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【離乳食】最新の進め方は、赤ちゃんの舌・口・歯など口腔機能の発達が重要

離乳食を食べる赤ちゃん
kuppa_rock/gettyimages

離乳食の進め方は、赤ちゃんのおなかの中の消化器官の発達だけでなく、消化器官の入り口ともいえる口腔(こうくう)ともとても関係があります。お口の準備ができていないと、離乳食が上手に進みません。その様子を離乳時期別に見ていきましょう。2020年2月発売の『最新!初めての離乳食新百科』からポイントを紹介します。

口腔の発達に合った離乳食を食べさせことが、口腔の発達も促します

近年、かむ力や飲み込む力が弱く、かたいものがかめない、飲み込めない子が増えているといわれます。
そのような口腔機能の発達の問題は、離乳食の進め方にも一因があるという考え方があります。そこで2019年改定の「授乳・離乳の支援ガイド」では、口腔機能の発達と離乳食の進め方との関連に注視した内容が追加されています。
よく食べる子の場合、つい早くステップアップさせがちです。けれども、口腔機能を発達させることも、先々のためにとても大切。離乳食はあせらずに赤ちゃんのお口の発達に合わせて進めることが大切です。

離乳初期(5~6カ月ごろ) 舌でのどの奥に食べ物を送れるように

舌を前後に動かせるようになり、食べ物を入れると、口にためて舌でのどの奥に食べ物を送り、ごっくんと飲み込めるようになるころ。飲み込むときは、下唇が上唇の下に入る状態になり、口角はまだあまり動きません。

【歯の生え具合】

歯は生えていない子が多いでしょう。

【口の動きや舌の様子】

下唇が上唇の中に入る状態。舌は前後に動かせます。

離乳中期(7~8カ月) 舌を上下にも動かせて、食べ物をつぶせるように

舌が前後に加えて上下にも動かせるようになるころ。そのため上あごに舌を押し当ててもぐもぐと口を動かし、口の中に入れた食べ物をつぶして食べられるようになります。口角を同時に横に引く動きも習得していきます。

【歯の生え具合】

下の前歯が生え始める子もでてきます。

【口の動きや舌の様子】

唇をしっかり閉じられるように。舌は上下にも動かせます。

離乳後期(9~11カ月) 舌を左右にも動かし、食べ物を奥に送り込むように

舌が前後上下に加え左右にも動かせるようになり、食べ物を舌で動かして奥に送り込んで奥の歯ぐきでかみつぶして食べるようになるころ。口角を片側ずつ動かすことで、上下の唇をねじって片側でかめるようになります。

【歯の生え具合】

上下4本ずつ歯が生える子もでてきます。

【口の動きや舌の様子】

上下の唇が協調して動きます。舌は左右にも動きます。

離乳完了期(1才~1才6カ月) 舌を自由に動かせ、しっかりかめるように

舌を自由自在に動かせるので、食べ物を舌でまとめて奥の歯や歯ぐきに送ってかみつぶすようになるころ。目で確認したものを手に取るという目と手の協調運動も完成し、手づかみ食べや、かじり取り食べもできるように。

【歯の生え具合】

前歯8本がそろい、奥歯が生え始める子もいます。

【口の動きや舌の様子】

口角の動き・舌の動きは自由自在になります。

■参照:『最新!初めての離乳食新百科』

離乳食は月齢だけでどんどん進めるのではなく、赤ちゃんの口腔の発達がその離乳時期に合ったものになっているかどうか、赤ちゃんの舌や口の動きを確認しつつ、メニューのやわらかさ、大きさ・量を加減することが大切です。
(イラスト/関祐子 取材・文/ひよこクラブ編集部)

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