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仕事復帰後のねんねトラブルは“ちょい昼寝”で解決!【米国IPHI公認・乳幼児睡眠コンサルタント】

写真はイメージです
LeManna/gettyimages

「今まで1人で眠れていたのに、ママが仕事復帰をしたら寝られなくなった、復帰した当日から夜泣きが…」など、ママの仕事復帰後に赤ちゃんのねんねトラブルが発生することはよくあります。
罪悪感を感じたり、自分のせいにしてしまうママも多いのですが、「大丈夫!ママ自身のせいではないよと強く伝えたい」と乳幼児睡眠コンサルタントの愛波 文さんは話します。
なぜなら、ねんねトラブルはちょっとした工夫をするだけで改善できます! あせらず、対策を考えていきましょう。

1歳代の不機嫌&夜中にグズグズなどは短時間の昼寝をプラスすれば解消!

保育園にもよりますが、1歳になると1日2回の昼寝から、1日1回の昼寝に切り替わるところも。けれど、実は1歳になったばかりのころは、1回だけの昼寝では、睡眠時間がたりません。
1歳代の子の不機嫌さや夜泣きなどの原因の1つに、日中の睡眠不足があると思います。
以下、昼寝が1日1回でたりているかまだ2回必要なのかを判断する目安&1日2回必要とわかった場合の対策を具体的に紹介します。

昼寝が1日1回でたりているかどうか、どう判断する?

昼寝を1回だけに変えるのは、早くて1歳2カ月、一般的には1歳3カ月から1歳6カ月ごろになります。
でも、これにはもちろん個人差があります。私の子どもたちの場合、長男は1歳5カ月、次男は1歳4カ月から、1日1回の昼寝になりました。

昼寝が1日1回でOKか、まだ2回必要なのかは、以下のサインで確認を

【まだ、1日2回の昼寝が必要なサイン】
1 保育園のお迎え時に、グズグズ している
2 保育園から家に帰ると、気づいたら寝ている
3 夕食時に寝てしまう
4 夕食やおふろの時間に、グズグズする・激しく泣く・イヤイヤする


【1日1回でお昼寝がOKなサイン】
1 保育園のお迎え時に、機嫌がいい
2 夕飯時・おふろの時間に、グズグズすることがない
3 就寝時間まで、機嫌よく過ごしている
4 寝ぐずりや夜泣きがない
5  早朝起きがない

昼寝が1日2回必要な場合、短時間の“朝寝”と“夕寝”を!

上記の項目で「まだ、1日2回の昼寝が必要」とわかったら、下記の対策“朝寝”か“夕寝”を試します。
基本的には、1日1回、“朝寝”か“夕寝”を取り入れればOK。でも、時間や気持ちの余裕があって、両方プラスしたほうが、赤ちゃんのご機嫌がいい場合は、どちらも取り入れてもいいでしょう。

また、自宅から保育園までがかなり近いという場合は、移動中ではなく、自宅で寝かせてもOKです。

【対策1】朝、自宅→保育園への移動中での“朝寝”がコツ

朝、お子さんが眠そうだったら、保育園に送っていくときに、抱っこひも、ベビーカー、車などでの移動中、10分でも15分でもいいので、寝かせてみましょう。自宅から保育園まで近い場合、自宅で寝かせてもOK。

【対策2】保育園→自宅までのお迎え移動中での“夕寝”をプラス

対策1の“朝寝”をさせるのが難しい場合、保育園にお迎えに行ってから家に帰るまでの移動中、少し寝かせてあげましょう。保育園から自宅まで近い場合、帰宅してから寝かせてもOK。
このタイミングで寝かせてしまうと、「夜に寝なくなってしまうのでは?」と心配になるかもしれません。けれど、この“夕寝”をさせないと、逆に寝ぐずり・夜泣きなどのねんねトラブルが発生することも。
1歳代半ばまでなら、短時間の「夕寝」は、夜のねんねトラブルを防ぐことにもつながります。
上記の【まだ、1日2回の昼寝が必要なサイン】が見られて、“朝寝”ができない場合は、“夕寝”を取り入れてみましょう。
ただ、2歳くらいになってからの“夕寝”は控えて。この時期以降、“夕寝”をすると、夜の就寝時間が遅くなってしまい、だんだんと体内時計が崩れ、それによって起床時間も遅くなってしまうなどの可能性があります。

【対策3】“夕寝”は約30分を目安に。寝させすぎは逆効果!

