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友利新が「1才過ぎの母乳信仰の手のひら返しがつらい」に回答

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「母乳育児をしたほうがいいの?」「断乳のタイミングは?」など、授乳にまつわる気がかりでモヤモヤしているママも多いのでは? 医師でママでもある友利先生に、モヤモヤの対処法を聞きました。ママ×医師 友利先生の子育てが楽しくなる処方箋#8

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「1才過ぎたら母乳信仰の手のひら返し」がつらい!

<ママからの質問>
低月齢のころはあんなに「母乳頑張れ!あきらめるな!」みたいな雰囲気だったのに、1才過ぎると「え?まだあげてるの?」みたいな手のひら返しにモヤッとします。このモヤモヤどう向き合えばいい?(1才3カ月の女の子ママ)

母乳やミルクについては根拠のない都市伝説も多い

「手のひら返しにモヤッとします!」このお気持ち痛いほどわかります…。確かに、日本人は何かと「母乳」にこだわりますよね。私もよく「先生は母乳だけですか?それとも粉ミルクとの混合ですか?」と聞かれます。私は母乳の出は悪いほうではなかったのですが、仕事復帰や主人にも育児参加してもらいたいこともあって、出産後すぐから粉ミルクとの混合で育児をしていましたし、生まれたばかりの三人目もそうです。確かに、母乳には赤ちゃんのためになる栄養が豊富で、準備や手間なくすぐにあげられるなど利点がたくさんあります。

しかし、母乳の分泌には個人差が大きく、どんなに頑張っても出ないこともあるものです。よく、食事改善やマッサージなどをすれば母乳の分泌がよくなるという方もいますが、和食を食べようが、パスタを食べようが関係ありません。ましてや甘いものや脂肪分が多いものを食べると母乳が詰まりやすくなるとか、辛いものや香辛料を使ったカレーなどで母乳の味が変化するなどは医学的にはなんの根拠も無い都市伝説です。

離乳食に影響がなければ断乳の時期もこだわらなくていい

さらに、今度は断乳についてもある一定の年齢以上になると、母乳をあげるのはどうなの?というふうに、だれがいつごろどんなふうに断乳するかについてもみなさん興味津々ですよね。医学的には母乳でも混合でも栄養やアレルギー発症の割合は、変わらないという研究データがあるように正直、母親が育児しやすければ赤ちゃんの成長にとってはどちらでもいいのです。

また、断乳に関しても、離乳食を適切な時期にスタートして、それに影響がなければスキンシップの一貫として問題ありません。育児はみなさん自身が自分の体験がいちばんの成功体験だと思いがちで、それをつい他人にも話してしまい、あれこれ干渉しまいがち。基本的には悪意はないのですが、育児真っ最中のママさんには、正直迷惑だったりしますよね。先輩ママの話は「心配してアドバイスしてくれているけれども、私の考えとは違うな」くらいに思いあまり振り回されないようにして、本当に心配なことがあれば、かかりつけの小児科の先生など専門家に相談してください。

関連:皮膚科医・友利新が不安がるママに「ステロイド」をわかりやすく解説

授乳についてはさまざまな考え方があり、ママたちは迷いがちです。専門家の意見を参考に、ママと赤ちゃんにとって無理のない方法が見つかるといいですね。(構成・取材/ひよこクラブ編集部)

Profile●友利 新(ともりあらた)
皮膚科医、内科医。沖縄県宮古島出身。東京女子医科大学卒業。同大学病院の内科勤務を経て皮膚科へ転科。現在、都内のクリニックに勤務する傍ら医師という立場から医療としての美容と健康を追求し、美しく生きるための啓蒙活動を雑誌・テレビなどで展開。3人のお子さんのママ。自身で開発したベビースキンケアブランド「メディスキン」が好評発売中。
インスタ:@aratatomori
twitter:@ArataTomori
アメブロ:友利新のビューティー診療室

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