【専門家監修】【動画】つら~いつわりがラクに「食べ方・飲み方」って?
妊娠初期、最大の試練のつわり。吐き気がしたり、食欲が落ちてしまったり、だるさや眠れなくなる、こともありますよね。
そんなつらいつわりを、「食べ方・飲み方」で少しでもラクにする方法をベテラン助産師さんに聞いてみました。
基本は「好きなもの」「食べられそうなもの」を選ぶ
つわりでつらいときは、「食べて吐く」ことを繰り返してもOKなので、好きなもの・食べられるものを選ぶことが基本です。
下記の3つのポイントをまずおさえて。
POINT1:頭に浮かんだ、食べられそうなものを食べてみる
POINT2:一度にたくさん食べず小分けにして食べてみる
POINT3:吐いしまっても気にしない
つわりをラクにする【食べ方】編
つわりは、ちょっとしたことでラクになる場合があります。
つわりをラクにする食べ方1・ごはんや汁物は冷たくする
温かい食べ物だと、においで気持ち悪くなる妊婦さんが多いもの。
いつもは温かくして食べるごはんやみそ汁などの汁物も、冷たくしておくと口にしやすいです。
つわりをラクにする食べ方2・水分が豊富な食材を選ぶ
トマト、すいか、いちごなどの野菜や果物に加え、アイスキャンデーなど水分を多くふくむ食品はすっきりして食べやすく、不足しがちな水分も補えます。
吐いても、後味が悪くないというメリットも。
つわりをラクにする食べ方3・酸味があるものが食べやすい場合も
酸味があるものにはクエン酸が含まれ、胃のムカつきを抑える作用が。
レモン、トマト、梅、酢などの酸味のあるものは、口あたりがさっぱりして食べやすいという妊婦さんも。
つわりをラクにする食べ方4・果物などを凍らせる
冷たくて、小さいものは、さっぱりとして口に入れやすく食べやすいのでおすすめ。
果物は、小さく切ってアイスキューブのようにして凍らせておくといいでしょう。
つわりをラクにする食べ方5・栄養のある、市販食品を試してみる
のどごしがよく、必要な栄養素や水分が補給できるゼリー飲料や、食べやすい一口サイズのゼリーを試してみても。
クッキーやクラッカー、グミなどでもOK。
携帯もしやすく、おすすめです。
飲めないときの【飲み方】編
水分はとても大切なもの。少しでもとれるコツをお伝えします。
飲めないときの飲み方1・氷を口に含んでみる
どうしても水分をとれない人は、氷を1つ口に含むのも手。
冷たくて、口の中がさっぱりするだけでなく、ゆっくり溶けていくので少しずつ水分補給できます。
飲めないときの飲み方2・炭酸水はいろいろ試すと◎
炭酸水が飲みやすく、好む妊婦さんが多いです。
炭酸が強すぎて胃が膨らみ気持ち悪くなることもあるので、何種類か試して、飲みやすく自分に合うものを選びましょう。
●監修
●参考/初めてのたまごクラブ 2020年夏号「つら~いつわりをラクにするコツ」
●イラスト/mollydomon
●文・動画制作/たまひよ編集部
初回公開日 2020/11/28