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「5回目の体外受精で妊娠」エコー写真で綴る “高齢妊婦が赤ちゃんに出会うまで“の泣き笑い日記

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幸せな妊婦の腹に彼女の将来の赤ちゃんの画像を保持夏の公園で手でハートを作るの肖像画間近します。
IB_photo/gettyimages

年々難しくなる子育てに格闘する50代の働く母さん、マダムまかろんです。結婚後の数年間、私たち夫婦は互いの仕事や勉強を優先してきた結果、子どもが欲しいと思い始めた時はすでに30代後半。急いで不妊治療を開始したものの、治療は肉体的、精神的、そして経済的にも、想像していた以上のつらい体験でした。

そして治療開始から約2年、5回目の体外受精で妊娠、41歳で出産しました。つわりもなく楽しかったマタニティーライフ、同時に高齢出産ならではの困難にぶつかって悩んだ日々を、当時のエコー画像とともに振り返ります。

<妊娠初期ごろ>妊娠したうれしさより流産の不安におびえる日々

妊娠5週目のエコー写真 ようやく妊娠成立!

不妊治療専門クリニックで5回目の体外受精を行い、その後医師から妊娠していることを告げられました。妊娠5週目の画像です。当時は、妊娠したうれしさより、正直なところ「これでもうあの治療のつらさから解放されるかもしれない」という気持ちの方が強かったです。まだ流産の可能性が高いということで、夫も私も心から喜ぶことはできませんでした。

妊娠6週目のエコー写真 分娩する病院を決定

体調は何も変化はないので、相変わらず妊娠している実感はわかず。エコー画像を見るまで赤ちゃんが無事おなかの中で育っているかどうか不安でいっぱいでした。不妊治療専門クリニックから分娩可能な病院を紹介しているリストをもらうと、近隣で一番大きな大学病院の産科に分娩予約しました。高齢出産だったため、万一のことを考えて設備の整った大学病院を選択しました。

妊娠9週目のエコー写真 胎児の姿が見えてきた!

エコー画像で頭と胴体が分かれた人間らしい姿を見て、いよいよ妊娠したという実感がわいてきました。それと同時に、このまま無事に育ってくれるのだろうかという不安で毎日祈るような気持ちでいました。いまだにこの画像を見るたびに、この時の不安でたまらなかった自分の気持ち、そして生命の神秘を目の当たりにしたときの厳粛な気持ちを思い出し、胸がいっぱいになります。

妊娠12週目のエコー写真 つわりもなく、快適なマタニティーライフを満喫

ラッキーなことに、妊娠中の私はいわゆる“つわり”の症状はなく、体調も安定していました。おかげで会社にもそれまで通り出勤していました。また妊娠中は味覚が変わるとも聞くのですが、私はそうしたことも全くナシ。さすがにアルコールは断っていたものの、「出産したらなかなか外食もできないから」を言い訳に、友人との食事会にもどんどん参加していました。

<妊娠中期ごろ>安定期に入ったものの悩みは尽きず

妊娠15週目のエコー写真 母体血清マーカー検査を受ける

妊婦健診の時、希望者は「母体血清マーカー検査」を受けられると聞き、軽い気持ちで申し込みました。しかしこの判断は出産するまでずっと後悔することに…。検査の結果、胎児に疾患がある確率が同年代の妊婦の数値より高かったからです。私は高齢の妊婦なので、こうしたリスクは覚悟していたつもりでした。しかし、実際この結果に直面してみると、どう決断すべきか大変悩み、気持ちを立て直すのにかなり時間がかかりました。

妊娠23週目のエコー写真 性別がほぼ確定

「性別は知りたいですか?」エコー画像を見ていた医師から問われて、「はい」と即答した私。しかし、告げられた性別は私が希望していたものではありませんでした。その日から数日間はかなり落ち込み、友人につい愚痴ってしまったほど。「赤ちゃんもおなかの中で聞いているよ。そんなこと言わないで」と友人からたしなめられ、ようやく我に帰りました。子どもを授かっただけでもうれしかった頃の気持ちを思い出して反省しました。

妊娠26週目のエコー写真 両親学級で気分転換

大学病院の産科が主催する両親学級が4回コースで開催され、夫婦で参加しました。同時期に出産予定の夫婦が集まり、妊娠中の栄養管理方法や赤ちゃん用品のそろえ方などを教えてもらいました。妊婦同士が自己紹介して連絡先を交換したり、お互いの今の状況を語り合うこともできて楽しかったです。また、子どもが生まれるという実感がわきにくかった夫の意識も、周りに感化されて少し変わったように思います。

<妊娠後期>赤ちゃんと私のおなかがどんどん成長!

