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友利新・「幼少期から、性教育は大切、まずはプライベートゾーンから」

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小さいころからの性教育について話題になることが増えていますが、いつごろから始めればいいのでしょうか?今回は、「3才から性教育をするのって早すぎる?」という悩みに、3人のママで皮膚科医の友利先生がアドバイス!
ママ×医師 友利先生の子育てが楽しくなる処方箋#21

幼児期から性教育って必要ですか?

<ママからの質問>
最近、子どもへの性教育が話題になっています。私も娘のおむつはずれが済んだら、プライベートゾーンを教えて、人に見せない・触らせないことを伝えることからスタートしようと思っています。でも、娘は保育園に通っていて、保育園ではみんなの前で 着替えをしたり、集団でトイレに行ったり、性教育なんてちっともしていない雰囲気…。それでも、乳幼児期から性教育することは意味がある? と悩みます。(3才0カ月の女の子のママ)

幼少期からプライベートゾーンの大切さを伝えるのは重要なこと

3才という年齢で性教育を考えていらっしゃることは、とても素晴らしいことです。

性教育というとなんだか大げさな気がしてしまいますが、プライベートゾーンが大切な場所であるということを教えていくのは、この年齢でもとても重要なことです。

就学前のお子さんだと羞恥心(しゅうちしん)があまりなく、下着が見えてしまったりしても気にしないなどで、思いもよらない性被害に遭ってしまう可能性も出てきます。また、排尿時に清潔にできていないことで、かゆみや赤みが出現することもあるので、その意味でもプライベートゾーンを大切にするということを、幼少期から知らせることは大切なのです。

そこから徐々に成長する過程で、男女の違いや、月経のこと、SEXのことなどを説明していけばいいのではないでしょうか?小さいころからそういった話を両親と話すことが、性に対して恥ずかしいことと思うのではなく、大切なことだと知ることになり、女の子も男の子も自分自身、そしてこれから現れるパートナーを大切にすることにつながるのではないかと思います。


構成/ひよこクラブ編集部

文/友利新先生

小さいころからプライベートゾーンの大切さを伝えることは、とても大切なことのようです。性教育というと、ちょっと気がひけたり、構えたりしてしまいますが、わが子を性被害から守るためにも、年齢に合わせて、できることから始めてみてもいいかもしれません。

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