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コロナ禍のなかで妊娠。夫婦間のすれ違いから大げんかに!

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5歳と2歳の子を育てるライターの“きつね”です。現在、妊娠4ヶ月で今冬に第3子を出産予定です。上の子たちは里帰り出産で、産前産後の大変な時期を両親に支えてもらいながら乗り切りました。
しかし、今回は新型コロナウイルスの感染が拡大していたり、上の子たちの入園・入学準備があったりすることから、里帰りを断念。
夫が協力してくれるだろうと期待していたのですが、そんな私の思いと夫の思いにすれ違いがあり…。

望んでいたはずの3人目なのに…

夫も私も子どもが好きです。第1子と第2子は同性だったため、「できればもう1人子どもがほしいね」なんて話していました。そんな矢先、体調に違和感があり、念のため妊娠検査薬を使ってみると、なんと陽性! 

しかし、望んでいたはずの第3子なのに、このときばかりは素直に喜べませんでした。というのも、妊娠が発覚した4月はじめは、新型コロナウイルスが日本全国で猛威を振るっていた頃だったからです。

時期が時期だけに、妊娠初期に感染したらどうなるの? おなかの子どもを守り切れる? と次々と不安が浮かびました。こんな時期に子どもを望んでしまった自分を悔いて、涙を流すことさえありました。

新型コロナへの不安。里帰り出産はどうする?

一方で、せっかく授かった命を産みたいという気持ちも日に日に芽生えていきました。そこで問題となったのが「どこで出産するか」です。上の子たちは2人とも里帰り出産。今回も里帰りできたらどんなに心強いだろうと思いました。

しかし、出産予定の今冬は、ちょうど上の子たちの入園申込みや就学前健診などで忙しい時期。また、持病がある母に万が一自分や子どもたちがコロナウイルスをうつしてしまったらどうしようと心配が尽きません。

夫の親はというと、シングルマザーで病院勤務。孫の世話をお願いできる状態ではありません。どう考えても里帰りを断念せざるを得ませんでした。

認識の相違から夫とバトル! 産むのをやめる?

夫には、妊娠したことだけを伝えたきりになっていました。自分の中で「里帰りをしない」という結論を出していた私は、夫にも産後のサポートのために育児休暇を取得してほしいと伝えました。

すると夫は、「里帰りすると思っていたからビックリ!」「上の子の就学前健診は、出産が理由なら学校が考慮してくれるんじゃないの?」などと、否定的な発言を連発。

私は私なりにいろいろ頭を悩ませて苦渋の決断をしたというのに、産後のサポートに後ろ向きな夫に腹が立ちました。「産後は1人で頑張るしかないってこと? そんなの無理!」。失望した私は「じゃあ、産むのやめる!」と泣きながら夫に宣言しました。

日ごろのコミュニケーション不足を反省

その日はもうそれ以上話し合いにならず、後日改めて話し合いました。夫も、上の子のときに産前産後の大変さを見て知っているはずです。自分の子どもなのに実家に丸投げしようとする夫に腹が立ったこと、私の親は持病があるのでコロナの脅威がある今は頼れないことなど、私の気持ちをすべて話しました。

夫は夫で、育児休暇が取れる確証はなく、育児休暇が取れない場合は1ヶ月無収入になってしまうこと、それを懸念してあんな言い方になったけれど、子どもたちの世話も赤ちゃんの世話も喜んでしたいと思っていることを話してくれました。

夫の真意がわかり、私の心はスッキリ。同時に、普段からお互いの思っていることを伝えてこなかったことを反省しました。

コロナ禍のなかでの妊娠で不安だったところに、夫の態度でとどめを刺された気持ちでした。一方で、夫は私が産むのをやめると言ったことがショックだったそうです。普段からもっと自分の気持ちを話していれば、傷つけ合わずに済みました。コロナ禍の今は、なおさら話すべきだったと反省しています。その後も何度か話し合いを重ね、里帰りしないことに夫も納得してくれました。今後は、夫婦の話し合いを大切にして出産・子育てを乗り切りたいです。

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[きつね*プロフィール] 
5歳と2歳を育てている、現在妊娠4ヶ月のママ。在宅でできる仕事を少しずつしていますが、再就職を考えて資格を取ろうかと検討中です。いくつになっても、子どもたちと一緒の目線で遊べるママになることを目指しています。

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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