにしましょう。感染症の家族のお世話をしたあとは、しっかり手洗いするのもお約束です」

熱が下がってもしばらくは用心が必要

「熱は下がっても、2~3日はウイルスが体内に残っています。発症から5日以上経過してせきや鼻水などの症状がなくなるまでは、マスクの装着や、赤ちゃんのお世話をする前の手洗い、うがいなどを徹底しましょう」

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赤ちゃんを感染症から守るためには、まずママ・パパが予防やケアへの理解を深めることが大切です。知っておくと、いざというときに落ち着いて対応できるはず。ぜひ、お世話の参考にしてみてくださいね。(撮影/なべ 取材・文/ひよこクラブ編集部)

■監修:横田俊一郎先生
横田小児科医医院院長。東京大学医学部付属小児科、社会保険中央総合病院小児科部長を経て、1993年に神奈川県小田原市で開業。外来診療を中心に、地域の子どもたちの健康を守っています。

■監修:泰道麗菜先生
横田小児科医医院小児科医。横田俊一郎先生の二女。アレルギー疾患を専門に、大学病院の小児科などを経て2018年より現職。2人のお子さんのママの目線からも、親に寄り添った診療をしています。

■参考:『ひよこクラブ』2019年1月号別冊付録「絶対保存版 赤ちゃんがかかりやすい病気・アレルギー大事典」

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