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【月齢別遊び・10~11カ月ごろ】「歩きたい」「やりとりしたい」気持ちを遊びにしてのばそう

10~11カ月ごろになると、意思を伝えるために泣くことが少しずつ減ってきて、興味のあるものを指や手でさすようになります。「伝えたい」「知りたい」意欲を遊びのなかではぐくみたい時期です。また、つかまり立ちが安定して、伝い歩きを始める赤ちゃんも出てくるので、あんよの楽しさを味わえる遊びも積極的にしたい時期でもあります。赤ちゃんの成長に合わせた遊びを相模女子大学学芸学部子ども教育学科・准教授の金元あゆみ先生に聞きました。

【赤ちゃんの心と体の発達】伝い歩きをする子も。言葉の意味がわかってきます

多くの赤ちゃんがつかまり立ちをするようになり、伝い歩きを始める子もいます。また、指先のこまかい動作や左右の手を連動させて使えるようになり、シールを器用にはがしたり、おもちゃを打ち合わせることができるようになります。ティッシュを引っ張り出したりと、いたずらも増えるので、誤飲などの事故を防ぐため、触れてほしくないものは必ず片づけましょう。
このころになると、泣く以外での意思表示が増えてきます。たとえば、好き嫌いなどの感情が芽生えてきて、嫌なときはママの声かけを無視したり、差し伸べた手を払いのけたりすることも。両手を上げて「抱っこ」のサインをしたり、「手さし指さし」で欲しいものを伝えようとしたりします。また、言葉の理解がさらに進み、「バイバイは?」というと手を振るなどすることもあります。

【遊びの大切さとポイント】広がる好奇心に合わせて、やりとり遊びやリズム遊びを

意味のある言葉が出てくるのはもう少し先。言葉の習得に大切なのは言葉を教えることではありません。人とのやりとりの楽しさを通して「伝えたい」「知りたい」という気持ちをはぐくむことが大切。「ちょうだいな」とママやパパが言って、赤ちゃんが持っているものを差し出してもらうなど、大人とのやりとりを遊びに取り入れてみましょう。この先、お友だちと遊ぶときに、おもちゃの貸し借りをするイメージも伝わりやすくなります。
ますます脚力がついて伝い歩きも上手になってきたら、あんよ体験が楽しくなります。赤ちゃんにとって歩くとは画期的な発達。手を取って歩いたり、つかまり立ちして歩いたりする楽しさを遊びにしてみましょう。リズムに合わせて親子で体を動かす遊びもおすすめ。一緒に踊るのもコミュニケーションになります。

まねっこ「もしもし」

おもちゃの電話や、手作りしたスマートフォンのようなものを使って、たくさんおしゃべり遊びをしてみましょう。ママやパパが携帯電話を使う様子を見ている赤ちゃんは、言葉をしゃべれなくても、いっぱしに電話でお話しするまねをします。やりとりの楽しさを通して「伝えたい」気持ちをはぐくめます。

ちょうだい・どうぞの遊び

赤ちゃんが何か手にもっていたら、「ちょうだいな」と声をかけてみましょう。持っていたものを差し出したりします。もし渡せたら「ありがとう」と声かけをしながらいっぱいほめて。そして「はい、どうぞ」と今度はママやパパから赤ちゃんに渡します。このかわいいやりとりをいっぱいしましょう。やりとりが好きになります。食事のときにスプーンを渡したり、飲み物を渡したりなど、生活の中でも「はい、どうぞ」と言葉をかけてやりとりをしてみましょう。

おうちの中をあんよで探検

脚力がついて伝い歩きも上手になってきたら、ママやパパが赤ちゃんの手を持っておうちの中をゆっくり歩いて探検してみましょう。ママやパパが仕事に行くときに、赤ちゃんの手を持って支えながら一緒に玄関までゆっくり歩いてみるのもおすすめ。あんよの楽しさを味わえる遊びになります。

両手を持ってバイバイ遊び

ママやパパがお出かけするときなどに、玄関まで見送ったら、あいさつを遊びに取り入れてみてもいいでしょう。ママやパパと赤ちゃんで両手を取り合って、「せっせーせーのよいよいよい」のリズムで、「握手でバイバイバイ♪」とバイバイの儀式を。あいさつの習慣も養えます。

リズムでノリノリ♪

手遊びや童謡、ママやパパの好きな曲を流し、親子一緒に自由に踊りましょう。ちゃんとした振りつけでなくてOK。アドリブでママやパパが楽しそうに踊って、赤ちゃんのノリを誘ってあげましょう。赤ちゃんは踊るまねっこをして、リズムに合わせて、つかまり立ちにしながら体を上下させますよ。

一緒にカチカチ

このころの赤ちゃんは両手に物をつかみ、打ち合わせることを楽しむようになります。赤ちゃんの手につかめる大きさの積み木などを用意して、カチカチと打ち合わせる感覚や音を楽しめるようにしましょう。ママやパパも一緒に打ち鳴らしたり、「カチカチ、いい音するね」と気持ちを代弁したりしてみましょう。あまり小さいおもちゃは口に入れてしまって危険ですので、赤ちゃんの手や口の大きさを見て危険でないちょうどいい大きさのものを見つけて。

「やりとりしたい!」「歩きたい!」という赤ちゃんの気持ちを、楽しい遊びにしてのばしていきましょう。「上手にできたね」「すごいね」とほめると赤ちゃんもうれしくなり、もっとやろうという意欲が出てきます。親子で遊びを楽しみながら、どんどんほめてあげましょう。

監修/金元あゆみ先生 イラスト/とよたまみ 取材・文/ひよこクラブ編集部

金元あゆみ先生(かなもとあゆみ)
(相模女子大学学芸学部子ども教育学科准教授)

Profile
保育学・幼児教育学を専門とし、保育園での保育を経験後、大学院に進学。昭和女子大学の助教を経て現職。著書に「0歳児のあそび」(ひかりのくに)がある。

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