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義理の両親と価値観が合わない。この結婚は間違いだった?

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結婚をする時に、みなさんは結婚相手の家柄や両親の人柄なども考慮して決断しましたか…?
今回、口コミサイト「ウィメンズパーク」から、結婚してから「こんなはずじゃなかった!」とお悩みのママの投稿をピックアップ。このお悩みに対するみんなのアドバイスやコミュニケーションの専門家の意見などを見てみましょう。

夫の良さと義父母との違和感、どちらをとる?

はじめに、結婚して娘をもうけたCさんの悩みを紹介します。

「義理の両親が受け入れられなくて困っています。夫のことは好きだし、性格は申し分ありません。また義両親も、けっして悪い人たちというわけではないのです。ただ、お祝いなどをいただいた時などに価値観が違うと感じることが多々あります。
また、掃除や整理整頓が苦手なようで、いつも家の中がゴチャゴチャしている上に埃だらけです。食事は料理したものではなく、冷凍食品やインスタント食品が出されます。
そのような違いに違和感を感じていて、家同士の価値観が合うかどうかは結婚するには大切と思うようになりました。相手の人柄だけで選んだのが間違いだったのでしょうか?」

ママたちのアドバイスは?

実家と義実家との価値観の差に悩むCさん。今後、どのようにしていけば、今の悩みから抜け出せるのでしょうか。ママたちからのアドバイスを紹介します。

家柄が大事ならお見合い結婚のほうがあってる

「Cさんはお見合い結婚の方があっていたように思います。お見合いなら、親同士が釣り合うような縁組になる確率が高いと思います。私の友人のご両親はお見合い結婚だそうですが、70歳近い現在も仲良く過ごしていらっしゃいます。恋愛結婚では、親のことまで把握するのは難しいと思います」

ご馳走してくれる気持ちだけでも、ありがたいのでは

「確かに、親を見て選ぶのはある意味正しいとは思いますが、それは『あ、将来ハゲちゃいそうだな』とか『中年太りするな』のようなことであって、裕福かどうかではないと思います。お祝いをしてくれて、口出しもしない義理の家族、私ならありがたいです」

お祝いの気持ちや口出ししない義両親、ありがたいのでは?

「人間性は申し分のない夫なら幸せなのじゃないでしょうか。そんな風に育てたのは、そのご両親ですよね。そちらのほうが大事だと思います。
『人柄で選んだのが間違い』と思いながら夫と暮らすのは辛くないですか。親を比べるよりも、自分たちなりの土台を築いた方がいいと私は思います」

夫を育ててくれた感謝を形にしてもいいと思う

「年配になると、家の中の掃除が行き届かないのは仕方ないことだと思います。インスタントや冷凍食品が嫌ならば、ご自宅に招待してみてはどうでしょうか。義実家はあまり裕福ではないですが、厳しい家計状況の中で節目節目にお祝い(5000~10000円ほど)を用意してくれるその気持ちに感謝しています。また、夫は勤勉で穏やかな性格で、そういう人に育ててくれたことにも感謝しています。なので、恩返しのつもりで、プレゼントをしたり、家に招待したり、旅行に一緒に行ったりしています。価値観が違うから、うまくいかないということはないと思います」

違いはあっても大事なところがぶれなければいいと思う

「私の実家はすごくキレイ好きで、父が厳格な性格。だから、家の中もいつも整頓されていたし、たとえば年賀状なども、しっかりと出すような家でした。一方、義実家は掃除上手とは言えないし、服装も無頓着です。そういった違いは感じていますが、親同士、大きな価値観はほぼ同じなんです。私の中では、何が重要で何が重要でないかという価値観の部分は同じ。その大事なところがぶれていなければ、生活や食事の差で相手を間違ったとは思いません。義実家から細かいことを言われないなんて、楽でいいと思いますよ~」

私の人生は私のものなんだ!

コミュニケーションの専門家である岩槻まなみさんから見ると、この問題はどうなのでしょうか。聞いてみましょう。

「確かに、人の性格形成には育った環境や親の育て方が大きく影響するので、結婚にあたり、相手の親の存在を無視することはできません。ただ改めて考えてほしいと思います。Cさんは何が目的で結婚したのでしょうか。おそらく『幸せになるため』ですよね。『幸せ』の要因が、夫の人柄よりも義父母の価値観だとするなら、Cさんの結婚は間違ったと言えます。じゃ、結婚やめちゃいますか? 選択肢はたくさんあるわけですから。

さて、この機会に客観的に『自分の人生』を眺めてみるのはどうでしょうか。「私が選んだ結婚、私が選んだ夫、私が選んだ家庭……」。どうでしょうか? 夫の性格は申し分ないし、義父母も悪い人じゃない。なかなか捨てたもんじゃないな~って思いませんか?」

「自分の幸せを考える時のポイントは、“今”を受け身ではなく、また依存もせずに、能動的に見ることです。

『私が決めて、この夫と結婚して、私が決めてこの家庭がある。私が子育てしたいからして、私がやろうと決めたからやっている。これからも自分が決めて自分が選ぶ人生を生きる。私の人生は私のものなんだ!』

そう思うと、ちょっと楽しくなってきませんか? 

『過去と他人は変えることができない。変えられるのは未来と自分だけ』と言います。今の環境や他人に文句を言っても仕方ありません。足りないものを嘆いて終わるのも人生だし、明るく楽しく生きようと何事もプラスに考えていくのも人生です。あなたは、どちらの人生を選びますか?」(岩槻まなみさん)

すぐに問題の解決はできないかもしれませんが、幸せになるために、どうすればプラスになるのか、考えていきたいですね。(文・橋本真理子)

岩槻まなみさんプロフィール
ビジネスメンタリスト。企業研修講師。マインドコミュニケーション人材教育コンサルタント。日本メンタルヘルス協会心理カウンセラー。2013年にビジネスメンタリズムと出会い、人の心に入っていくコミュニケーションの大切さをセミナーや講演で伝えている。著書に、『一瞬で心を開く魔法の会話術!』(BABジャパン)などがある。

■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。

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