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甲状腺ガン治療中の妊娠…。夫とウサギが私の出産を応援!


もうじき年長になる女の子のママでライターの“ジュンコ”です。私は35歳の時に甲状腺ガンを発症しました。手術で甲状腺を全摘し、現在も甲状腺ホルモンの投薬治療をしています。
そんな私が、手術から1年半後に妊娠していることに気がつきました。これは、大学病院の外科と産科を往復して過ごした私の妊娠・出産の体験記です。

どこを受診すればいいの? 妊娠判明でパニックに!

甲状腺の手術から1年半が経過。体調も良くなり、仕事に復帰していた頃のことです。私の中ではまだ手術後という認識が強く、妊娠・出産のことまで考える余裕がありませんでした。

そんなある日、妊娠検査薬で妊娠が判明! 妊娠すると甲状腺ホルモンの数値が変化すると聞いたことがあったので、うれしい気持ちより「どうしよう」という不安が大きかったことを覚えています。

予定より早めに外科の診察を受けなければ…。しかし、妊娠検査薬で妊娠サインが出ただけで、本当に妊娠しているのかまだ確定していません。外科と同じ大学病院で産科を受診するには紹介状が必要…? 何をしたらよいのか、半分パニックになりながらも、まずは妊娠したかをきちんと調べてもらうため、近所のクリニックを訪れました。

外科での投薬と産科の受診。毎週のように病院へ…

クリニックで診断してもらったところ、やはり妊娠していました。医師に大学病院の外科を受診していることを説明し、紹介状を書いてもらうことに。同時に外科の診察予定を変更し、産科も予約を取りました。そして、私の妊娠期間がスタートしたのです。

妊娠中は胎児も甲状腺ホルモンを必要とするため、通常より多くの投薬が必要だそうです。そのため、胎児の成長に合わせて1週間から数週間おきに外科の検査が必要になりました。並行して産科の定期健診にも通っていたのですが、外科と産科の受診日を合わせることが難しく、毎週のように病院へ通っていた時期もあります。

外科では病気を抱える患者、産科では一般的な経過の妊婦として、同時に異なる情報を把握しなくてはなりません。自分で納得できるまで調べようと、医学雑誌を読んで勉強したこともありました。

つらいときも、おなかの子が支えになってくれる

大学病院は外科と産科が離れており、採血も離れた別の場所。妊娠中の私にとって適度な運動になると思っていましたが、つわりがひどい時期は、病院内を歩き回るのは少しつらかったです。

私の母はすでに亡くなっていて、実家・義実家ともに遠方ということもあり、頼れるのは夫だけ。不安な気持ちを、そのまま夫にぶつけてしまうことがありました。一方で夫も、私の病気と妊娠で心配ごとが多く、精神的にも肉体的にもかなり大変だったようです。

幸いにも、つわりを乗り越えると私自身の体調も良くなり、おなかの子どもも順調に育ってくれたのが、私たちにとって支えになりました。外科と産科の先生方、そして夫に支えられ、無事に妊娠後期を迎えることができました。

もしかして破水? ウサギが教えてくれた危機

赤ちゃんが無事に生まれてくれることを祈りつつ、会える日を楽しみにしていた時のこと。予定日6日前、自宅で昼寝をしていると、破水したような感覚がありました。実は1 週間前にも同じことがあったのですが、その時は破水ではありませんでした。そのため「今日も違うかも?」と迷っているうちに、夕方までうとうとしてしまったのです。

しばらくして、飼っているウサギが突然騒ぎ出しました。いつもはおとなしいのに珍しいなと思ったのですが、おかげで眠気が覚めたので、念のため病院へ電話をしてみたのです。事情を話すと「すぐに来てください」と言われ、病院へ向かいました。

産科を受診すると「もっと早く来なくてはダメ」と怒られて即入院。破水していたそうです。その日の夜11時に陣痛が始まりました。ウサギは私に危険を教えてくれたのでしょうか。不思議なできごとではありますが、ウサギに感謝しました。

陣痛が始まってから6時間半後、体重2755g、身長48cmの元気な女の子を出産しました。妊娠39週目での自然分娩でした。持病を抱えながらの妊娠・出産で特に大変だったのは、「病気の治療」と「妊娠・出産」について、それぞれ別々の医師や看護師から指示を受け、それらを自分の中で一つにまとめなくてはならないことでした。それでも、自分自身に病気や手術の経験があったことで、妊娠・出産を恐れずに堂々と立ち向かうことができたと思っています。

■その他のママライター体験談はこちら

[ジュンコ*プロフィール]
夫と娘、ウサギの3人+1羽で暮らす40代ママライター“ジュンコ”です。甲状腺ガンになり、妊娠前に甲状腺全摘の手術を受けました。投薬治療と子育て、仕事を同時進行中。最近の目標は、娘の髪の編み込みが上手にできるようになること。

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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