出産予定日通りに生まれた人はどれぐらい?2000人に聞いた十人十色の出産タイミング
出産予定日はその通りにはならないと知っていながらも、近づいてくると気が気じゃないのがママたちの本音。「あんまり早く生まれてこないでね」「年末年始を越えてから生まれてきてくれたら嬉しいな」と思うこともあれば、予定日が過ぎると「いつ顔を見せてくれるのかな?」「ずいぶんとのんびり屋さんなのね~」とソワソワしちゃう人も。
実際のところ、出産のタイミングはどうだったのでしょうか。先輩ママたちの予定日と出産日のリアル、そして出産時のエピソードについて聞いてみました。
予定日より早めに生まれるケースが多い?
妊娠から育児期まで毎日役立つアプリ「まいにちのたまひよ」で先輩ママたちに出産日に関するアンケートをとってみたところ、「7日以上早く生まれた」というママが一番多い結果に。
予定日通りに生まれたママは全体の4%という結果でした。妊娠37週を過ぎたら正期産、赤ちゃんの準備は整っています。予定日はあくまで目安ぐらいに考えて、いつその瞬間が訪れても良いように準備はしておいたほうが賢明のようですね。
出産を間近に控えたママたちのリアルな声も口コミサイト「ウィメンズパーク」で集めてみました。
【初めての体験で不安でいっぱい】
健診で通常より赤ちゃんが大きいと言われています。産むときには3600~4000gくらいになるから覚悟してね、と。
すくすくと大きく育っていることは嬉しいですが、そもそも出産自体、今まで経験したことのないような痛みであり大きいとより大変だろうなと、赤ちゃんに会える反面恐怖があります。
【出産予定日までの日々が苦しく感じられてしまう】
毎日、1日がとても長く感じられ、出産までの日々が苦痛です。妊娠期間中、不安や心配ばかりを抱えて過ごすのではなく、おなかの中の赤ちゃんのためにも、少しでも前向きに幸せを感じながら過ごしたいと思っています。
【とにかく怖くて仕方がない】
陣痛がこない焦りと、促進剤や陣痛への恐怖心から急にメンタルが落ち込んでしまいました。世のママさんたちはみんなこの恐怖心に打ち勝ってきてるのかーと思ったり。私がこわがっているから赤ちゃんもなかなか出てこないのかな?と色々考えてしまいます。
実際の出産時ってどんな感じ?
出産前のママたちのコメントは圧倒的に「怖い~」というもの。でも実際に出産をしてみて、元気な子どもの顔を見たらいろんな不安や恐怖心も吹っ飛んでしまうという声も。
ここで、先輩ママたちの出産エピソードをご紹介!
【なぜか義母が分娩室に乱入】
義母の圧に反抗できず、分娩中の乱入を許してしまい、そのまま出産でした。一番騒いでたのは義母。無事生まれた瞬間、夫と義母、抱き合って喜んでいました。その後、血迷った夫がいきなり私にキス。わたし殺意。
【なぜかホクロ切除】
子宮口8cmで止まってしまい、緊急帝王切開になりました。すでに陣痛MAXで何度もいきんだ後だったので、意識は朦朧。あっという間に手術が進む中、執刀医の先生が
「こんな所(内ももの付け根)にでっかいホクロ(5mm強)があるねー!麻酔効いてるついでにおまけでとっちゃうねー(笑)」と返事する間もなく出産のついでにホクロの切除されました。
【看護師さんとトイレに】
出産前から便秘気味で心配してたのですが、これが悲惨なことに。
硬くてでないんです。浣腸してもらったんですが、帝王切開での副作用からか頭痛がしていて、看護師さんと一緒にトイレに入るハメに。
【忘れられない】
流産死産を乗り越え、高齢出産でやっと生きて生まれた長男。
流産の時も死産の時もお世話になっていた先生が、忙しい時間でも駆けつけ、元気に生まれてきた長男を取り上げ一言。「やっと会えたね」と。
一生忘れられない言葉です。
やっぱり出産は十人十色。難しいことかもしれませんがあまり考えず、できるだけリラックスした状態でその日を待つのが一番良いのかもしれませんね。
(文:ふくだりょうこ)
■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。