謎の一人称!そして驚きの急成長![夫婦のじかん大貫さんのママ芸人日記#82]
2018年3月に男の子を出産した、お笑いコンビ「夫婦のじかん」の大貫さん。イラストレーター兼漫画家としても活躍中です。よしもと芸人・イラスト業・ママと毎日大忙しの大貫さんによるコラム連載「ママ芸人日記」、今日も始まります!
【第82回】謎の一人称!そして驚きの急成長!
2歳を過ぎた頃から、自分のことを「イモ」と呼び始めた息子。
名前に「イモ」の要素があるわけでもなく、周囲の誰も息子のことを「イモ」と呼んでいる人はいません。
突如として始まった息子の「イモ呼び」。
一体どうしてこうなったのかは、謎は深まるばかりです。
ある日、「イモもー!」と、「僕も!」というニュアンスで「イモ」を使い始めた息子。
最初は、まさか自分のことを「イモ」と言うなんて想像もしていなかったため、聞き間違いか言い間違いかとしか思っていませんでした。
しかしその後も、「イモも食べる!」「イモも行く!」等々、明らかに自分のことを「イモ」と呼んでいる事例が多発しました。
何故「イモ」!?
不思議な気持ちでしたが、周りのママさんたちに聞いてみると、自分のことを「イヨ」や「おい」と呼んでいたという人がいたりして、「イヨも」「おいも」などと、息子の「イモ」呼びに遠からずといった気配を感じました。
子どもならではの言いやすさなどがあるのでしょうか。
また、きちんと名前や一人称を覚えさせなければと思う一方で、「イモ」呼びのあまりのかわいさに、しばらくはこのままでもいいか……と思ってしまう私もいます。
そんなある日、衝撃的な一言が私の耳に飛び込んできました。
いつものように「お昼寝するよー」と息子に言うと、今までは「イモもー」と言いながら一緒に寝室へ行ってくれていたのですが、この日はなんと……
「オレもー」
と言ったのです……!
勝手な想像ですが、「イモ」の次は「ボク」になると思っていました。
「オレ」と言うのは小学校の高学年くらいになってからだと思っていました。
それがまさかの、2歳半にして「オレ」!
しかも、「イモ」からの「オレ」!
息子の飛び級の成長に、思わず開いた口がしばらくふさがりませんでした……。
子どもは本当に不思議です。
夫婦のじかん大貫さん プロフィール
吉本興業所属/夫婦お笑いコンビ「夫婦のじかん」の嫁担当。イラストレーターとしても活動中。相方は元・トンファー山西章博。息子(2018.3生)と夫との3人暮らし。2019年3月にコミックエッセイ「母ハハハ!」(PARCO出版)を発売。
・「夫婦のじかん」YouTubeチャンネル