とはいえ、1才代半ばでも、たっぷり寝かせてしまうと、夜寝かせたい時間に眠れなくなってしまうことがあります。長くても約30分程を目安にしましょう。

テンションが高くなると遊びたくなることが多いので、お迎え時に興奮させないよう、なるべく淡々と寝かせてみましょう。

このタイミングに、約30分寝せることで夕食→おふろ→歯磨き→寝かしつけがスムーズになります。
おそらく、お子さんは30分以上寝たがると思います。でも、最長でも45分で起こしましょう。

部屋の照明をつけたり、生活音を出したりしてもまったく起きない場合、起こすとぐずることもあります。
起こす前に、夕食やおふろの準備は済ませておき、起こすときは好きなぬいぐるみを使って声かけするなど、工夫をしてみて。
ちなみに、わが家では子どもが好きな音楽を流すことが起こす合図になっています。

自宅に帰ってきたら、数分でも、子どもにしっかり向き合う時間を作る

「自分が復職したことで、子どもに寂しい思いさせている」「仕事復帰しないほうがよかったのかも…」と悩むママさんの声をたくさん聞きます。
実際に、私も「仕事復帰は私のワガママなのかもしれない」と思ったことがあります。
けれど、子どもとの触れ合いは量ではない、長い時間一緒にいればいい、というものでもないと思うのです。

私は、仕事から家に帰って、子どもと一緒にテレビを見ながらとかごはんを食べながらなど、「〇〇しながら」ではなく、子どもがやりたいことに自分も集中し、一緒にやってあげるように意識していました。

たとえば、積み木が好きだったら、一緒に積み木遊びを楽しみます。20分くらい時間を作るのが理想です。でも、どうしても忙しくて時間がないという日もありますよね。そんなときは、寝る前の3分でもいいから、「子どもに大好きだよ」と伝えます。肌と肌の触れ合いを大切にし、ハグやタッチをしてみましょう。
きっと子どもはもちろん、ママも気持ちが落ち着きますし、それでも十分安心につながると思います。

「子どものねんねトラブルが激しく、自分も眠れなくなってしまった。とてもつらいので、仕事をやめようかなと思う…」とご相談にいらっしゃるママさんもいます。けれど、ねんねの悩みは必ず解決方法があります。仕事を続けることを、あきらめないでくださいね。
お子さんのねんねを改善すると、ママやパパの睡眠の質もよくなるので、仕事のパフォーマンスもアップし、さらには家族全員がハッピーに過ごせることにつながります。ぜひ、できることからトライしていきましょう。

文・監修/愛波 文さん 構成/ひよこクラブ編集部


愛波 文さん(あいばあや)

Profile
日本人初乳幼児睡眠コンサルタント。
IPHI日本代表。
Sleeping Smart Japan株式会社代表取締役。慶應義塾大学文学部教育学専攻卒業。2012年に長男出産。夜泣きや子育てに悩んだことから乳幼児の睡眠科学の勉強をはじめ、米国IPHI公認資格(国際認定資格)を日本人で初めて取得。2015年に次男を出産。現在、2人の男の子の子育てをしながら、企業やイベント講演を行うほか、子どもの睡眠に悩むママ・パパ向けのSleeping Smart®子育てサロン、睡眠・子育て・教育について配信する愛波LIVEを運営。IPHIと提携し、オンラインで妊婦と乳幼児の睡眠コンサルタント資格取得講座の講師も務めている。

■Home Page:公式サイト
■Instagram:aya_aiba
■Twitter:@sleepingsmartJP
■YOUTUBE:愛波文 ねんね&教育チャンネル

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