子どもに靴を履かせたまま抱っこやおんぶをするのは、マナー違反? みんなの意見を聞いてみた
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ママになると、子どもや家族のことを考えて、今までと違うことが気になったり、気をつけるようになりますよね。
口コミサイト「ウィメンズパーク」の会員15,985名に「ママになって初めて気になりだしたことはなに?(※複数回答可)」というアンケートを行ったところ、
第1位 ハウスダスト (42.1%)
第2位 おもちゃのバイ菌 (37.1%)
第3位 たばこ (35.6%)
第4位 ダニ (31.8%)
第4位 洗剤 (30.3%)
第4位 カビ (30.2%)
第4位 飲料水 (25.8%)
第4位 車の排気ガス (17.4%)
第4位 その他 (10%)
という結果に。
約4割の方が「ハウスダスト」が気になると答えており、「おもちゃのバイ菌」「たばこ」「ダニ」「洗剤」「カビ」も約3割の方が気になるようになったと答えています。ママになると、子どもや家族の健康への意識が高まるようですね。
また、子どもを持つと、それまでとは違う“周りへの配慮”が必要になる場面も。今回のテーマは、抱っこ紐を使うときの周りへの配慮について。子どもに靴を履かせたまま、抱っこ紐に載せている、という人も多いと思います。人混みなどで他の人に靴が当たってしまい、その人が実は嫌な思いをしているかも……?
意外に見落としがち?人混みでの抱っこ紐問題
口コミサイト「ウィメンズパーク」に「混んでいるショッピングモールやスーパー、電車の中など、抱っこ紐で抱っこされている子どもの足。靴を履いたままの子が多いなぁと感じます」という投稿が寄せられました。ショッピングモールに行った際、抱っこ紐をしている子どもの靴が当たり、おろしたての服に泥がついて買い直すことになってしまったという投稿者さん。わが子も含め、ふつうは抱っこ紐をするときは靴を脱がせるものだと思っていたのでびっくりしてしまったそう。
このつぶやきに対するママたちの反応は……?
“常に”はできていなかったです
「うちも靴は履かせたままでした。さすがに混んでいる電車の中では、脱がせたり、周りに気をつけていましたが、スーパーやショッピングモールでは脱がせていなかったです」
自分の服につくのが嫌だから脱がせる
「抱っこ紐の時はその都度靴を脱がせていました。周りへの配慮もそうだけど、自分の服も汚れるし、まして泥が付いていたらなおさら気になって仕方ありません」
混む場所に行く機会がなかったので…
「もう子どもは大きくなったのですが、脱がせていなかったです。田舎なので、混雑のショッピングモールに行くこともなければ、電車もほとんど使わない生活でした。スーパーでは靴のままカートに乗せてました」
今思い返すと脱がせる余裕がなかった
「私が抱っこ紐使っていた頃(といっても、おんぶ紐でしたけど)のは、もう何年も前のことですが、そこまで配慮できていたかなぁ、と反省です。けれど、思い返すと、靴の着脱、ただそれだけのことですが、その余裕さえなかったような気がします。今の世の中、『配慮すべき配慮すべき…』と、真面目な人ほどがんじがらめになっていないかと老婆心ながら心配になるほどです。どちらの気持ちも分かる気もするし、なんだか複雑な心境になりました」
先輩ママからは、いろいろなアイデアや提案が寄せられました!
シューズクリップで持ち運び
「クリップに靴を引っ掛けて、かばんに付けたり手で持ち運んでいます。シューズクリップっていうんでしょうか? 100円ショップにも売っているみたいです」
ぜひ靴カバーの使用を
「何を踏んだか分からない靴が自分の持ち物につくのがダメな私。もちろん、わが子の靴の汚れも同様なので抱っこのときは靴カバーをしていました。靴の上からかぶせるだけなので簡単! 抱っこしたり降ろしたりが頻繁でその都度脱ぎ履きさせるのは面倒な方、10年前にはすでにあった商品ですから今もあると思います」
室内履きを持参
「ショッピングモールなどで履かせる赤ちゃん用の室内履き(折り畳めるタイプ)が売っています。少し大きくなったら、ヒラキとかで売っている激安シューズも室内履きには便利でおすすめです。それを100均のきんちゃく袋に入れて持ち歩けば、ショッピングモールで子どもが歩きたがっても、さっと抱っこしたまま履かせることができますよ。私はショッピングモールには室内履きを持参していました♪」
なかなか落としどころが見つからないこの問題。育児で余裕がないというママの気持ちもわかりますし、服を汚されてしまった人の気持ちもわかります。防止策として、靴カバーやシューズクリップを使っているという人もいましたね。このほかにも靴を入れるビニール袋を持ち歩いたり、靴にショールを巻きつけているという人もいました。気にしすぎてお出かけが億劫になってしまうのはもったいない……! ぜひこのようなアイテムに頼ってお出かけを楽しんでくださいね♪(文・清川優美)
■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。