シンプルライフ研究家マキさん 育児で忙しいママたちが楽になるための3カ条
11歳と6歳の娘さんのママである、シンプルライフ研究家のマキさん。家事の考え方やアイデア、暮らしぶりがとても人気があるママです。
今回マキさんに「育児で忙しいママたちのために」、毎日がぐっと楽になる3つのヒントを教えていただきました。
1・持たない
マキさんの暮らしぶりをのぞいていると、使っている道具が本当に少な目。
「今の家は2LDK・59平米。物が多ければ多いほど、収納スペースが必要になって暮らしがどんどん窮屈に。だからなるべく“持たない”暮らしを心がけています。」
「洗剤は、たくさん持たず何にでも使える1つだけ」
「例えば、この洗剤は洗濯用の無添加の石けんですが、洗濯の他もにお皿を洗ったり、シンクを洗ったりすることに使っています。それぞれディスペンサーに入れて分けて管理」
2・ストックしない
「物は収納の定位置を決めないと、どんどん増えていきます。とくに日用品は増えがちなので、我が家は“引き出しのこのスペースにだけ"と決めました。ここに入る以上は買いません。赤ちゃんがいるときはおしりふきなども、よく重複買いしていたので、これで管理が楽になりましたね。」
3・しまいこまない
「子どもがダイニングテーブルで使う折り紙やペンなどは、バッグにいれて椅子にかけておきます。しまいこむと、どうしても管理が雑になったり、遊ばないおもちゃが増えてしまいます。
子どものおもちゃが散らかって大変というご家庭は、子どもがよく使うものだけでも、しまいやすい特等席に置くと、自分で出して自分でしまうができてすごく楽になると思いますよ。」
お皿もしまわず見える収納に
「お皿や食器、よく考えたら手前にあるお皿をいつも使っていた!なんていう経験はありませんか?食器はたくさんあるとしまいこんでしまい、いざ使うときに取り出しにくかったりします。だから、わが家は取り出しやすいように、毎日使っている必要なものだけしか持ちません」
マキさんProfile

シンプルライフ研究家として活躍中、11歳と6 歳の娘、夫と4人暮らし。広告代理店で働くワーキングマザー。暮らしのヒントをつづったブログ「エコナセイカツ」(https://www.econaseikatsu.com/)が人気を呼び、著書も多数。現在セミナーで多くの主婦たちに講演を行っている。
■撮影/小山志麻
■構成・文/坂井勇太朗(たまごクラブ・ひよこクラブ編集部)
■動画撮影時期/2019年9月