妊娠28週目のエコー写真 3D画像を撮影することを決意

健診を受けていた病院からもらうエコー画像は、ごく一般的な2Dタイプ。私は、この時期だけの赤ちゃんの姿を記念に残したかったことと、赤ちゃんが本当に元気に育っているのかをはっきりと確認したかったので、3D画像の撮影だけでも予約可能な産院を探すことを決意。この時すでに赤ちゃんがこれ以上大きくなると映りにくくなるというぎりぎりのタイミングでした。

妊娠29週目のエコー写真 3Dのエコー画像撮影にチャレンジ

わざわざ別の産院に出向き、高い料金を払って3D画像撮影に挑んだものの、なんと、撮影した時間帯の赤ちゃんはおなかに向かって後ろ向きにおねんね中。残念ながら期待していたような顔がわかる3D画像は撮影できませんでした。それでも、2D画像ではわからなかった腕や後ろ姿が鮮明に写っており、とても興奮しました。

妊娠30週目のエコー写真 マタニティー旅、決行

この頃の私は、軽い眠気がある以外は体調も安定し、マタニティーヨガをやったり、妊婦同士のお茶会を開催して赤ちゃん用品の情報を交換したりと、充実したマタニティーライフを送っていました。そして満を持して出産前最後の思い出作りにマタニティー旅を決行。通常ではなかなか行けないオーシャンビュー&露天風呂付きの豪華な部屋に宿泊し、夫婦ふたりだけの最後の旅行を楽しみました。

妊娠31週目のエコー写真 3Dエコー画像撮影に再チャレンジ

以前の3D画像撮影で赤ちゃんの顔の撮影ができなかったことがどうしても心残りで、義理の母が上京するタイミングに合わせて再撮影にチャレンジ。病院からは、この時期は赤ちゃんが育ちすぎているので希望通りに撮影できるかわかりません、と言われていました。それでも撮影中は、看護師さんが寝ている赤ちゃんをおなかの上から優しくゆすって顔の位置を変えてくれ、無事撮影することができました。

妊娠36週目のエコー写真 逆子発覚!

出産~子育ての体力作りのためのウォーキングに日々励んでいた頃、まさかの“逆子”が発覚!医師から「2週間後に帝王切開で出産します」と告げられて大あわてしました。病院から逆子を戻すための体操のやり方を教えてもらい、毎日必死にやり続けました。ある時、体操の後におなかの中でぐるん、と動くような気配を感じたので確認してもらったところ、無事逆子が戻っていました。

妊娠38週目のエコー写真 骨盤レントゲン撮影

出産が間近になり、赤ちゃんの体重は一気に増えて3600gに、私の腹囲も90cm超えのビッグサイズになっていました。順調だった私もさすがに足がつって眠れなかったり、腰の痛みに悩まされました。健診で赤ちゃんの頭が通るか確認するために、病院で骨盤のレントゲンも撮影。「なんとか通常分娩は大丈夫だろう」と言われてひと安心するも、出産が近づいてきたことを実感して少し怖くなってきました。

妊娠40週目のエコー写真 羊水の状態が悪くなり、計画出産が決定

出産の兆候がないまま予定日を過ぎ、赤ちゃんの体重はとうとう4000g越えに。病院での検査の結果、羊水の状態が良くないことがわかり、すぐに入院~出産することが決まりました。今思うと、当時は出産後の大変さを予想できないまま、楽観的な気持ちで病院に向かっていた自分が本当に情けないです。でも、もしその後の大変さを知っていたなら、おそらく出産に挑むことはできなかったかもしれないな、とも思います。

妊娠40週目のエコー写真 帝王切開で出産

入院後は次々と襲ってくる激しい陣痛に10時間以上耐えました。そして何度も検査した結果、医師の判断で帝王切開をすることが決定。夫は看護師に促されるままに同意書にサインし、私は即手術台へ。あっという間に4100g、54cmのビッグサイズのわが子が、妊娠40週と5日目に誕生しました。初めて見たわが子の顔は、3Dエコー画像で見たものとそっくり。夫婦で笑ってしまいました。

わが子が元気に生まれたことはとても嬉しかったのですが、術後の痛みは想像以上につらく、また、帝王切開で出産したことの“負い目”のような感情はいまだに消えないほどです。新生児の頃、疲労と痛みをこらえながら赤ちゃんの世話をする日々は地獄のようでした。
妊婦時代にいくら体操やヨガをやったとしても、若いママとの体力の差は歴然。今もなお、若いママさんたちと接していると、妊娠~出産、そして育児についても、高齢で出産した者との意識や体力の差を痛感します。ただ、私はあるタイミングから無理することをやめ、開き直って気持ちを切り替えたらずいぶん楽になりました。それができたのもまさしく年の功のおかげだと思っています。

その他のママライター体験談はこちら

[マダムまかろん * プロフィール]
現在、プレ反抗期を迎えた子どもの子育てと仕事との両立に日々格闘中。好きなものはパンとスイーツ。ストレス解消は食べること。おいしいモノ探しや新しいことが大好きな、アクティブ母さんです。

■関連:高年出産(高齢出産)のリスクと、リスクを減らす方法

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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