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母たちの切なる願い スーパー、ドラッグストア、ついにコンビニでも! 「液体ミルク」広がる販路

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哺乳びんに注ぐだけで赤ちゃんに飲ませられる乳児用液体ミルク。その利便性から災害用の備蓄としてだけでなく、お出かけ時や、夜中の授乳など日常的な利用が増えています。たまひよONLINE「液体ミルクの今」第3回は、液体ミルクが、どこで販売され、どんなときに売れているかをリサーチしました。

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大型連休などお出かけ需要が 高まるときに売れゆきがアップ

食品をはじめ、衣料品や生活用品などを取り扱う大手小売業「イオン」では、液体ミルクを全国で販売しています。
「発売当初より取り扱っています。防災用としてだけでなく、日常で利便性の高い商品だと感じています。とはいえ液体ミルクはまだまだ知られていない商品。まずは認知してもらえたらと試飲会やチラシなどの販促を実施しました」(イオンスタイル板橋 キッズリパブリック 高垣さん)

 とくに需要が増えるのはGWやお盆前とのこと。
「旅行前に購入する方が増えています。今年2019年の大型GW前で通常の約3~4倍、8月のお盆前後で約1.5倍の数が売れました。これも利便性の高さから『日常使いされていること』が要因だと考えています」(高垣さん)

 イオンリテール株式会社 広報 関本さんによると、全国のイオンのエリア別の売上では、「南関東エリアの店舗で最も売れていて、次いで東海・近畿・北関東エリア」とのこと。
「エリアによって、認知度に差があるのかもしれません。今後は液体ミルクについて知らない方にも試してもらえるよう取り組んでいけたらと思います」(関本さん)

まずは試してもらうことから

乳児用液体ミルクの発売開始後、試飲会を実施。

試飲会では飲ませ方についての質問も

いままで日本で発売されたことのない商品。実際の売り場では、ママやパパからどんな質問があったのでしょうか。
「試飲会で多かったのが、飲ませ方についての質問です。とくに温めたいときはどうすればいいのか?という声が多く寄せられました」(高垣さん) 
従来の粉ミルクと違い、常温で飲ませられる液体ミルク。けれど、ミルクは温かいものと思っているわが子が、常温で大丈夫なのかと心配する人が多いのは当然かもしれません。

乳児用液体ミルクを販売するメーカーに2社によると、基本は「消毒した哺乳びんや耐熱器に移し替え、湯せんなどで温めてください」とのことでした。缶タイプのものは、未開封の状態で湯せんすることもできるそう。
とはいえ、防災として用意したい場合、いざというとき「常温でないから飲まない」ではママやパパも途方にくれてしまいそうです。普段から常温にトライしておくことも必要かもしれません。

コンビニエンスストアでの取り扱いがスタート より身近な存在に

ひよこクラブ編集部がミルク育児中のママたちに会って液体ミルクについて聞いたところ「コンビニや自動販売機で売ってほしい」という声が多くありました。
連載1回目で紹介した通り、ミルク育児中のママ・パパにとって、お出かけ時の荷物が大幅に減る液体ミルクは、「本当に助けてくれる」、「外出しようという気持ちになる」という存在。それだけに、より欲しいときにパッと手に入れたいという声が多かったのです。
そんなママやパパの願い通り、実は、この9月より、一部コンビニエンスストア(高速道路のサービスエリア内など)でも手に入るようになりました。
ほかにはどんなところで入手できるのでしょうか? 赤ちゃん用品店やドラッグストア以外の販路や予定をメーカに聞いてみました。
「現在は自社サイトでの販売や、量販店、自動販売機などに展開をしています。今後も世間での認知とともにさまざまなチャネルに順次拡大していく予定です」(江崎グリコ株式会社 コーポレートコミュニケーション部 前田就喬さん)
「各オンラインショップなどで主に販売しています。また、ディズニーランド・ディズニーシーのベビーセンターでも粉ミルクと一緒に置いています。今後は駅・空港などの公共施設や自販機など、拡大に向けて商談中です」(株式会社明治 マーケティング本部 田中伸一郎さん)

さらに、ママ・パパにとってうれしいニュースなのは、3社目、乳業メーカーの雪印メグミルクでも製品化のめどが立ったことです。

「現在、関係省庁への申請に向けて進めているところです。今後、承認・許可を取得しだい、発売日含め詳細を検討してまいります。当社お客さまセンターへにも、液体ミルクの発売の有無について、お問い合わせをいただいております」(雪印メグミルク株式会社 広報IR部 重原さおりさん)

日常使いでの需要が高まることで、ますます販路に広がりを見せると推察される乳児用液体ミルク。必要になったときに、すぐに手に入れる環境が日本全国で整う日も近いのいかもしれません。

関連:[新米ママハトコのドタバタ育児日記 #16] HTLV1キャリアの私が完全ミルク育児をしてみて①

店頭でも注意喚起の情報が

便利さが注目される乳児用液体ミルクですが、母乳代替食品として作られただけに、栄養価は著しく高く、そのため開封後は「雑菌がすぐに繁殖するもの」としっかり認識をしてください。
赤ちゃんは細菌には弱い存在です。飲み残した分を時間が経ってから赤ちゃんに飲ませることは絶対にしないようにしましょう。(取材・文/本間勇気、ひよこクラブ編集部)

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