パンプキンチーズスティック【1回分・幼児食おやつレシピ】
不足しがちな栄養素である鉄とカルシウムは、毎日の食事に意識して取り入れたいものです。
離乳完了期後の1才7ヶ月ごろ以降の幼児食期に使える、「カルシウム」たっぷりのおやつレシピを紹介します。
アレンジテクと子どもがお手伝いできるポイントも参考にしてみて。
パンプキンチーズスティック
ワンタンの皮で簡単に作れるおやつレシピです。チーズのこくと風味が食欲をアップしてくれます。
【材料(1回分)】
かぼちゃ…2.5cm角1個(約20g)
プロセスチーズ…5mm角×4cm長さを3本
ワンタンの皮…3枚(12g)
バター…少々
【作り方】
(1) 耐熱ボウルにかぼちゃを入れ水(材料外)を加え、600Wの電子レンジで約1分加熱し、やわらかくなったらポリ袋に入れてなめらかにつぶす。
(2) ワンタンの皮を広げ、(1)のかぼちゃ1/3量とチーズ1切れをのせ、ふちに水をつけて長方形に包む。
(3) フライパンにバターを熱し、(2)を入れて焼き、焼き色がついたらふたをし、1~2分さらに焼く。
【アレンジテク】
かぼちゃをさつまいもやじゃがいもにしても。ワンタンの皮はギョーザの皮でもOK
【子どもがお手伝いできるポイント】
かぼちゃをつぶしたり、ワンタンの皮を包む作業をお手伝いしてみよう
監修・スタイリング/新谷友里江先生(料理家・フードコーディネーター・管理栄養士)
撮影/武井メグミ
幼児食のお約束(調理をする前に必ずお読みください)
◆レシピはとくに記載がない場合、1回分が基本です。子どもの食べる量、食べられるかたさなどは個人差がありますから、その子に合ったペースで進めましょう。
◆計量は、1カップ=200ml、大さじ1=15ml、小さじ1=5mlが基本です。
◆だし汁は、手作りか1才代はベビーフード、2才代は薄めに溶いた市販のだしの素などを使ってください。水溶き片栗粉は片栗粉1に対し、水3の割合で溶いたものです。
◆使っている鶏卵はMサイズ、にんじんなどの野菜はとくに記載がないときは中玉が基本です。また、食材は、皮や殻をむく、へた・すじを取り除く、種やわた・芯・骨を取り除くなどの下ごしらえが済んだものを使用しています。
◆1回の食事で食べさせる初めての食材は1種類とし、食物アレルギーに注意をして少量ずつ食べさせるのが基本です。食べ慣れた食材となら混ぜてもいいでしょう。
【電子レンジのお約束】
◆電子レンジの加熱時間は600Wの場合の目安です。500Wの場合は1.2倍、700Wの場合は0.85倍の時間を目安に加熱してください。
◆電子レンジは機種によって加熱のしかたが異なりますので、初めはレシピより短い時間で加熱し、様子を見ながら加熱時間を調節して、全体にしっかり火を通しましょう。
◆電子レンジを使う際は、材料を広口の耐熱容器に入れて水分を加え、ふんわりとラップをかけて加熱することを前提としています。
◆電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても沸騰しない場合がごくまれにあります。この状態の液体がちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあります(=突沸現象)。やけどの原因になりますのでご注意ください。