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ママ×医師 友利先生の子育てが楽しくなる処方箋#2「仕事と家事の両立どうすれば?」

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4月から仕事復帰というママも多い時期。イクメンパパも増えてきましたが、まだまだ男性の育児・家事分担は低い現状が。現在2人のお子さんのママとして、医師として、さまざまなメディアで活躍中の友利 新先生にママからの疑問に答えてもらいました。

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仕事と家事の両立どうすればいい?

<ママからの質問>
「今月から仕事復帰しました。朝の保育園への送りは夫が担当していますが、平日夜は基本はワンオペ。家に帰ってから子どもが寝るまでは息つく暇もなくクタクタです。夫が手伝ってくれていることに感謝はしていますが、どうしても不公平さを感じてしまいます…。あきらめるしかないの?」(9カ月の女の子のママ)

客観的データを示して話してみては?

「2012年の国際社会調査プログラム(ISSP)の調査によると18才未満の子どものいる家庭において、男性の家事、育児ケア分担率の割合は、日本は33カ国中最下位。さらに、『OECD Gender data portal(2016)』のデータからも、日本人女性が一週間に家事育児にかける時間が263分に対して男性は46分と極端に短いこともわかっています。

これは男性が育った家庭環境においても、母親だけしか家事、育児に参加してこなかったことで、家事育児は女性がして、男性は外で働くものという考えが漠然とあるからではないでしょうか? しかし、現代では共働きも当たり前で、女性=家事育児という家庭モデルは崩壊しつつあります。

ただ、その考え方に慣れてしまっている旦那さんを急にいわゆる『イクメン』にするのはとても難しいこと。頭ごなしに不満をぶつけるよりも男性は客観的データを示して話すほうが感情的になりにくいので、先ほどのデータをさりげなく話してみるのはおすすめです。ちなみにドイツやイギリスの男性の家事時間は126分と127分と多く、中国、韓国のアジア諸国においても75分と、日本よりは男性の家事時間が長くなっています」(友利先生)

女性も「完璧な家事」は目標にしない

「そしてもう1つ、どうしても日本人女性は家事を完璧にしなくてはという思いが強くあります。家は常に片付いていて、洗濯物はふかふか、料理も毎日違う献立をといういわゆる『完璧な家事』は、共働きの家庭では絶対に不可能なのです。少しくらい家がぐちゃぐちゃでも、洗濯物がたまっていても、料理がお惣菜や代わり映えがしなくても、ママとパパが笑顔で子どもに接していれば子どもは幸せなのです」

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日本の男性の育児・家事分担率が低い背景には、長時間労働の問題もあります。すぐには難しくても、少しずつ女性も男性も、そして社会全体が変わっていけるといいですね。(取材/ひよこクラブ編集部)

Profile●友利 新(ともりあらた)

皮膚科医、内科医。沖縄県宮古島出身。東京女子医科大学卒業。同大学病院の内科勤務を経て皮膚科へ転科。現在、都内のクリニックに勤務する傍ら医師という立場から医療としての美容と健康を追求し、美しく生きるための啓蒙活動を雑誌・テレビなどで展開。2人のお子さんのママでもあり、現在第3子妊娠中。2019年夏に出産予定。自身で開発したベビースキンケアブランド「メディスキン」が好評発売中。

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