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病院も血も嫌いな夫が、立ち会い出産を全力で拒否! それでも結果オーライ?!

更新

3歳と0歳の男の子兄弟の育児に奮闘する、ママライターの森山ゆう子です。私が不妊治療を経て第1子を出産したのは33歳の時。再度の治療を経て第2子を出産したのは35歳の時です。私がお世話になった産院は、立ち会い出産を推奨していたため「ご主人は立ち会いを希望されますか?」と早い段階で確認されました。残念ながらその答えは「いいえ」でした…。

初めての出産を、夫が断固として立ち会いを拒否!

まず、1人目を授かった時のこと。産院から立ち会い出産の希望について聞かれていたので、それとなく夫に確認してみたところ「自分は怖いから絶対に無理! 無事に生まれたら行くから、何とか1人でがんばって!」と全力で拒まれてしまいました。

確かに、大の病院嫌いで、採血の時に自分の血を見て気分が悪くなってしまうような夫です。立ち会い出産は厳しいかなとは思っていたのですが、ここまであからさまに拒否されるなんて…!

里帰り出産だったため、もともと母には付き添いをお願いするつもりだったものの、少し寂しいような心細いような気持ちになったのを覚えています。

初めての出産に立ち会ってくれた妹のナイスフォロー

夫には立ち会ってもらえませんでしたが、初めての出産の際は、2歳年下の仲の良い妹が母と一緒に立ち会ってくれることに。母親と交代で私の体のケアをしてくれたり、少し余裕がある時には私を笑わせてくれたり、夫へ状況の報告をしてくれたり…。妹がフォローしてくれたおかげで、だいぶリラックスして出産にのぞめました。

また、出産時には助産師さんからベストポジションを教えてもらいながら、ずっとビデオカメラで撮影してくれていました。

出産時の撮影については賛否両論あると思いますが、私は撮影してもらって本当によかったです。ビデオを見返すたびに、あの時感じた苦しみや喜びや何とも言えない感動がよみがえってきて「これからも子育てがんばるぞ!」とパワーをもらっています。

助産師の卵さんが立ち会ってくれた、2人目の出産

2人目の出産に際しても、夫はやはり立ち会いNG。この時は、母のほか当日急きょ、助産師の卵である学生が付き添いと立ち会いをしてくれることになりました。

「専門知識がある人が側にいてくれるなら安心だ」とホッとしたのもつかの間、勉強することが目的だったので、子宮口の確認など様々な処置が学生のために+1回! しかも慣れない手つきなのでとても痛いのです。途中あまりの痛さに付き添いに同意したことを後悔したくらいでした。

しかし、リラックスできるアロマを焚いてくれたり、マッサージをしてくれたり、もてる知識を総動員して朝から晩まで一生懸命、私をケアしてくれました。そして出産時には、医師や助産師さんと一緒に我が子を取り上げてくれたのです。この学生との出産体験は、最終的に本当に素晴らしいものになりました。

お互いに笑顔で感謝の気持ちを伝えあったことは、一生忘れられない記憶です。

出産に夫が立ち会えなくても、結果オーライ!

2度の出産とも夫の立ち会いはありませんでしたが、結果的に私はそれで良かったと思っています。血が苦手で病院が大嫌いな夫の体調を気にしながらのお産は、つらかったと思います。

その点、同じ女性であり、身内であり、出産の知識のある人たちに立ち会ってもらったおかげで、痒いところに手が届くストレスフリーの出産をすることができました。

長男は、母と妹に見守られる中、妊娠38週に体重3406g、身長50.5cmで生まれ、次男は、母と助産師の卵さんに見守られて、妊娠40週に体重3952g、身長52.5cmで誕生しました。夫は出産に立ち会うことこそできませんでしたが、出産後はすぐに駆けつけてくれて我が子の誕生を喜んでくれました。夫は今だに出産時のビデオは見ることはできませんが、毎日2人の息子たちを“目に入れても痛くないほど”かわいがってくれています。

■その他のママライター体験談はこちら

[森山ゆう子*プロフィール]
やんちゃ盛りの3歳差男の子兄弟の育児に奮闘するママです。主に子育てに関する情報を発信するライターとして活動中。最近は、子どもたち寝かしつけ後に食べる”ご褒美コンビニスイーツ探し”にハマっています。

■関連: 事前準備が大切! 立ち会い出産のメリット・デメリット

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。
※コメントをいただき、記事を一部修正しております。(2019/7/10)

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