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子どもが大学入学までに500万円貯める!無理のない貯蓄プランとは?【専門家】

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貯金箱を持った男の子
Melpomenem/gettyimages

妊娠したら気になるのが、今後のお金のこと。子どもの教育費を貯めなければ!と思っても、何をどうすればいいのか、わからない人も多いのでは? 確実に子ども1人につき500万円が貯まる貯蓄方法を、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子先生にお聞きしました。

「大学までに500万円」の貯蓄プランを立てる!

目標が決まったら、それに必要なお金を貯めていきましょう。目標以外の理由で手をつけないような方法で貯めることが大事です!

子ども1 人につき、大学までに500万円貯まるしくみをつくろう!

子育てで、最も大きなお金がかかるのが、大学の学費です。大学までの教育費は家計の中でやりくりし、大学資金だけはほかの貯蓄とは分けて、独立させて貯めるのがおすすめです。そうでないと、住宅購入費の頭金や家電の買い替え費用など、別の目的でつい使ってしまいがち。大学入学までに貯める教育費の目標額は、500万円。大学資金は、途中で崩しにくい貯め方を選び、放っておいても勝手に貯まるしくみをつくりましょう。

こうすれば勝手に500万円貯まる!

「大学までに500万円貯める」と一口で言っても、500万円は大きな金額。具体的にはどうすればいいの? そこで無理なく、勝手に500万円貯まるしくみの例をご紹介! ぜひ参考に。

「児童手当に手をつけない」で約200万円

児童手当を全額貯めれば、子どもが中学を卒業するまでに約200万円貯められます。児童手当の支給額は年齢や所得、何人目の子かなどで異なりますが、3才未満は月額1万5000円。うっかり使ってしまわないように、専用口座を作るのがおすすめ。児童手当は手続きした翌月分から支給されるので、赤ちゃん誕生後早めに申請を。
※児童手当は所得制限あり

「月々約5000円を積立貯蓄」で約100万円

月々、定額を給料から自動引き落としで貯めるのが、確実に貯めるコツ。会社の財形貯蓄や銀行の自動積立定期預金などの方法があります。自動積立定期預金は、指定した満期前に引き出しづらい点も教育資金向き。

「学資保険で積み立て(月1 万円~ 1 万5000円前後)」で約200万円 ※保険料の払込期間により異なる

学資保険とは、教育費を一定金額ずつ積み立てて、大学時代に学資金を受け取る制度。親(契約者)にもしものことがあった場合は支払いが免除になるのが、保険ならでは。10年など短期で払い込みを終える契約にすると返戻率(へんれいりつ)※がアップします。
※払った保険料に対して戻るお金の割合

監修/畠中雅子先生 取材・文/たまごクラブ編集部

子どもの教育費は、途中で崩しにくく、放っておいても勝手に貯まるしくみをつくりさえすれば、確実に貯めることができます。それぞれの家計に合わせた「勝手に500万円貯まる」しくみを、妊娠中から夫婦で話し合って作っておきましょう。

参考/『赤ちゃんができたら考えるお金の本』2022年版

※掲載している情報は2021年10月現在のものです。

赤ちゃんができたら考えるお金の本2022年版
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