ぺこ&りゅうちぇる「子育てで仕事を辞め孤独」という悩みに、仕事だけがリア充じゃないと回答


先輩ママ・パパであるぺこ&りゅうちぇるの2人が、読者の悩みに答える連載企画。今回のテーマは「専業ママの孤独感」について。
「“ママが仕事をバリバリすること”がリア充とも思っていないの…」とぺこさん。「ぺこ&りゅうちぇるが答える育児のモヤモヤ相談室」第7回です。
「出産を機に会社を退職し、専業主婦になりましたが、子どもと過ごせる毎日に幸せを感じつつ、社会から隔離されているような孤独感に襲われることがあります。ぺこさんは、毎日楽しそうに育児をされているので見習いたいです!」という声が寄せられました。ぺこさん&りゅうちぇるさんは、どう思われますか?
りゅうちぇる 僕、その気持ちちょっとわかるな〜。社会から隔離されている、とは思わないかもしれないけど、仕事が生きがいになっているし、仕事をしている自分が好きだから、子育てだけをしていたら孤独を感じてしまうかも。
ぺこ りゅうちぇるがママだったら、おっぱいあげながら「かわいい授乳服、作りたい♪」って仕事のアンテナ張るよね。
りゅうちぇる うん。社会とのつながりとかは考えず、ママだからこそできることを探して、自己肯定感を高めるだろうな〜。
ぺこ 私は真逆!自分の仕事をしていなくても、リンクと一緒にいるだけで自己肯定ができるタイプ。
りゅうちぇる 仕事するだけが、社会とのつながりじゃないしね。
ぺこ ほんまにそう! 子どもと 2人だけの時間が多いとなおさら社会とのつながりを意識してしまうかもしれないけど、それを孤独と感じないで!って強く思う。私は、支援センターで出会ったママと話すだけでも、新しい社会を感じられたんだよね。人見知りだから最初はめっちゃ不安だったけど、これって、リンクが生まれなければわからない世界だった!
りゅうちぇる ぺこりんの友だちは、まだ結婚も出産もしていない人が多いし、仕事で輝いている人もいたりするけど、そこと比べることをしないから、今の自分を好きでいられるのかも。
ぺこ 今は、女性の生き方も多様化しているし、SNSを見ればみんなキラキラしているように見えるよね。私は、それはそれでいいと思うし、“ ママが仕事をバリバリすること”がリア充とも思っていないの。そこに縛られたくもないしね。
りゅうちぇる そういえば、2年間お休みしていたぺこりんのブランドが、6月から再スタートしたんだよね。
ぺこ そうなの!子どもが大きくなって、ここ数カ月で、急に “自分が好きなものを表現したい熱” がまた高まってきて。万人受けするものというより、本当に自分がいいと思えるものしか作らないというポリシーだけど、「待ってたよ!」「楽しみにしてる!」という声をいただくと、ものすごくうれしいし励みになる!
りゅうちぇる ぺこりんは、それを社会とのつながりを求めてやっているわけではないんだよね。今の状況でやれることを探して実行していけるといいよね。
ぺこ 自己肯定感の高め方は人それぞれ。子育ての世界も、立派な社会の一つだと私は思っています。
2人が出した結論
仕事をすることイコール社会とのつながりではないよ! 仕事をする女性も増えているけど比べて孤独にはならないで。
子育ての世界も 立派な社会の一つ!
撮影/有坂政晴[STUH] 取材・文/三宅桃子 構成/ひよこクラブ編集部
りゅうちぇる
Profile
1995年生まれ。テレビ番組を中心に多方面で活躍。「RYUCHELL」名義で歌手活動も行い、初アルバム「SUPER CANDY BOY」が発売中。
ぺこ
Profile
1995年生まれ。大阪府出身。原宿系カリスマ読者モデルとして人気に。2016年12月にりゅうちぇるさんと結婚。18年7月に第1子のリンクくんを出産。この6月から自身のブランド『PecoCl ub (ペコクラブ) 』を再スタートさせた。