【ズボラ主婦の貯金技】どんぶり勘定でも、貯金はできる(はず)、ママたちの声
家計簿三日坊主のズボラ主婦ですが、貯金を頑張ってます! という声を集めてみました。口コミサイト「ウィメンズパーク」に寄せられた声によると、ズボラでも貯金ができるコツは、細かな数字を把握することではなく、全体的な流れを把握すること。そして去年より貯金が増えていたらOKいう、おおらかな心構えのようです。
やはり最強は先取り貯金。赤字にならないコツは?
家計簿つけないズボラ主婦の貯金方法で、圧倒的に多かったのが「先取り貯金」でした。「残りは使っていい」という気楽な考えがズボラ主婦にはありがたいようです。が、問題は残った生活費をいかにやりくりするか、なのですが。
「給料が入ったら貯金、生活費、臨時出費(冠婚葬祭、税金、交際費など)の3つの口座に分けます。手元の現金は“5”で割って週単位で使い、赤字になったら翌週は控えめにして帳尻をあわせます。記帳はまめにしていますが、お金の流れを把握するためで細かな数字は見ていません。最初にざくっと分けて、プラマイゼロならOKというどんぶり勘定です」
「家計の支払いはポイント狙いでクレジットカードを使っています。ただし請求書で卒倒しないよう、使った金額は現金で支払ったものとして、とりわけ用の封筒にどんどん入れます。その際には、ざっくり1000円単位のどんぶり勘定で計算するのがコツ」
「節約したくて底値チェック、家計簿、袋分け、すべて挑戦したけど、すべてやめました。底値だと多めに買い込んで赤字の原因になることがあり、“必要な分だけ買う”が本当の節約だと悟りました」
「セール品で“2個買ったら1個おまけ”と言われても1個しか買いません。食料品や日用品の底値は覚えていますが、お店のはしごはしません。その時間がもったいない。許容範囲の値段なら買います。年末、貯金の目標額にアバウトで達成できたらOKです。FP資格をもっていますが家計簿はつけません。その時間がもったいない」
「先取り貯金は3口やっていますが、2口の存在をあえて忘れて、1年後にふと思い出して記帳して喜ぶ、という訳のわからない行動をしています。生活費はいつもギリギリの設定金額にして、月末を乗り切るスリルを味わっています」
「生活費で余ったお金は貯金せず、翌月に繰り越していきます。出費の多い月でもなんとなく回せるので楽です」
「ポイントカードを断捨離して3枚に絞りました。“お得”につられて複数持っていたけど、ズボラなので使いこなせず、最近は“お得”にあまり興味がなくなりました」
「先取り貯金は控えめにしています。一時期多めにとり、生活費をギリギリにしていましたが、いつも月末までもたず敗北感を味わっていました。なので“今月も目標額を貯金できた”という達成感を大切にしています」
みなさん自称ズボラ主婦ですが、自分の性格をうまくコントロールしている倹約家というイメージです。
「なんか共感できない」と、がっかりしたズボラ主婦のために番外編です。
1年に一度記帳して、去年より増えていたらOK
「ざっくりな私は、記帳して黒字ならOKとしています。余談ですが、義母は小さな会社の経理をずっとしていたので数字に細かい。買い物をした、旅行したと言えば1円単位まで値段を教えろと言い、車をローンで買ったと言えば利率を教えろと言う。まるで歩く家計簿です。こっちのほうがストレスです」
「家計簿は何度も挑戦したけど続かない。苦手なことをやってストレス、挫折してさらにストレスで、ならやらないほうがいいと悟りました。年始と年末に残高比べて、貯金額を確認するのが楽しみになっています」
「先取りしませんねー。お金計算して悩むのが嫌いです。子どもの習い事を結構させていますが、通帳確認して“年間黒字だからいっかー”で終わりです」
「家計簿つけません。買いたいものを我慢しているのに、伸び悩む貯金額を見ると不満のほうが溜まり、精神衛生上あまりよろしくない」
「どんぶり勘定とは、口座に給料が入る、使う分を下ろす、残りは放置、が正しいやり方です。我が家がそうです」
「貯金は入れっぱなし。運用とか憧れるけど、めんどくさくて行動できない」
「家計簿つけても無駄と感じる性格です。必要なものは必要だし、お金は使わなきゃ意味ないし。人生楽しまないと」
「昔、アプリで家計簿つけていました。家計の大まかな流れを把握できて最初は新鮮でしたが、家族4人になると100円単位の節約は焼け石に水と知り、逆に数万単位の子どもの出費をケチりたくなり、なんか違うと思ってやめました。今は毎月の収支が黒字ならOKとしています。貯金よりも未来への投資のほうが大切なので」
ズボラ主婦にとって1円単位で一喜一憂する家計簿よりも、「お金の大まかな流れを把握すること」「年間通して貯金をすること」が、ストレスフリーな貯金技のようです。
「家計簿で数字を管理しようがしまいが、無駄遣いを控えれば貯金は溜まる。要は収入と支出のバランスです」
先取り貯金をして赤字になるのは本末転倒。身の丈にあった生活が一番大切ですね。
文/和兎 尊美
■文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿を抜粋したものです。