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犬山紙子「直接授乳にこだわりすぎて、理性を失うほど追い詰められていました」育児ふり返って

コラムニストとしてテレビ番組などでも活躍する犬山紙子さんは、3才の女の子のママ。お子さんが生まれてすぐのころは、「直接授乳」にこだわりすぎて、理性を失うほど追い詰められていた経験があるそう。こだわるのをやめてラクになったきっかけや、思いつめないように心がけていることなどを教えてもらいました。

娘におっぱいを拒否されたことがショックで…

娘が生まれてから2カ月くらいまで、「直接母乳」をあげることにこだわりすぎて苦しんだ経験があります。娘は哺乳びんからだと搾乳した母乳を飲んでくれるのに、私のおっぱいからだと飲んでくれなくて。どうにかおっぱいから直接飲んでほしくて必死になってしまいました。私、妊娠中は、「絶対母乳で!」とは考えていなかったんです。でも、娘は低体重で生まれて、出産翌日に新生児集中治療室(NICU)に入院して離れ離れになってしまったこともあり、私のことをお母さんと認識してくれないんじゃないかという不安もあって。そんななか、赤ちゃんがおっぱいを拒否したことがすごくショックだったんですよね。

娘に「バカ」と言ってしまい、あきらめることを決意

なかなかあきらめきれず、授乳がつらくても頑張り続けていたんですが、あるとき、娘がいつものようにおっぱいを拒否して、乳頭保護器をプイッと飛ばしたときに、私、娘に向かって「バカ…」と言ってしまったんです。
娘に落ち度はまったくないと頭ではわかっているはずなのに、生後間もない赤ちゃんにそんな言葉を言ってしまうくらい理性を失っていた自分におどろき、ショックを受けました。同時に、もうこだわり続けるのはやめようと吹っ切れて、あきらめたら急にラクになったんです。
しかも、必死にあげるのをやめて、しばらくしてから試しにあげてみたら、あごが発達したのか、おっぱいから普通にごくごく飲めるようになっていたんです! 今振り返ると、こだわっているときって視野が狭くなるから、「頑張る」という選択肢しかなくなってしまっていたんですよね。

そのあとの育児は肩の力を抜いて楽しめた

そのあとの育児は理想にがんじがらめになることなく、肩の力を抜いて楽しめました。悩むこともありますが、そんなときは、実証された根拠に基づいて書かれた信頼できる本を探して読み、自分が納得してから行動するようにしています。あと、子育て中はどうしても孤立してしまいがちなので、夫と話したり、友人にLINEで相談したり、1人で思いつめないようにしました。相談する相手を間違うと、逆に追い詰められたりするので、信頼できる相手を選ぶことが大事です!

お話/犬山紙子 取材・文/渡辺有紀子、ひよこクラブ編集部

最近では、虐待防止のボランティアチームも立ち上げている犬山さん。
「日本人って、人に迷惑をかけたり、助けてもらったりすることが苦手ですよね。でも子育てって、1人でやるのは本当に大変なこと。1人で抱え込まず、少しずつでいいからだれかに助けを求める練習をするといいと思いますよ」と、ママが追い詰められないためのアドバイスもしてくれました。1人で頑張りすぎてしまっているママは、頼れる人の力を借りることを意識してみてくださいね。

犬山紙子さん
Profile
1981年生まれ。イラストエッセイスト、コラムニストとして、ラジオやテレビ番組などにも出演。2017年1月に第1子を出産。児童虐待防止のためのボランティアチームを立ち上げ活動中。


参考/『ひよこクラブ』2020年9月号「育児は『だいたいでいい!』が上等です」

『ひよこクラブ』2020年9月号

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