外出自粛中の食事は一緒に料理&冷凍ストックで解決!
6歳娘・3歳息子の子育てに奮闘中のママライター、“Tomomi”です。現在は、フリーランスのライターとして在宅ワークをする傍ら、週に数回ホテリエとしてホテルのフロント業務をかけ持ちしています。
37歳の現在、仕事と子育ての両立を楽しんでいましたが、新型コロナウイルスの流行で子どもたちの学校が休校となり、生活は一変。
中でも特に大変だった三食の食事準備にクローズアップし、我が家が工夫したあれこれをご紹介します。
子どものお世話に追われる毎日!
全国一斉休校措置から始まり、外出自粛、緊急事態宣言と、家族が家で過ごす時間がとても長かったこの3ヶ月。休校中の子どもたちのお世話や学習サポートだけでも大変なのに、パパまで在宅になり、毎食家族全員分の食事の支度に追われたママさんも多いのではないでしょうか。
私の夫は、山奥の茶畑の中にある会社で勤務をしており、幸いなことに通常通り出勤をしていました。しかし、子ども2人の食事の準備には頭を悩ませました。
子どもの生活のリズムを整えるために、学習や運動、遊び、1日のスケジュールにお付き合いしていると、家事の時間が全く取れません。収入も減り、贅沢もできないため、テイクアウトなどの利用も極力しないようにしていました。そんな中で、私が工夫したおうちでの食事の準備についてまとめてみました。
給食がないと栄養不足が心配。そんな時の最強献立!
長い外出自粛期間、私にとってかなりの負担だった三食の準備。初めは頑張っていましたが、日に日に疲れて品数が減り、ついには、丼物のみの日や、麺類に前夜の残り物など、とても手抜きになってしまう日もありました。
そんな時に、とても助けられたのが「豚汁」です。子どもたちも大好きだし、1品で10品目が取れる最強献立です。大量に作っておくことができ、簡単なのに栄養もしっかり取れる豚汁は、この外出自粛期間中に最も登場した料理で、時間のないランチなどで大活躍しました。
大量に作って翌日に食べることもありますが、具材のみ小分けに冷凍して、おかずが足りないタイミングで登場することも。出汁で茹でて味噌を入れるだけなので、時短料理としておすすめです。
<我が家の10品目豚汁>
豚肉・たまねぎ・ネギ・人参・ゴボウ・油揚げ・こんにゃく・大根・きのこ類・味噌
作り置き冷凍ストックは外出自粛中の必須アイテム!
この外出自粛期間は、食材を切って、味付けして冷凍するというスタイルの作り置きに挑戦しました。例えば、ジップロックの中に、切った野菜、お肉などの食材を入れ、調味料をもみ込み、そのまま冷凍します。
日本には麹・味噌・醤油などの発酵調味料が多いので、漬け込むことで食材の旨みを引き出すことができ、一石二鳥です。使う時はレンジで半解凍し、フライパンで炒めるだけでおかずが完成。完成後に冷凍した料理より、生のまま冷凍し、フライパンで炒める方が仕上がりもおいしく感じます。
包丁もまな板も使わずにおかずができてしまうので、とても楽ちん。週末や、パパがいる時間にまとめて作り置きを冷凍庫にストックしておくと、時間がない時にも子どもたちに栄養のある食事を提供できます。今後も「食材+調味料」の冷凍ストック、継続していこうと思います。
一緒に料理をして、遊びながらお手伝い!
私の心と体に余裕があるときは、子どもたちと一緒に料理も楽しみました。我が家では、日常の家事練習も教育の一環として取り入れているので、包丁の使い方、野菜の洗い方、食材の種類、調理方法などを、遊び感覚で学んでいます。
午前中に一緒に料理をすれば、子どもと楽しく過ごしながらランチが完成するので私も助かります。子どもと一緒に作るおすすめのメニューは、チャーハンやオムライス、ピザやサンドイッチ。子どもと一緒に料理しやすく、ランチメニューとしても最適です。
ホットプレートでお好み焼きやたこ焼き、餃子を作ったり、パン生地作りをしてハンバーガーや総菜パンにしたりもしました。自分で作った食事だと、自然と食べる量も増え、好き嫌いなく食べてくれたことも嬉しかったです。
夏休みよりも長く、そしてどこにも出かけられないという、とても大変な日々。子どもたちの休校・外出自粛により、頻繁にスーパーにも行けず、三食の食事には非常に苦戦しました。それでも、1品で多くの食材が取れる豚汁などの料理や、「週末の買い物→作り置き」をローテーションすることで、なんとかやり切ることができました。これからも、親子ともにストレスを溜めず、栄養のある食事を取る方法を工夫・研究していきたいなと思います。
[Tomomi*プロフィール]
20歳で日本を飛び出しオーストラリアで就職。現地で出会った夫を日本に連れ帰り、茶畑に囲まれたのどかな土地で一姫二太郎の育児に奮闘中! 休日は、夫と子どもたちと“旅行”“フェス”“アウトドア”を楽しみながら、語学力とホスピタリティー業界での経験を活かして、ホテリエとライターを兼業する37歳、在宅ママライター。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。