コロナで真夏も授業、小学生にハンディタイプの扇風機、学校の行き帰りはあり? なし?
今年も暑い夏がやってきました。酷暑になるのでは、という報道もあり、口コミサイト「ウィメンズパーク」には子どもの熱中症を心配するママの声が多く寄せられています。「小学生の子どもがいます。小学校にハンディタイプの小型扇風機を持たせたい」と、いう投稿には、多くの意見が寄せられました。
真っ赤な顔で帰宅する我が子に、ハンディタイプの扇風機を持たせたい
「小学低学年の子どもがおります。学校まで徒歩30分。この時期は真っ赤な顔で帰ってきます。冷却タオルを持たせていますがぬるくなっていました。今年は酷暑とのこと。最近はよく見かけるようになったハンディタイプの小型扇風機を持たせたいと考えました。先生から許可を得る前に、みなさんの意見を聞かせてください。ハンディタイプの扇風機を、小学生に持たせることはありですか? なしですか?」
投稿をしたママは「使用は登下校に限る」「紛失や他の子とのトラブルは想像できる」と書き込んでいましたが。
紛失に故障、取り合いになったらと、反対する声がある一方で
「皆で取り合いになったり、おもちゃにしたり、扇風機に気をとられて何かにぶつかったり、という光景しか思い浮かばないかな」
「友達に壊された場合、弁償させられますか?」
「持ってない子が親にねだったり、あの子のはショボイなど品評会が始まるなど、周囲に迷惑をかけそう」
トラブルを心配して「なし」という意見が大半で、別の熱中症対策を提案する声も寄せられました。
「扇子や団扇でいいのでは」
「雨傘を日傘がわりにさせるのはどうでしょうか?」
「水筒を持たせてこまめな水分補給」
「心配ならば、保冷剤をもって途中までお迎えに行く」
またハンディタイプの扇風機を持たせる、持たせないの前に、
「みんな暑い」
という、もっともな意見も。そこで注目されたのが「子どもが学校で熱中症になりました」という、書き込みでした。
他の子は平気だったのに、我が子は熱中症になった
「学校で具合が悪くなり、病院へ連れて行ったら熱中症と診断されました。学校に報告したら、気づいていなくて驚かれました。他の子は平気だったのでまさかと思ったらしいです。それからは無理せず保健室で休むようになり、ひどいときは1日2回保健室で休んでました。具合が悪くなるのはいつも我が子だけ。体質的に仕方ないと、お医者さんには言われましたが…」
今は教室にエアコンが設置されましたが、登下校が心配でハンディタイプの扇風機を持たせたいと思ったそう。しかし子どもが嫌がってので、学校に相談はしなかったそうです。
そして「ハンディタイプの扇風機を持たせて小学校へ行っています」というママからの書き込みもありました。
「数日前、マスクのせいか真っ赤な顔で帰宅して頭が痛いと言うので、担任の先生に連絡帳でお伺いをしてOKをもらいました。今のところトラブルはありません。暑がりの子にとって熱中症は怖い。自分の子を守れるのは親だけです。とりあえず担任の先生に聞いてみては」
実は「なし」派のママでも「気持ちはわかります」「相談だけでもしてみては」という意見は少なくありませんでした。
「我が子が安心・安全な学校生活を送る為にも、親は学校と連携しながらベストを尽くす」
という意見には、多くのママがうなずいたように思えます。
今年はコロナ禍で登下校のマスク着用、さらに夏休みの短縮など、こどもたちにとって今までになく厳しい夏が予想されます。熱中症対策に関しては、不安があったら学校に相談すべきなのかもしれません。
文/和兎 尊美