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【川崎病】2才4カ月、高熱が4日続き…まさかうちの子が たまひよスタッフが経験

近年、患者数が増加の一途をたどっている川崎病。2年ごとに行われている全国調査では、過去最多の患者数を記録しました。実はたまひよスタッフの2才4カ月の息子も最近発症。その19日間の闘病記を紹介します。

関連:過去最多!乳幼児の約70人に 1人が「川崎病」理由は…

高熱が下がらない!! 本当に風邪?

川崎病は4才以下に多い熱性疾患で、原因は不明。①発熱、②白目の充血、③唇が赤くなり、舌がイチゴ状にブツブツになる、④全身の赤い発疹(BCG接種部の発赤を含む)、⑤手足が赤く腫れ、解熱後に指先の皮がむける、⑥首のリンパ節の腫れ、の6つが主な症状です。全身の血管に炎症が起き、重症化すると冠動脈瘤(りゅう)ができたり、心筋梗塞を起こしたりするケースもあります。

たまひよスタッフで子育て中のママ、松崎の第一子、太一くん(仮名)は2才4カ月のときに発症。始まりは、突然の39度の熱でした。
「かかりつけの小児科を受診したところ風邪とのこと。翌日も熱が下らず、その夜、腹部と背中に発疹が出たので、突発性発疹かも?と、様子を見ることにしました」(松崎)

先生がつぶやいた「川崎病」という言葉が耳に残り…

4日目も熱が下がらないので、再度かかりつけの小児科へ。ひどい風邪との診断でした。
「診察中、先生が『川崎病じゃないよな』とつぶやいたのが聞こえました。ひよこクラブ編集部のそばで働いていますが、編集職ではないため病名以外は詳しく知らず、怖い病気という印象があったんです。そこで帰宅後すぐにネットで検索。発熱、白目の充血、発熱2日目の発疹はありましたが、それ以外に当てはまる症状はなかったので、『太一は違う!』と打ち消しました。でも、回復のきざしはまったく見えなくて…」(松崎)

「川崎病の疑いありです」と自ら申告し、救急病院へ

入院2日目の夕方、熱は落ち着いてきたものの、両手に点滴をつけているので身動きも取れず、機嫌がmaxに悪い状態。辛うじてDVDを見ているところ。

依然、高熱のまま迎えた5日目の昼ごろ、左耳の下が腫れているのに気づいたといいます。
「2時間後にさらに腫れが大きくなり、さらに2時間後には舌がイチゴ状に。小児救急外来がある大学病院に、川崎病の疑いありと電話したところ、すぐ来るようにとのこと。発熱、発疹、イチゴ状舌、首のリンパ節の腫れ、白目の充血が確認され、川崎病と診断されました」(松崎)
即入院となり、免疫グロブリン療法とステロイド剤の同時投与が始まりました。

なんでもイヤイヤ。これも川崎病特有の症状

翌日には熱が37度台に下がった太一くん。これで少しはラクになるかと思ったら、ひどく不機嫌でなんでもイヤイヤするように、実は、この「いつもと違う不機嫌さ」も、川崎病特有の症状だといいます。

また、たまひよスタッフ松崎と夫が不安になったのは、よくしゃべっていた太一くんの言葉がほとんど出なくなっていたことでした。
「先生に相談したところ、これは川崎病の影響ではないとのこと。『病気で会話をしていないと一時的にしゃべれなくなるけど、元気になれば戻る』と先生。その言葉を信じて待つしかないと思いました」(松崎)

入院4日目(発熱から8日目)に片手の点滴が取れ、6日目にはシャワーもOKに。
「1日の2割くらいは機嫌よく過ごせるようになりましたが、ステロイド剤の影響で強烈におなかがすくらしく、今度は食事がたりないと泣くように。ひたすら遊び相手をして、空腹を紛らわせました」(松崎)

後遺症はなく、退院後は今まで通りの生活に

入院8日目(発熱から12日目)に点滴がすべて取れ、飲み薬に変更。機嫌よく過ごせるようになり、言葉も発病前と変わらないくらいに戻ったそう。そして心エコー検査で冠動脈瘤はできていないことが確認され、入院15日目に退院!
「2カ月間は、血液を固まりにくくするアスピリンを服用。退院2週間後と4週間後に心エコー検査を行い、5週間後に心臓専門医の診察を受けます。5年間は経過観察をしていくようですが、生活は今まで通りでOKとのこと。ようやくわが家に平穏な時間が戻ってきました」(松崎)

熱が下がらないときは川崎病を疑って

「息子のあとにも川崎病で入院してきたお子さんがいたし、実はそれほど珍しい病気ではないと実感。早期に治療すれば重症化を抑えられるので、『熱が下がらないときは川崎病を疑って、かかりつけ医に相談』というひよこクラブの記事に書いてあったとおりだと思いました。私は『まさかうちの子が川崎病のわけがない』と思い込もうとしていたところがあったので、自己判断は危険だとつくづく感じました」(松崎)

関連:ゼーゼーと苦しそうな赤ちゃんのせき。原因はヒトメタニューモウイルス[小児科医・陽ちゃん先生の診察室だより]

たまひよスタッフ松崎が言うように、川崎病は早期発見・早期治療がとても重要。子どもがかかる可能性のある病気として、ぜひ記憶にとどめておいてください。子どものいつもと違う様子に気づけるのは近くにいるママとパパ、上記で紹介した症状があるときには受診をしましょう。
(取材・文/東裕美 ひよこクラブ編集部)

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