出産・分娩用語辞典
浣腸(かんちょう)
直腸に便がたまっていると、産道が便で押されて狭くなり、赤ちゃんの頭が下がりにくくなることがあります。また、ママがいきんだとき赤ちゃんと一緒に便が出てしまう心配があります。
排泄された便が赤ちゃんやママの外陰部(がいいんぶ)の小さな傷につくと、便の中の細菌が、赤ちゃんやママに感染する可能性も。そこで、妊娠中の便秘が解消されていないときは、浣腸を済ませておくと、お産の進行を助け、便が出るのを気にしないで、十分にいきむことができるのです。
ただし、最近では行わない産院も増えてきています。