【動画】今の季節にぴったり!Twitterで火が付き書籍化も!相澤悦子さんの春の草花あそび
木々が芽吹き、足元には小さな花たちが咲く。今の季節は、たくさんの草花がいきいきとした姿を見せてくれて、お散歩も楽しい季節ですね。身近な場所で見つけられる自然素材で、かわいい草花あそびをしてみませんか。
「特別な材料も道具も使わずに、簡単にできる草花あそびがとってもかわいい!」とTwitterでも話題の「New草花あそび研究所」所長の相澤悦子さんに、春の草花あそびを教えていただきました。
ナガミヒナゲシのスタンプ
花びらが散ったあとの若い(緑色)実ざやを使います。
インクをつけてポンとおすだけ
実ざやの先端(ふたのような部分)にインクをつけてポン!とするだけ。個体差があり、こんなにいろいろな模様が!
ヘビイチゴのルビーの指輪
実を1つと、茎1本(10cmくらい)を用意します。
絵本の指輪のよう
(1) 実の周りの大小のガクをとりのぞき、茎を実の下側に挿して貫通させます。
(2) 貫通させた茎を軽く結ぶようにからませ、あまった茎を切ってできあがり。
タンポポの女の子
↓作り方の動画は、すぐ下から観ることができます。
大きくて茎の長い花1つと小さな花を1つ使います。
(1) どちらも、下に垂れたガクを取りのぞきます。小さい花は頭になります。
(2) 前髪のラインでガクを切り、長い花びらをとって髪形を整えます。
(3) 大きな花の茎を半分にさき、花の下でひと結びし2本の長さをそろえて足にします。
(4) 頭を挿してできあがり。
春が来ると、道端や公園でいつもどこかで会える身近な草花たち。手に取ってじっくりながめ、遊んでみると、そのかわいさ、緻密さ、個性にはっとします。
「毎年、どの町にいってもたいがい見つけられて、彼らに出会うたび、まるで見守られているような気持ちになります」と相澤さん。
身近な自然と仲よくなるきっかけになればと、日々あたらしい草花あそびを考案しています。
ここに紹介した以外にも、相澤さん考案の草花あそびと作り方を集めた著書『あたらしい草花あそび』(山と溪谷社)も発売中。
子どもたちが成長したとき、足元に咲く花を見て、親子で遊んだ記憶も思い出してくれたらうれしいですね。
Profile●相澤悦子さん
「New草花あそび研究所」所長。ナガミヒナゲシを使った草花あそびをきっかけに、オリジナルの草花あそび作品の創作をはじめる。「簡単で楽しくて完成度が高い」をモットーに日々新しい作品を考案し続けている。著書に『あたらしい草花あそび』(山と溪谷社)、5月20日に最新刊『作ってびっくり! か わいい草花あそび』(日本写真企画)を上梓。
●Twitter: @kusabanaasobi
●ブログ: 太陽と大地のいのり
■写真・動画提供=相澤悦子さん
■文と構成=ひよこクラブ編集部/大武美緒子