うちの子にぴったりの名前が見つかる♡名づけの進め方4ステップ
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名前を決めようとしても、まず何から始めようかと悩んでしまって、なかなか進まない……ということもあるのでは? そんなとき、参考にしてほしい名づけの進め方をご紹介します。ステップどおりに進めていけば、きっと納得のいく名前を赤ちゃんにプレゼントできるはず!
名づけの基本ルールとは?
名前に使える字、使えない字があり、使えない漢字を使用していると、出生届が受理されません。漢字の読み方は規定がなく自由ですが、あまりに逸脱した読みは、将来子どもが苦労してしまうことも。
詳細は、こちらの記事「キラキラ回避のためにも!?知っておきたい★赤ちゃんの名づけ基本ルール」で紹介しています。
基本をすべて理解する前に、大まかな名づけのステップをチェックしておきましょう。
名づけに必要なものは?
パソコンや名づけ本など、いろいろなツールがありますが、漢字の正しい意味、画数などがわかる漢和辞典が1冊あると安心です。漢和辞典が入っている電子辞書も便利です。
いつまでに決める?
赤ちゃんが生まれた日から、14日以内に役所に出生届を提出します。その際に、赤ちゃんの名前も申請する必要があるので、期限内に決められるよう妊娠中から考えましょう。
名づけの進め方4つのステップ
赤ちゃんの名前を考えるとき、「何から考えていいかわからない」というときの参考にしてください。
ステップ1:何にこだわるのか? 3種類のこだわり要素をチェック
人に「なぜ、あなたはその名前になったの?」と聞くと、「親の名前にちなんだ」とか、「かわいい感じがする名前を選んだらしい」とか、「とにかく画数にこだわった」などといった名づけの由来が返ってきます。人の名前には、なんらかの思いが込められているもの。そこで、名づけのこだわりにはどんなものがあるか、整理してみました。
【名づけのこだわり3要素】
1.イメージ&漢字
赤ちゃんが生まれる季節のイメージや、「優しい子になるように」など、漢字が持っている意味や雰囲気にこだわるのがイメージ重視タイプ。好きな漢字や、「パパの名前から1字使いたい」など、使いたい漢字を決めてから名づけを進める方法もあります。
2.読み&響き
「あやちゃんと呼びたい」とか「ら行の名前がいい」など、名前の呼び方にこだわるケースも多いもの。おなかの中にいるときの呼び名から名前を決める例もあります。あとは、「さわやかな響き」とか「男らしい響き」など、響きのイメージを重視する人も。
3.画数(姓名判断)
一生に一度しかない名づけ、「子どもがいい運勢になるように」と、名前に使う漢字の画数、つまり姓名判断を気にする人も少なくありません。具体的には、「五格」といって、姓と名に使われている文字の画数を、部位ごとにまとめたものの数で吉凶を占います。
ステップ2:最初の一歩をどれにするか決定し、候補を挙げていく
ステップ1に挙げたこだわり要素の中で、とりかかりはどれにするか、パパと話し合って方針を決定しましょう。最初の糸口が決まれば、意外に候補がたくさん浮かんでくるもの。さあ、第一歩を踏み出しましょう。
【イメージ&漢字】
1.イメージに合う漢字や使いたい漢字を決め、意味や読みを調べる。
2.組み合わせる字を決める。
【読み&響き】
1.どう呼びたいか、使いたい読みを決める。
2.漢字を当てはめる。
【画数】
1.姓名判断の流派を決める。
2.姓の画数を調べる。
3.希望の吉数を決める。
4.吉数に漢字を当てはめる。
ステップ3:そのほかの要素を組み合わせてアレンジ
最初の一歩は決まりましたか? どれか1種類のこだわり要素で名前を決定してもいいのですが、さらに別の要素も加えて考えるケースが多いようです。たとえば、下のような例があります。
【例 その1】
姓から名前に使うといい画数が何画かを調べた。
↓
画数がいい漢字をリストアップ。
↓
リストアップされた漢字の中から好きな読みの漢字を選んだ。
【例 その2】
女の子なので、呼び名を重視したい。
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「あやちゃん」という呼び名にしたい。
↓
漢字を当てはめることに。「あや」という読みのある漢字を調べる。
↓
いくつか挙げられた「あや」という読みがある漢字の中から、画数のいいものを選んだ。
ステップ4:ルールを守ってる? 最終確認とチェックを
たとえば、ひらがなやカタカナは使えるけれど、アルファベットは使えないなど、名づけにはいくつかのルールがあります。知らないと、出生届を出すときに受理してもらえず、あわてることも。注意点は下記の関連記事でも紹介しています。一度目を通してください。
名前は、両親から赤ちゃんに一番初めに贈るプレゼント。今回ご紹介した名づけの進め方を参考にして、最高の名前を贈ってあげてください。名づけは「読みやすさ」も大切です! 候補を決めたら、まわりの人に読めるかどうか見てもらいましょう。(文・たまごクラブ編集部)
■参考:たまひよブックス「いつでもどこでもHAPPY妊娠・出産ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)
●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。