ワイヤーブラはダメ!? 母乳育児ママのしていいこと・ダメなことを助産師がジャッジ!
母乳派のママは「この行動、母乳に影響するのでは?」と思えるモノやコト、結構ありませんか? 母乳育児のママの多くが迷いがちな“してもいいこと・悪いこと”を、助産師の岡本登美子先生がすっきりジャッジします。
【これはOK!】パーマ・カラーリング
「パーマやカラーリングに含まれる成分は母乳に影響しないのでOK。染料のにおいがきついことがあるので、自宅でする場合は、赤ちゃんのいない部屋で」(岡本先生・以下同)
【これはNG!】ワイヤー入りブラジャー
「胸が圧迫されて血液循環が悪くなるため、母乳分泌が悪くなる可能性もあります。授乳中は、授乳用ブラを選ぶほうがいいでしょう」
【これはOK!】歯の治療
「歯科治療などの局所麻酔は、まず母乳に影響することはないので大丈夫。でも、授乳中であることは医師に伝えてください」
【これは要相談】医薬品
「飲み薬の成分はわずかに母乳に移行します。授乳中に飲んではいけない薬もあるので、必ず医師に相談を。とくに、ホルモン剤、抗うつ剤などを服用している場合は要注意です」
【これはOK!】マンモグラフィー検査・X線検査
「ともに母乳に影響を与えることはないので大丈夫。ただ、マンモグラフィー検査は、授乳中だと判定が難しいため、超音波検査に切り替えたほうがいい場合も」
【これは要注意】温泉
「『授乳中は控えて』との案内があれば、それを守って。また、長時間の入浴は乳房が張ることがあるので避けましょう」
パーマ液やヘアカラー、X線検査などは、ママの体に浸透しそうで「母乳に影響ありかも…」と思ってしまいがちですが、意外と大丈夫でしたね。睡眠不足や偏った食事などは、母乳育児中のママの体に負担がかかります。普段の生活習慣も再確認してみるといいかもしれませんね。(文・ひよこクラブ編集部)
■参考:たまひよブックス「いつでもどこでもHAPPY育児生活ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)