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我が子をチャレンジする子に!「他人の目を気にする子」や「依存的」にしない親のかかわり方

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LeManna/gettyimages

子どもは好奇心旺盛! さまざまなことにチャレンジして失敗し、そこから成功法を探ろうと試行錯誤を繰り返します。子どもの脳の発達には、実はこうしたチャレンジの繰り返しが必要ですが、ママ・パパのかかわり方によって子どものチャレンジはより充実したものに! 子どもの脳と心の発達に詳しい、早稲田大学教育学部教授 本田恵子先生にお話を伺いました。

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考える力にもつながる! チャレンジ意欲を高めるコツは!?

赤ちゃんは握ったおもちゃを「なんだろう?」と口に運んだり、モビールなど動くものに興味を示して手を伸ばしたりします。こうした好奇心はやがてチャレンジ意欲につながりますが、ママ・パパのかかわり方によって“チャレンジしたい!”という気持ちはさらに高まります。ママ・パパに心がけてほしいかかわり方と、チャレンジ意欲を高める遊び方や言葉かけのコツを紹介します。

ママ・パパが、温かくかかわることでチャレンジ意欲はアップします

子どものチャレンジ意欲を高めるには、温かい親子関係を築くことが第一。たとえばママ・パパが時間に追われていたり、気持ちに余裕がなくて、いつも子どもをせかしていたり、ちょっとした失敗に目くじらを立てたりしていては、子どもの心は閉ざされてしまい、チャレンジ意欲はそがれてしまいます。

ほかにも幼稚園や保育園のお迎えのとき、子どもはママ・パパの姿が見えると、うれしさと安心感を覚えますが、子どものところに真っ先に行かずに先生やママ友だちのところに行く方もいます。ママ・パパからしたら何気ない行動かもしれませんが、そうしたことの積み重ねが子どもに不安を与えます。

チャレンジ意欲を育むベースをつくるには、心の安定が必要です。“幸せホルモンや”“愛情ホルモン”と呼ばれる脳内物質“オキシトシン”を増やしてあげるようなかかわり方を意識しましょう。“オキシトシン”はリラックスした環境の中で、ママ・パパと楽しく触れ合うことで分泌され、チャレンジして成功したときの満足感や達成感をつかさどります。達成感が得られると、子どもは「またチャレンジしたい!」という意欲が自然とわきます。

また「チャレンジはさせたいけれど、失敗はさせたくない」と考えて、失敗しないように過度にサポートするママ・パパもいますが、そうしたかかわり方を繰り返すと子どもが、自発的に選んだり、考えたりする機会を奪ってしまいます。考えないことが習慣になると、依存的になったり、他者の評価を気にしたりして心の安定を図る脳内物質“セロトニン”が分泌されにくくなるので注意しましょう。

心の安定を図り、チャレンジ意欲を育む年齢別の遊び方★かかわり方のポイント

0~2歳代/探索遊びを通して、好奇心を刺激しよう!
この時期は、探索遊びを十分にさせましょう。探索遊びとは、子どもが興味の向くままに家の中や公園などを自由に探索させる遊びです。探索中は、できるだけ「ダメ!ダメ!」と止めないことが大切なので、危険なものはあらかじめ隠しておくなど配慮を。子どもは探索を通して「これはなんだろう?」「触ってみよう!」とチャレンジを繰り返します。

3~4歳代/チャレンジしたら、プロセスを認める言葉かけを
3~4歳代は、脳の中の自分の身体や考えを調整したり組み立てたりする“前頭葉”が発達する時期で、さらにチャレンジ意欲がわくころでもあります。そのため子どもがチャレンジして成功したら「ここは、何をつかったの?」「どうやって作ったの?」などのプロセスに興味を示して話を聞いてあげましょう。そうした工夫を認めて、ほめることが「自分ができていること」を具体的に理解することにつながり、自尊心が育ちます。

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子どもに何かチャレンジさせるというと大げさに考えてしまうママ・パパもいるかもしれませんが、子どもは日々の遊びの中でチャレンジしようとしています。そのため家の中でもいいので、チャレンジする場を設けてみてと本田先生。また、ママやパパのお手伝いに誘うのも一案とのこと。花に水をあげたり、衣類を畳んだり、お出かけの道順を一緒に地図を見て考えたり、といったお手伝いも立派なチャレンジになるそうです。身近なところから、親子でチャレンジしてみてください。(取材・文/麻生珠恵、ひよこクラブ編集部)

監修/本田恵子先生
早稲田大学教育学部教授。公認心理師、臨床心理士、学校心理士、特別支援教育士SV。脳科学を活かして幼児から大人まで、それぞれの個性に合わせた学習方法やソーシャルスキル教育、アンガーマネジメントなどを実践。 米コロンビア大学院でカウンセリング心理学博士号を取得。著書に「脳科学を活かした授業をつくる」(みくに出版)など。

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