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第1子を出産したすみれ、妊娠中にSNSで発信し、反響を呼んだ日本の体形維持ついてのモヤモヤ「共感の声に励まされた」

更新

妊娠中は、ホルモンバランスが変化し、メンタル面で影響がある人も多くいます。22年4月に第1子となる男児をしたすみれさんもそのひとり。とくに体形のことが気になったといいます。妊娠中の悩みについてお話を聞きました。

妊娠中はちょっとしたことでモヤモヤした気持ちに

妊娠してから、腰痛やほてりなどいろいろな体調の変化がありましたが、いちばん感じたのはメンタル面。気持ちの波があって、涙もろくなりました。

たとえば、妊婦健診で最悪のケースを説明されたとき。尿糖の値が高めだったことがあって、「万が一の場合、赤ちゃんはこういうリスクがあります」とか。よくない妄想が広がっちゃうし、食べるものも気にしないといけないから、ストレスを感じてしまいました。

また、インタビューを受けた記事で、おなかが大きくなったことに触れた表現が気になって、ネガティブな気持ちになったことも。このことはSNSで発信してネットニュースにもなったのですが、相手の方に悪意がないのはわかっているんです。モデルをしていたのもあって、人一倍体形のことが気になるからかも。でも、ありのままの体を受け入れる“ボディポジティブ”な考え方が広がっている時代に、わざわざ体形に触れなくてもいいんじゃないかなと、私は感じたんです。

「同じような気持ちになったことがある」とメッセージがたくさん届いた

SNSのメッセージで、「私も妊娠中そうでした!」「体形のことは言われたくなかった」という、共感の声がたくさん届いたんです。私だけじゃないと思えたら、気持ちがラクになりました。

私はハワイで育ったので余計に感じるかもしれませんが、日本はダイエットに対する意識が高いですよね。「やせているのがいい」と思っているから、妊娠中の当たり前の体形変化でも気になるし、そのことを言われたら嫌な気持ちになる人もきっといると思うんです。

体形のこと以外にも、妊婦さんに伝えられることはいろいろありますよね。私の場合は、「元気な赤ちゃんを産んでください」と言われるのがうれしかったですね。こういった妊娠中の気持ちを、知ってもらえたらなと思います。


撮影/藤原 宏(Pygmy Company) スタイリング/岸本佳子 ヘア&メイク/永田紫織(LA DONNA) 取材・文/たまごクラブ編集部

妊娠中は、体形が気になってしまう人もいるもの。すみれさんは、ポジティブな考え方が広がってほしいと考えているようでした。

                
参考/『後期のたまごクラブ』春号「カバーインタビュー」

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります


『後期のたまごクラブ』春号では、すみれさんが表紙に登場。妊娠中のプライベートショットが見られる、インタビューもあります。

後期のたまごクラブ 2022年春号

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すみれ

PROFILE
1990年生まれ。東京都出身、ハワイ育ち。16才のときにモデルデビュー。国内で女優、歌手、タレントとしても活躍する一方、ハリウッド映画にも進出。

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